土井英司の「超」ビジネス書講義 の商品レビュー
「ビジネスブックマラソン」の著者。 自由からの逃走、 私社長ではなくなりました、 2022これから10年活躍できる人の条件、 ノマドライフ 任天堂驚きを生む方程式 これからの日本では、観光=成熟社会が情報を売る商売、知識プロとして高度な専門性を売る=いつまでもげ根来でいること...
「ビジネスブックマラソン」の著者。 自由からの逃走、 私社長ではなくなりました、 2022これから10年活躍できる人の条件、 ノマドライフ 任天堂驚きを生む方程式 これからの日本では、観光=成熟社会が情報を売る商売、知識プロとして高度な専門性を売る=いつまでもげ根来でいること。 時代は振り子のように揺れ動く。個人主義から全体主義へ、豊かから清貧へ。 憂鬱でなければ仕事じゃない 渋谷ではたらく社長の告白 ザプロフィット 事業計画書の作り方 ビジネスモデルジェネレーション 格安航空会社の企業経営テクニック 世界史・上下(ウイリアムマクニール中公文庫) 銃・病原菌・鉄 超入門失敗の本質 それをお金で買いますか アイデアバイブル
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「ビジネス書は陳腐化する」ということは周知の事実だが、ここまではっきりと書かれているのを見たのは初めてかもしれない。逆に、陳腐化するからこそ、時代の流行が読めるというのは著者ならではの見方かなと思う。 本書はブックガイドとしても読むことができるし、氏の時代の読み方としても読むこ...
「ビジネス書は陳腐化する」ということは周知の事実だが、ここまではっきりと書かれているのを見たのは初めてかもしれない。逆に、陳腐化するからこそ、時代の流行が読めるというのは著者ならではの見方かなと思う。 本書はブックガイドとしても読むことができるし、氏の時代の読み方としても読むことができるが、読みたくなる本(特に古典的な本)が増えてしまうのも事実。困ったものだ。 [more] (目次) 第1章 「時代の振り子」はこうして揺れ動いてきた 基本原理は『自由からの逃走』にある バブルで動いた「ビジネス書の振り子」 21世紀、「拝金主義という海賊」が攻めてきた! リーマン・ショック前夜のキーワードは「ツール・スキル・時間」 ファンタジーとしてのビジネス書 第2章 ビジネス書のトレンドから「時代の潮目」を読む これからのトレンドの話をしよう 潮目の変化をわかりやすく知る方法 2010年代、時代の振り子はどう動くか 第3章 テーマ別トレンドと「今が旬」のオススメ本紹介 「ロールモデル不在時代」の働き方 キャリアプランに役立つ必読ビジネス書 鉄板と旬に注目! ビジネスモデルのつくり方 「思考力」こそ、これからのビジネスパーソンの武器 復習すべき「ビジネスパーソンの五教科」 それでも心配な人のおまけ――新しい観点の時間管理とモチベーション 第4章 コモディティから抜け出すためのビジネス書の選び方・読み方 書店に行こう! 差をつけるビジネス書の選び方 戦略的に読め! ビジネス書のニッチな読み方 付録 人生の定番本をつくろう――土井英司が「著者買い」する11人
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著者のことは「ベストセラーBOOK TV」を観て知って、「ビジネスブックマラソン」も読んでいるので読んだ本。著者の著作の中で1番読みたいテーマの本だったので読んだ本。著者の著作で初めて読んだ本。ビジネス書という切り口で見る世相の話や著者のオススメのビジネス書の話が面白かった。これからどういう本を読むか迷った時に読みたい本。この本を読んで著者がAmazonで働いていたということを初めて知った。この本を読んでいると本の中で紹介されていた本が読みたくなる。この本を読んで149ページの「ザ・プロフィット」と178ページの「適正在庫の考え方・求め方」が特に読みたくなった。著者の他の著作も読みたくなった。
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土井英司『土井英司の「超」ビジネス書講義』2012、ディスカヴァー)を読む。 アマゾンコムの元バイヤーにして書評界のαブロガーがビジネス書を、経営者を、歴史を、語る。 ビジネス書界隈の人はともかく、一般の人からは軽薄なハウツーものと思われがちなこの業界ですが、実は!著者も学生...
