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ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる の商品レビュー

3.9

33件のお客様レビュー

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2024/08/30

(2013/2/21) カンブリア宮殿で話題になった未来工業創業者の経営の考え方を綴った本。 タイトルはなんだかエキセントリックだが、本質はこの未来工業の社是ともいえる、 「常に考える」 にある。 カンブリアで村上龍が命令形の「考えよ」でなく「考える」という現在形にしたことが...

(2013/2/21) カンブリア宮殿で話題になった未来工業創業者の経営の考え方を綴った本。 タイトルはなんだかエキセントリックだが、本質はこの未来工業の社是ともいえる、 「常に考える」 にある。 カンブリアで村上龍が命令形の「考えよ」でなく「考える」という現在形にしたことがすごい、とべた褒めした エピソードが載っているが、(実はたまたまらしいが)本当にそれは実感する。 管理職になったからとか、大会社だからとか、もともと自分にないものを前提に行動するから おかしな管理をしたり、エラそうな行動をしたりするわけで、 もともと自分に備わっている良心、理性でものを考えて行動すれば、 まともな方向に動くはず。 相談役はなにせ「人を喜ばせたい、驚かせたい」という気持ちで常に考えて仕事をして、 様々な施策を打って、得意先を、取引先を、はたまた従業員を驚かせ、喜ばせ、結果売上を上げ、利益を出し続けている。 人を喜ばせれば結局巡り巡って利益につながる。 一時的には人を騙してお金をかすめ取ることはできるだろうが、 最終的には多くの人を喜ばせた人が、その感謝の代償としてお金をいただくことができるのだ。 そう信じる。 だからサラリーマンではダメなのだ。何もしなくても給料が入る、給料をもらえる組織に入ることが目的となってしまって、 相手を喜ばせることを忘れてしまう。むしろ組織の力を自分の力と勘違いし、威張り散らす。 それで給料をもらってはいけない。それは公務員、官僚も同じこと。 自分の力で、アイデアで、技術で人に感謝されることをして、報酬を得たい。 ・・・なかなかわが身に帰るとそれが難しいんだけど。 まあしかし、宮仕えながらそのつもりで仕事に励んでいる。 経営者に、いや、すべてのビジネスパーソンにぜひ読んでほしい本! 第1章 限られた時間で最大の効果を上げるコツ 第2章  上司ががんばりすぎるから部下が育たない 第3章  お客さんを感動させられるから仕事は面白い 第4章  管理しないほうが人は働く     上司の仕事は、部下の不満をできるだけ消すこと 第5章  差別化は「人マネ+アルファ」で誰でもできる 第6章  管理するコストはバカにならない

Posted byブクログ

2024/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

p.118  しつこいようだが、社長や管理職は、その会社内でのただの職能であって、人間としての優劣でも価値でもない。

Posted byブクログ

2024/01/26

 非常に読みやすかったですね。かなり発想が飛んでいる部分もありますが、なかなかに真理もついていると思います。 自分の姿勢を省みる良い機会になりました。 

Posted byブクログ

2023/05/11

真似したいこといっぱいあった、営業術も。すべての見聞が役に立つ。頭を使えば得をするということをしみこませる。常に考える。 コピー機、電話、改善をつづければそれは失敗じゃない、元に戻せばいいだけ

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2021/12/16

模倣困難性が非常に高い。そんなこと言ってるからダメなんだと、山田相談役に叱られそうだが。 自主性のある組織だから、管理しないことが機能するのか? 管理しないからこそ、従業員の自主性が高まったのだろうが。うーむ。

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2020/11/16

オーディオブックにて視聴。 めちゃくちゃ性善説でやってうまくいっている例だとおもった。 ホウレンソウしないとか、人事部置かないとか、普通だと考えられないことを、やってうまくやっているのはすごい。 お客様にも社員にも感動を与えないと、という、のも良い。それが分かる人が社員なんだ...

オーディオブックにて視聴。 めちゃくちゃ性善説でやってうまくいっている例だとおもった。 ホウレンソウしないとか、人事部置かないとか、普通だと考えられないことを、やってうまくやっているのはすごい。 お客様にも社員にも感動を与えないと、という、のも良い。それが分かる人が社員なんだろうな

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2020/03/22

本書で紹介された施策は、すべて社員を信じてその自主性に任せきるからこそ発案、実践できるものだ。人に管理されることをいかに人は嫌うかは、管理される側を経験した人なら皆分かっているけど、そのルールというか在り方が当たり前でそれ以外の解があることを知らないからいざ自分が管理職になった時...

