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走る哲学 の商品レビュー

4.1

65件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2012/11/25

400mハードルの為末大選手のTwitterをまとめた本。為末選手がTwitterで語る哲学が好きなので購入。 やっぱりWebで公開されるものは、その媒体でリアルタイムに読むからいいと改めて思った。電車男もケータイ小説も本になるとなんか違うっていう感覚と同じ。 Twitter...

400mハードルの為末大選手のTwitterをまとめた本。為末選手がTwitterで語る哲学が好きなので購入。 やっぱりWebで公開されるものは、その媒体でリアルタイムに読むからいいと改めて思った。電車男もケータイ小説も本になるとなんか違うっていう感覚と同じ。 Twitterならある程度長くても読めるし、前に同じような話があろうが違った気持ちで読めるけど、本にしてしまうと話は違う。Twitterだからこそ、リアルタイムに生の声を感じたし、心に響くのだと思う。 Twitterをまとめたことで、色々なことが書かれすぎていて、何が書かれていたのか焦点が定まらない。読むのに時間がかかってしまった。 Twitter上で毎日少しずつさらっと読んで楽しむのが一番だと思う。

Posted byブクログ

2012/11/19

為末大。400mハードル・銅メダリスト。 私も陸上競技の大会で400m走のレースに出ていたものだから、 私が中学・高校生のとき、特に為末選手はあこがれの選手でした。 人からどのように見られているのか、 人からの評価を気にしすぎて、 動きがあまりに固くなってしまって、 い...

為末大。400mハードル・銅メダリスト。 私も陸上競技の大会で400m走のレースに出ていたものだから、 私が中学・高校生のとき、特に為末選手はあこがれの選手でした。 人からどのように見られているのか、 人からの評価を気にしすぎて、 動きがあまりに固くなってしまって、 いつも無難で、優等生的な選択ばかりをしてしまう。 たとえ人から嫌われたって別に構うものか。殻を破ることの大切さ。 そういう悩みって、 私たち一般の人だけでなく、 アスリートや、プロと呼ばれる人にとっても、 心の奥底にあり続けていることを知り、共感を覚えるところがあります。

Posted byブクログ

2013/03/19

為末大氏には走るサムライという言葉がぴったりだと感じました。為末氏の内心の吐露ですが,繰り返し繰り返し考え咀嚼しつくされた言葉が詰まっているという印象です。 プロのアスリートの存在意義は,スポーツを通してのスポンサー広告以外に,人々を勇気づけたり,夢や感動を与えるものだと思いま...

為末大氏には走るサムライという言葉がぴったりだと感じました。為末氏の内心の吐露ですが,繰り返し繰り返し考え咀嚼しつくされた言葉が詰まっているという印象です。 プロのアスリートの存在意義は,スポーツを通してのスポンサー広告以外に,人々を勇気づけたり,夢や感動を与えるものだと思います。しかし,ただスポーツをするだけでなく,自らが取り組む意義やモチベーションの維持など,常に自分自身に問いかけ,そしてその答えを探していくという心の修行もトップアスリートには必要なのだと改めて感じ,またその心の模索はアスリートではない僕の心にも響くものだと思いました。 アスリートには,必ず撤退があり滅びがありますが,そこに戦略や美学をもって取り組もうとするところに為末氏のサムライの心を感じました。

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2012/11/05

「どんな世界にしたいか、どんな人生を生きたいか。仕事を考えるのではなく世界観を考える」 これ、まさにわたしの人生観。 がっちり握手! 真剣に悩んでる生徒ちゃんたちに、是非読んで欲しい言葉の数々。 Twitterで読むのとはまた違う趣があって、新鮮だった。 ここまでの境地に...

「どんな世界にしたいか、どんな人生を生きたいか。仕事を考えるのではなく世界観を考える」 これ、まさにわたしの人生観。 がっちり握手! 真剣に悩んでる生徒ちゃんたちに、是非読んで欲しい言葉の数々。 Twitterで読むのとはまた違う趣があって、新鮮だった。 ここまでの境地にはなかなか達せないにしても、こういった思想に触れることができるだけで、随分変わるだろうな。 「この本が、少しでも社会の中にある孤独を和らげる役割をしてくれたらすごくうれしい」 紡がれた言葉が、心に沁みます。

