晴れときどき涙雨 の商品レビュー
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「みをつくし料理帖シリーズ」にはまって、著者の人柄に興味がわいたのでエッセイを手に取りました。 震災や事故、病気などいろいろな不幸にあいながらも強く前向きに生きている著者の姿がどこか、小説のヒロイン澪に重なるものがありました。 文章を読みながら何度もほろりとしてしまいました。 ただ、ちょっと気になったのが前向きで強すぎて、あまり人に頼ったり、弱音を吐いたりする方ではないのかなぁと……。 たまには自分を甘やかしながら、お体に気をつけて執筆を続けて欲しいなぁと思います。 みをつくし料理帖楽しみにしてます。願わくはハッピーエンドで(笑)
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みをつくし料理帖の作者、髙田郁さんのエッセイ集。 作品にいつもほろりとさせられるのは、この作者さんだからこそなんだと改めて納得しました。 ご自身について書かれた文章を読み、これまでにずいぶんと辛い思いをされてきたことを知りました。 挫折や震災、家族の不幸、交通事故、いじめ…。 ...
みをつくし料理帖の作者、髙田郁さんのエッセイ集。 作品にいつもほろりとさせられるのは、この作者さんだからこそなんだと改めて納得しました。 ご自身について書かれた文章を読み、これまでにずいぶんと辛い思いをされてきたことを知りました。 挫折や震災、家族の不幸、交通事故、いじめ…。 過ぎたこととしてさらりと書かれていますが、かなりの試練です。 それでも前向きに精進し、感謝の心を忘れない髙田郁さん。 届けてくださる作品は、その優しい人柄のようにそっと寄り添ってくれる。 これからもその作品を読者として受け取っていこうと思います。
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いかんいかん、お留守になっていた。 「みをつくし料理帖」の著者のエッセイ。 阪神淡路大震災を取材したNHK制作者、その制作者が聞いた被災者の言葉「時が解決してくれる、というのは嘘です。」、父上の晩年の話、阪神淡路大震災に遭ったときの作者の友人の話、作者の父上が上京されたときの浅草...
いかんいかん、お留守になっていた。 「みをつくし料理帖」の著者のエッセイ。 阪神淡路大震災を取材したNHK制作者、その制作者が聞いた被災者の言葉「時が解決してくれる、というのは嘘です。」、父上の晩年の話、阪神淡路大震災に遭ったときの作者の友人の話、作者の父上が上京されたときの浅草の駐在所員との交流。 本編(「みをつくし料理帖」)から受ける著者の人柄が感じられるエッセイ集でした。
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心温まる良いエッセイです。高田さんがあの素晴らしい小説たちを描くようになるまでの背景がよくわかります。取り上げられるエピソードにも、とても感動的なものが多く、また、それを紡ぐ言葉からも優しさが伝わってきます。 ただ。ただ、あくまでもこれは過去のエッセイ。 僕が待ちわびるのは、高...
心温まる良いエッセイです。高田さんがあの素晴らしい小説たちを描くようになるまでの背景がよくわかります。取り上げられるエピソードにも、とても感動的なものが多く、また、それを紡ぐ言葉からも優しさが伝わってきます。 ただ。ただ、あくまでもこれは過去のエッセイ。 僕が待ちわびるのは、高田さんの、あくまでも小説としての作品です。 「みをつくし料理帖」の新作も待ち遠しいですが、陸別町のお話も早く読みたいな、と強く思いました。期待しています。
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みおつくしの作者さんのエッセイ。 ひとつひとつのエッセイにほんわかしたり涙ぐんだり。オフィスユーという女性漫画雑誌にエッセイとして掲載されたものを一冊にまとめたそうです。 漫画の原作者として取材した経験や対応。などもあり、なかなか楽しませてくれる、一冊でした
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高田さんの人情味あふれるあたたかい小説の裏には 作者のいろんな辛い体験や感謝の気持ちがあらわれているんだと納得しました。このエッセイをふまえて 澪つくしシリーズを読むとより感動できると思います。
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髙田郁センセの、漫画原作者時代~時代小説家デビューの時期をつづったエッセイ。 面白い、というか、すご~く心に染みる内容であります。 このように高い志を持ち、誠心誠意作品作りに打ち込んでおられる作家さんは、ほんと素晴らしい。 で、それを多くの読者のハシクレとして読むことができる...
髙田郁センセの、漫画原作者時代~時代小説家デビューの時期をつづったエッセイ。 面白い、というか、すご~く心に染みる内容であります。 このように高い志を持ち、誠心誠意作品作りに打ち込んでおられる作家さんは、ほんと素晴らしい。 で、それを多くの読者のハシクレとして読むことができるのは、ほんと幸せなことなのだなぁ。
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とても誠実な印象で、「ああ、『みをつくし料理帖』の作者さん!」と納得できてしまう、やわらかな言葉づかいが魅力的。 同じ女性として見習いたい姿勢を、垣間見れたような気がする。 早く読みたい! (創美社のサイトでためし読みができるので、思わず読んじゃった。)
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