本書で紹介された施策は、すべて社員を信じてその自主性に任せきるからこそ発案、実践できるものだ。人に管理されることをいかに人は嫌うかは、管理される側を経験した人なら皆分かっているけど、そのルールというか在り方が当たり前でそれ以外の解があることを知らないからいざ自分が管理職になった時に同じことをしてしまう。未来工業のホウレンソウ禁止なんていうルールは、社員を完全に信用して任せないと普通の会社では絶対にできない芸当だ。同社はこのような世間から見れば突飛な会社方針で創業以来46年も黒字決算を続けているのだから、いかにすごいかがよくわかる。会社としてのルール整備以外にも、例えばとある電設部品で売れ筋商品の周辺のマイナー品で実用新案を先に大量に取ってから売れ筋商品の販売を始めるといった著者の事業戦略的な部分も垣間見えて参考になった。

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2018/07/16

未来イズムについて知りたくて読書。 現在の社長は著者の創業者の長男。それだけ見ると、典型的な一族経営の会社なんだと思いがちだけど、現社長は4代目。間に2人社長がいたことになる。 残念ながら著者は本書の2年後に亡くなっているが、文章からも著者の性格がにじみ出ていて面白い。自身を...

未来イズムについて知りたくて読書。 現在の社長は著者の創業者の長男。それだけ見ると、典型的な一族経営の会社なんだと思いがちだけど、現社長は4代目。間に2人社長がいたことになる。 残念ながら著者は本書の2年後に亡くなっているが、文章からも著者の性格がにじみ出ていて面白い。自身を愛くるしい顔、仏面など称していて笑わせてもらった。 本書を会社員など企業で働く立場で読むのか、経営者の立場として読むのかで感想や氣づきは違ってくると思う。 未来イズムの源は、「常に考える」。それから派生して節約倹約、朝令暮改大いに結構、改善の改善、試行錯誤を恐れないへとつながっていくのだろう。 同社は、ブラック企業の対義語のホワイト企業として注目されたが、元々ホワイト企業を目指していたわけではない。私企業として存続し、利益を上げ続けるためにはの試行錯誤の結果なんだという。 本書に随時登場する人間は感情で動く生き物。それがやる気やモチベーション、企業業績に反映する。著者は、顧客だけではなく、従業員のエモーションに注目し、常に考えてきたことが伺える。 こうしたほうが感動するだろう。喜ぶだろう。カッコいいだろうと。 価格競争に陥らない。固定概念を疑う。横並びしない。徹底した差別化。 誰も利用しなくても、育児休暇3年を変えるつもりがない。1年より3年のほうが、会社の度量が3倍は大きく見えて、カッコイイからだ。(p158) ここ大好き。 事業規模はまったく違うので非比較してはいけないが、先日読んだ渡邉美樹さんと比べると著者のほうが人間味と何とも言えない魅力を感じてしまう。 渡邉さんは自身の経歴や努力、結果、哲学と比較的自身の過去をスーパーマン的に表現することが多く、著者は自身の過去の話よりも今のことを面白おかしく、だが的確に表現している印象。 読書時間:約50分

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2017/11/10

・常に考える ・お客さんを感動させるにはまず社員から ・社員の不満をできるだけ減らすことが、経営者や上司が考えること ・人マネ+アルファで 差別化は容易にできる ・会社とほ、目には見えづらい、いろいろな感情を持った人間の集まり。働く人の幸福感や意欲が乏しければ、職場の士気や生産性...

・常に考える ・お客さんを感動させるにはまず社員から ・社員の不満をできるだけ減らすことが、経営者や上司が考えること ・人マネ+アルファで 差別化は容易にできる ・会社とほ、目には見えづらい、いろいろな感情を持った人間の集まり。働く人の幸福感や意欲が乏しければ、職場の士気や生産性が下がり、売上高も減っていく ・仕事ができる人とは、自分を常に元凶に保ち、部下をのびのび働かせられる人

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2014/10/26

なかなか面白い社長と会社運営 賛同できる部分と いやいやそれって間違ってない? って思える部分とがかなりあった。 ただ、明らかにこの人が得意としているのは 日本人の気質を良く理解していてこれをうまく利用している こういった考えでやればうまく行くだろうなと思える 勉強になる部分が...

なかなか面白い社長と会社運営 賛同できる部分と いやいやそれって間違ってない? って思える部分とがかなりあった。 ただ、明らかにこの人が得意としているのは 日本人の気質を良く理解していてこれをうまく利用している こういった考えでやればうまく行くだろうなと思える 勉強になる部分がかなりあった。 人って感情で動く部分って結構たくさんあるはずなので 参考にできる部分とできない部分をしっかりと棲み分けできれば、読む価値のある本だ。 だけど、なんの迷いもなく読む若手の人にはあまり読んで欲しくない。 この本に出てくる「常に考える」 これができない人は読んではダメだ

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