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2012/11/04

Twitterという(一応)文字数が限られているものをまとめたからか、一つのテーマを語る時に、槍で一突きされているような、ピンポイントで的確に本質をついてくるかんじ。潔くて無駄のない、飾り気がなくて純な感じ。 私は好き。

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2012/10/29

Twitterの文章はそれ自身のものであって、本というデバイスにするのなら、それに見あった形式をとるべきでは? と思います

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2012/10/24

最近は、スポーツ選手の著書をよく見かけます。 陸上の為末選手が出版したということを雑誌で知り、興味を持ったことが始まりです。タイトルを見て、走るための心構えなどを記したもの、例えば長谷部選手の「心を整える。」のようなものだと勝手に想像していましたが、いい意味で裏切られました。 ...

最近は、スポーツ選手の著書をよく見かけます。 陸上の為末選手が出版したということを雑誌で知り、興味を持ったことが始まりです。タイトルを見て、走るための心構えなどを記したもの、例えば長谷部選手の「心を整える。」のようなものだと勝手に想像していましたが、いい意味で裏切られました。 読んでみた率直な感想としては、走るための哲学ではなく、哲学者が走っている、みたいな。 やはり、ある世界の第一人者として、その道を極めたかたの考えというものは、どこか洗練されています。こんな深いことを考えながら競技をしていたんだと改めて感心します。 心に残った言葉は、引用としてメモしました。 さて、この本の特徴としては、ツイッターでの為末選手のつぶやきを元に構成されており、珍しさがあります。こういう本は初めてです。 面白い試みなのかもしれませんが、本としては読みにくく、難しい面をありました。 ツイッターだからこその楽しさがあると思います。 <目次> 第1章 自分を軸に 対談 ルールに適応する事 第2章 社会を軸に 対談 ツイッターと日本文化 第3章 コミュニケーション 対談 スポーツが社会にできる事 第4章 スポーツ 対談 撤退の戦略、滅びの美学 第5章 ふたたび、自分を軸に

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2012/10/20

走り出してから、走っている間は孤独で、無心にもなれるし、色々考えることもできることに気付いた。私より遥かに走っている著者は私より遥かに深いことを考えていて、それを言葉にできることがすごいと思いました。共感できることも多く、救われる言葉も多くあったことは、本を買った時には予測できま...

走り出してから、走っている間は孤独で、無心にもなれるし、色々考えることもできることに気付いた。私より遥かに走っている著者は私より遥かに深いことを考えていて、それを言葉にできることがすごいと思いました。共感できることも多く、救われる言葉も多くあったことは、本を買った時には予測できませんでした。

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2012/10/17

ツイッター本にしたような短い言葉が並んでいる。 人の本質をついた考え方で納得できるところも多い。 ただ、文が細切れ過ぎて、 もっと考えたい、もっと知りたいと思うところで、 次に話題に移ってしまうのが、不完全燃焼となってしまう。 もっとテーマを絞った本を期待したい。

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2012/10/07

400mハードルの為末大がツイッターで呟いた、日々の「思い、感じ、考える」ことをまとめ直した本。 チームプレイではなく、陸上という個人競技だからだろうか。自分と真摯に向き合う姿や、頂点を極めようとする過程の中でぶつかってきた様々な課題を通して考えてきたことは、スポーツに限らず「&...

400mハードルの為末大がツイッターで呟いた、日々の「思い、感じ、考える」ことをまとめ直した本。 チームプレイではなく、陸上という個人競技だからだろうか。自分と真摯に向き合う姿や、頂点を極めようとする過程の中でぶつかってきた様々な課題を通して考えてきたことは、スポーツに限らず「"ホンモノ"を追い求める」ことに通じることだ。 また、身体の限界を感じつつもチャレンジしていた時期にツイートしていたものでもある。身体として耐えられる練習量が減り、どうやって練習したら良いかといったことや身体のケアについて考える割合が必然的に増えてしまう。自分も限界を感じつつもスポーツを続けているから、そのことが良く分かるし、だからこそ現役の時よりも「好き」と言えて取り組めているというのもあって。そのような自分の状況もあり見事なまでに刺さった一冊。 "ホンモノ"を追い求める為末大の頭と身体の感覚から出てきた言葉達。その言葉を発する為末大は陸上のアスリートというより、人生のアスリートといった方が適切だろう。身体を揺さぶられる言葉達がたくさんいて、マーカーばかりになった本でした。

Posted byブクログ