絶望ノート の商品レビュー
終盤に信じられない大どんでん返し なんて読むしかないでしょ!! となったけど なんとなくオチが先読みできてしまって残念 でも「これはいじめの物語だ」という簡単な話ではなく 本当にいろいろと絡まりあった大作でないかと思う あと登場人物全員がまったく好きになれない タイトル通り、...
終盤に信じられない大どんでん返し なんて読むしかないでしょ!! となったけど なんとなくオチが先読みできてしまって残念 でも「これはいじめの物語だ」という簡単な話ではなく 本当にいろいろと絡まりあった大作でないかと思う あと登場人物全員がまったく好きになれない タイトル通り、読み始めから読み終わりまで すべて「絶望」状態で楽しめました 桜葉…は何年か前に読んでたけどこれもすごく面白かったような、 でも私はこちらのほうが面白かった すごく分厚い本なのにあっという間だった ちなみに別にジョンレノンは好きではないので その知識があったらもっと楽しかったのかも 本当にイヤミスもイヤミス 誰も救われない希望がない話 でも大好き(笑)
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叙述トリックが駆使されたミステリ。この手の作品の恒として人は死にますが、事件に至る背景や心の動きは丁寧に書き込まれており納得できるものでした。主人公の手による日記『絶望ノート』の精緻ないじめ描写がつらいです。救われない結末は想像してましたがラスト数十ページでの展開に唖然としました...
叙述トリックが駆使されたミステリ。この手の作品の恒として人は死にますが、事件に至る背景や心の動きは丁寧に書き込まれており納得できるものでした。主人公の手による日記『絶望ノート』の精緻ないじめ描写がつらいです。救われない結末は想像してましたがラスト数十ページでの展開に唖然としました。
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これがどんでん返しか‥ 前半はもしこんな中学生が現代にいたらと絶望を覚えていたが、最後まで読むと全てが繋がって納得できてしまった。 モヤモヤは残るが、作品として結末が読めないハラハラした作品だった。 現実では神や親、友達を頼りすぎず自分で問題解決する力がないと、上手に生きてはいけない。
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話の展開はすごいけど 好きな人物が一人もいない。自己中で結局誰も救われなく希望もなく きれいな繊細な孤独でない。
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胸糞だったなぁ〜 絶望ノートって、読んでる読者も絶望させるのを狙ってなのかな? 読んでて気分悪いな〜とか思いつつも、しっかり読み終えてしまった あと、作品単体の感想じゃなくなるけど、これを読み終わって、嫌気持ちいい感じを蓄積させて、家族愛な作品を楽しんだら、マイナスからプ...
胸糞だったなぁ〜 絶望ノートって、読んでる読者も絶望させるのを狙ってなのかな? 読んでて気分悪いな〜とか思いつつも、しっかり読み終えてしまった あと、作品単体の感想じゃなくなるけど、これを読み終わって、嫌気持ちいい感じを蓄積させて、家族愛な作品を楽しんだら、マイナスからプラスへの振り幅が大きくてめちゃくちゃ爽快だった
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なかなか面白かった。 いじめを受けていることをノートに書き綴る主人公。両親はそれを盗み読み、親としてどうすればよいか、悩む。主人公の描写によると、父はジョン・レノンにかぶれていて、本当にダメな親。母親が働いて家計を支えている。そのおかげで自分の家は貧乏で、父親のことでからかわれ、いじめられ、みじめだ。 どんな風にいじめられているか鮮明にノートに書き綴り、自分で作った「神」に、いじめの加害者を殺してくれと頼む。そうすると、本当にそいつが死んだ。 読者は、ノートを読んだ父か母が手を下したのだろうな、と想像しながら読み進めることになる。でもそれだけでは説明がつかないこともちょこちょこ出てくる。 最終的には「ペンの力ってすごい」という一言に尽きてしまう結末に。 小説家は皆、「ペンの力」を知っているからこそ小説を書いているのだとは思うけど、「ペンの力はすごい、恐ろしい、一歩間違うと命さえ奪うことができる」と実感させられる小説だった。
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題名だけみて買った一冊。 だまされたの一言がでる話だった。 あとラストがモヤモヤというか中途半端 主人公が書いた日記のせいでいろんな人が振りまわされている。 主人公より振りまわされている人達のほうがかわいそうに感じる。 主人公は事の真相を知ったらどう思うのか? ラストにそ...
題名だけみて買った一冊。 だまされたの一言がでる話だった。 あとラストがモヤモヤというか中途半端 主人公が書いた日記のせいでいろんな人が振りまわされている。 主人公より振りまわされている人達のほうがかわいそうに感じる。 主人公は事の真相を知ったらどう思うのか? ラストにその辺を書いて欲しかった。 話の構成はどんでん返しがいくつもあったみたいで面白かった。 しかし主人公に全く共感できない小説でした。
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最後にどんでん返しってことは、主人公はイジメられてない架空の話ってことなんだろうなと最初に考えた。 なぁんか腑に落ちない。 モヤモヤ気持ち悪い読後感。 モヤモヤ① いじめを受けてた大迫という女の子と、国府田という女の子が2人とも「片目をギュッとつぶった」みたいな描写があったこと。 何かのヒントかと思ったら何でもなかった。笑 考えすぎか。 モヤモヤ② 妹尾先輩がことごとく来宮先生と主人公のやり取りを知ってたけど、それに関して説明がなかった。 最後に殺そうとしてた諸井がスパイだったの? モヤモヤ③ 是永がやったこと(イラストを掲示板に貼る、動画を流す)て普通にイジメじゃない? 見下されてたとか書いてあったけど、本当にただイジメられていたような気がする。 最後は因果応報というか、結局自分に返ってきちゃったなぁという感じ。 そもそもそんな運良く母親に日記見られるなんてあるかな。 お互いがちゃんと話し合えば、こういう結果にはならなかったのかもね。
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文庫本の帯に『あなたはこのラストに耐えられますか』とあったけど、耐えられませんでした。。 殆どの登場人物の気持ちが共感出来ず苛々してしまいました。。 それぞれの登場人物が自分に都合の良い言い分をしていて、読むのがしんどかったです。。
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面白かったが登場人物の誰一人として好きになれる人がいなかった。 パッとしないと言うか。 そこも作者の狙いだろうか。 ペンは剣よりも強し!
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