彼女を好きになる12の方法 の商品レビュー

3.2

34件のお客様レビュー

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    4

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2013/07/22

好きになることに理由は必要なのか。理由を語れる事が全てではないのかもしれない。なんとなくの積み重ねの中で、自分でも知らない内に好きになっているのかもしれない。

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2013/07/07

根暗とリア充、どっちの語りにも共感(?)できた。 うまく言えないですけど、この入間さんの書く一人称小説がとても好きです。読んでいるとフフッとなる感じ。

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2013/04/21

文量多くないからすぐ読み終わった。うーん…なんというか、期待外れ?もう少しこの主人公の男のキャラをはっきりさせてれば面白かったんじゃないのかなぁと。

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2013/04/18

1人の女性を中心に、彼女と良く一緒に居る男と、彼女に一目惚れして以来彼女を慕い続けている男の二人が語り部で話しが進む。 良く一緒に居る男は、何故そんなにも彼女と一緒に居るのか考えた結果、自分が彼女に惚れれば合理的と考え、彼女を好きになろうとする。 一方の片思い男は、彼女との接...

1人の女性を中心に、彼女と良く一緒に居る男と、彼女に一目惚れして以来彼女を慕い続けている男の二人が語り部で話しが進む。 良く一緒に居る男は、何故そんなにも彼女と一緒に居るのか考えた結果、自分が彼女に惚れれば合理的と考え、彼女を好きになろうとする。 一方の片思い男は、彼女との接点を何とか作ろうとする。 ラブラブなカップルと残念な男の構図は、楽しくなさそうに思うのですが、カップルのテンポの良い会話は、なかなか楽しめます。 片思い男の方も楽しめるのですが、割と掘り下げて書かれているので、リアルすぎて辛い所もあります。 話の結末が、特に何も無く、何となく終わってしまったのでそこは不満です。

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2013/03/05

うん。 とりあえず言えるのは 入間一間作品の一冊目に読んではいけない作品であるとゆう事だけです。 出来れば3、4冊くらい読んだ後に読んでいただきたいなと。 うん。 ただそれだけ。

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2013/01/17

またこの作者のことだからどんな仕掛けがなされてるのかとドキドキしてたらなんもなかった だからと言ってつまらないというわけではない 報われない彼の気持ちは痛いほど分かる ただ、彼女はかわいい リアと非リアを選べない男、その判断は周りに女がいるかいないか、求めなくても自然と人と寄り...

またこの作者のことだからどんな仕掛けがなされてるのかとドキドキしてたらなんもなかった だからと言ってつまらないというわけではない 報われない彼の気持ちは痛いほど分かる ただ、彼女はかわいい リアと非リアを選べない男、その判断は周りに女がいるかいないか、求めなくても自然と人と寄り添えるか否か 彼女をストーカーであると書いている人がいるが、女はこれくらいやるべきなんだよ、男は何にもしないし、すればするほど失敗するんだから そう考えるとこれはむしろ彼氏がほしい女子大生向けの恋愛バイブルだとも言える

Posted byブクログ

2013/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

入間氏安定のバカップル感。 氏のバカップルは本当にいい。 幸せな気持ちになれる。 反面、ストーカー扱いの彼サイドで抉ってくる。 ところでこの靴屋って、あの靴屋かな。。? 他に靴屋が出てくる作品も無いので穿ってしまった。 こういうなんでもない作品こそメディアワークス文庫の真骨頂のような気がする。

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2013/01/13

カップル? とストーカーの話。 ストーカー視点が自業自得な所と残酷な現実しか描かれてないのでそういう皮肉と思えばいいかもしれないが正直カップルの視点だけでもよかったんじゃないかなぁ・・という感想。 これといって同じ著者の群像劇のように最終的につながるとかなく、最初から断絶してる...

カップル? とストーカーの話。 ストーカー視点が自業自得な所と残酷な現実しか描かれてないのでそういう皮肉と思えばいいかもしれないが正直カップルの視点だけでもよかったんじゃないかなぁ・・という感想。 これといって同じ著者の群像劇のように最終的につながるとかなく、最初から断絶してるので・・。

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2012/12/11

“かけ布団を巻きつけたまま飛び跳ねて、元の位置に戻ろうとする。それが彼女にとって相当おかしかったらしく、けたたましく笑ってくる。彼女を楽しませることができたようでなによりと満足しながら布団の上に戻り、さぁ寝ようとしたら「どーん」のしかかられた。腹のあたりに馬乗りになってくる。不意...

“かけ布団を巻きつけたまま飛び跳ねて、元の位置に戻ろうとする。それが彼女にとって相当おかしかったらしく、けたたましく笑ってくる。彼女を楽しませることができたようでなによりと満足しながら布団の上に戻り、さぁ寝ようとしたら「どーん」のしかかられた。腹のあたりに馬乗りになってくる。不意打ちに腰の骨が激しく鳴る。 そんなかのじょはとてもかるい。 「あははは、弟を起こすときにこんなことやったっけー」 「あのー……、いやなんでもないです」 彼女の方はなんにも意識してないのか無邪気に遊んでいるけど、こっちとしては薄っぺらい布団一枚を挟んで、腹の上で女の子が身体を揺すっている状況に「あははは」とか微笑ましく見ていられない。これ玄関あたりから見たら確実に誤解されるよ。 でも指摘したら飛び退いてしまいそうなので、ここは口を固く噤んだ。”[P.152] 一人の少女を巡る、青春の日向と日陰の一年間。 墓地側の大学とか、靴屋とか。 アパートの有名人とカマキリみたいな隣人とその中性的な彼女に合致する人物が思い当たらない。 “「……結局、僕は」 彼女を正面から見ることはできない。そういう巡り合わせ、運命なのだ。 僕はそれを受け入れようと思う。胸が突かれたように痛むが、呑みこもう。それさえ、喉が渇きすぎて血の味を迸らせながらも呑みこんでしまえば、気が触れるか、吹っ切れるかの二択になる。どっちにしたって、僕の心は晴れやかとなるのだ。 足が重い。全身が気怠い。だから少しでも軽くなろうと履いていた靴を遠くへ、思いっきり蹴り飛ばした。”[P.221]

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2012/11/01

ずっと気になってた入間さんの本を初めて読んだ。書き方好きだなぁ。ストーリーは割と自分に重なるところがあって読んでて何だか切なくなった。大学生らへんはみんな読めばうわぁってなるんじゃないかな。さらっと書いてるんだけど的を得過ぎてて削れる。

Posted byブクログ