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絶望ノート の商品レビュー

3.7

136件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

    59

  3. 3つ

    34

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

    1

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2021/04/23

約600頁ある小説を一気に読んだのは久々でした。最近すぐ眠くなるので…。ほとんどが登場人物の語りで構成されているので読みやすかったです。誰も救われない物語りですが、先が気になる面白さでした。

Posted byブクログ

2021/04/19
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※このレビューにはネタバレを含みます

 幸四郎さん、警察が前科者に会ったとき何か聞いた名前だなと思ってたら興信所の人じゃん!!!ジョンレノンにあこがれてて奥さんヨーコで子供がショーン…。父親も日記読んで久能に「淫行ばらされたくなかったら是永を殺せ」って手紙送ってそれで死んだ??? 国府田も殺させて、父親が久能先生殺した。それで子供が願ったから父親も自殺した。来宮先生まさかのショーンのお兄ちゃん!? まって絶望ノート(ショーンの日記?かな?)は親を試すための試験問題?フィクション?いじめの物語が家族の物語になっちゃったあ。最後ここまでは人がやってくれたけど今はだれも何もしてくれんでどうする?みたいな終わり方だった。ほんとはいじめられてなくってって何これほんとに??どんでん返しやけど大した驚きでもなかった。

Posted byブクログ

2021/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いじめを受けていた少年がノートに恨みを持つ人間の名前を書くことでその人物が死んでいくというミステリー。読む前は何かしらの超常現象的な形で物語が進むと思わせて、まさかそのノートを読んでいた人間達が殺人を犯していたというものが驚いた。そして、最後のシーンは読者に結末をお任せする形で物語が終了するところが想像力をかき立てられるというところも面白かった。もう一度読み返したい。

Posted byブクログ

2020/10/01

うん、歌野晶午って感じ。終始暗いけど、主人公の他力本願に終始ムカムカしたけど一気読みしたから、面白かったと言えると思う。実際はこんなに都合よくいかない!って内容や状況、人間の行動が歌野晶午の本には散見される。そこがハマれない。でも、一気読みしたしなぁ…笑

Posted byブクログ

2020/09/22

主人公の照音が国府田さんに詰め寄られて 言い訳を言ってる姿を想像してたら 三四郎の小宮君の言い回しに聞こえてきた。 小心者の知能犯って感じ。そっくり。 想像して読んで欲しい!

Posted byブクログ

2020/08/16

長いな。中学生の書いた日記のため、表現の稚拙さなどを含め再現しているが冗長。 しかしラストで一気にひっくり返る。 またやられた。

Posted byブクログ

2020/08/13

いじめられっ子の日記を通して物語が進む構成は単純に面白かった。 いじめられている子、その父、母、学校の担任、助けようとする教師、いじめている子、その取り巻き、傍観している子等々様々な人が絡み合って事件が起きていく様は圧巻であった。衝撃の事実とともに伏線が回収されていく後半の100...

いじめられっ子の日記を通して物語が進む構成は単純に面白かった。 いじめられている子、その父、母、学校の担任、助けようとする教師、いじめている子、その取り巻き、傍観している子等々様々な人が絡み合って事件が起きていく様は圧巻であった。衝撃の事実とともに伏線が回収されていく後半の100ページは読む手が止まらなかった。 いじめられっ子の運命は絶望か希望か。

Posted byブクログ

2019/12/17

中学生の主人公は学校でいじめられている様子を絶望ノートと名付けた日記に綴っていく。加害者たちの実名を出し、いじめの詳細も克明に記し彼らの死を願ったところ、いじめグループのひとりひとりが怪我をしたり事故死したり殺されたりする。ノートに書けば願いが叶ってしまう、これはどういうことなの...

中学生の主人公は学校でいじめられている様子を絶望ノートと名付けた日記に綴っていく。加害者たちの実名を出し、いじめの詳細も克明に記し彼らの死を願ったところ、いじめグループのひとりひとりが怪我をしたり事故死したり殺されたりする。ノートに書けば願いが叶ってしまう、これはどういうことなのか。 この作家さんは最後のどんでん返しで知られているが、やはりどんでん返しがあった。しかし、夢オチみたいに理不尽な感じではなく、そういうわけだったのかと納得感のあるどんでん返し。 個性的すぎて働かない父親と一家を支えるために働くことを優先する母親に不満を抱え、友達に対しても屈折した利己的な感情を抱くことは理解できなくはない。が、ここまでやるのかという感じ。やはり読後感は爽やかは微妙。

Posted byブクログ

2019/11/28

後半ページをめくった瞬間、思わず「嘘だぁ?!」って声を挙げたほど。 こんなどんでん返しがあるとは。 かなりの長編だなと思っていたが、あっという間に読破した。 凄いな~。大好きな1冊。

Posted byブクログ

2019/11/13

これは驚いた。 社会問題ともなっている「いじめ」を、さまざまな目線から描いた問題提起型の小説かと思ったら、最後120ページでガラリと物語が変わってゆく。 読み返しも必要かもしれない。

Posted byブクログ