土井英司『土井英司の「超」ビジネス書講義』2012、ディスカヴァー)を読む。 アマゾンコムの元バイヤーにして書評界のαブロガーがビジネス書を、経営者を、歴史を、語る。 ビジネス書界隈の人はともかく、一般の人からは軽薄なハウツーものと思われがちなこの業界ですが、実は!著者も学生時代は教養主義に振れていたそうです。そしてWHYからHOWへ。具象から具体へ。知識人の卵がいかにしてビジネスマンになったか。(あるいは俗世への堕落、そして知識人の失敗と見ることもできます)。 引用も豊富で読書ガイドとしても。これで数ヶ月遊べます。 【本文より】 ◯人間、教養がつけばつくほど「WHY」を論じたがり、「WHAT」や「HOW」を疎かにするようになります。でも、実際の世の中を動かすのは、「WHAT」や「HOW」の力なのです。 ◯掘り出し物は、パラパラ読んで、使えるかどうかの判断を自分でするしかありません。たいていの掘り出し物はタイトルと装丁で外していますが、見た目が悪くても中身がいい本は必ずあります。人も本も、見た目だけで判断してはいけないということです。値段が高くてみんなが買わない本も、掘り出し物の可能性が高い。2,000円を超えると買う人は限られる、その時点でアドバンテージです。 ◯モチベーションアップであっても多少は理性的でありたい人は、『「器が小さい人」にならないための50の行動』で紹介されている「ワーキングメモリを管理する」というコンセプトを知るといいでしょう。前頭葉のところにあるワーキングメモリが低下すると、人はイライラしたり怒りっぽくなってしまう。これを知っているだけで、テンパるという事態を回避できます。
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読もう読もうと思って結局読んでいなかった本の洗い出しに役立った。内容説明が秀逸で、これまで興味がなかった本まで読みたくなってしまう。
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メルマガ、ビジネスブックマラソンを発行している土井さんの新刊(といっても、去年発刊ですが) 思えば、前書「20代で年収の9割決まる」を読んでから、ビジネス書の読み方が変わりました。 本作はビジネス書の歴史から、ビジネスの考え方の変遷を読み解くという著者にしか書けないのではないかと...
メルマガ、ビジネスブックマラソンを発行している土井さんの新刊(といっても、去年発刊ですが) 思えば、前書「20代で年収の9割決まる」を読んでから、ビジネス書の読み方が変わりました。 本作はビジネス書の歴史から、ビジネスの考え方の変遷を読み解くという著者にしか書けないのではないかと思わせる本でした。本屋でビジネス書のコーナーを見る楽しみが増えたような気がします。 さて、また、オススメの本をチェックしようかな。
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ビジネス書を通して、時代が描かれていた。何を学ぶかが大切で、読んだだけで終わっては意味がない。良書の中で引用されている本を更に読みつなげていくことの大切さも納得。
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読むべき本の紹介が、どっさり満載。さすが、年間1000冊を読破する著者だけあって、それぞれの本の特徴を的確に捉えており、既に読んだ本は、改めてその本の価値を、まだ読んでいない本は、自分にとってどれから読むべきかを指南してくれる本であった。新書なので、軽く読むつもりであったが、なか...
読むべき本の紹介が、どっさり満載。さすが、年間1000冊を読破する著者だけあって、それぞれの本の特徴を的確に捉えており、既に読んだ本は、改めてその本の価値を、まだ読んでいない本は、自分にとってどれから読むべきかを指南してくれる本であった。新書なので、軽く読むつもりであったが、なかなかの蘊蓄の詰まった内容に驚いた。はやりのビジネス書だけでなく、ロングセラーの名著についても記載があり、何を読むか迷ったら、この本で紹介された本の中から選んで行けば、絶対外れないと思えた。
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※このレビューにはネタバレを含みます
あのビジネスメルマガ「ビジネスブックマラソン」で有名な書評家が出したのが今回の本だ。この本は、2012年5月に出たものだが、いろいろな切り口でビジネス書を料理している。 著者曰く「ビジネス書は食品のようなもの」と述べている。時代のニーズにマッチしているかどうかがビジネス書としての重要な役割なのだからさもありなん。今回の本は4章からなる。 第1章 「時代の振り子」はこうして揺れ動いてきた 第2章 ビジネス書のトレンドから「時代の潮目」を読む 第3章 テーマ別トレンドと「今が旬」のお薦め本紹介 第4章 コモディティから抜け出すためのビジネス書の選び方・読み方 とはいっても、著者が書いているように、ビジネス書に限定せずに、歴史書、哲学書、サイエンス書についても取り上げているので幅の広さを感じさせる。 このほかにもビジネス書のニッチな読み方、著者が「著者買い」する11人が紹介されており、読み応えのある本となっている。
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