ソードアート・オンライン(010) の商品レビュー
病院にはこばれたあと、すがたを消してしまったキリトのゆくえを追うアスナは、茅場晶彦の恋人であり研究協力者であった神代凛子(かみしろ・りんこ)の協力を得て、菊岡誠二郎(きくおか・せいじろう)が推し進める「プロジェクト・アリシゼーション」の存在を知ることになります。 一方、仮想世界...
病院にはこばれたあと、すがたを消してしまったキリトのゆくえを追うアスナは、茅場晶彦の恋人であり研究協力者であった神代凛子(かみしろ・りんこ)の協力を得て、菊岡誠二郎(きくおか・せいじろう)が推し進める「プロジェクト・アリシゼーション」の存在を知ることになります。 一方、仮想世界である「アンダーワールド」に入り込んだキリトは、ユージオとともにルーリッドの村を旅立ち、北セントリア帝立修剣学院で剣士としての修行を積んでいきます。 著者自身も「あとがき」で述べているように、この巻の前半をまるまる費やして、現実世界における状況説明がおこなわれています。もうすこし小出しに世界設定が明らかにされていくのかと思っていたのですが、最初にストーリーの大枠が示されたことで、戸惑うことなくキリトの活躍をたのしめるのはメリットなのかもしれません。
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アニメを凌駕する面白さが、この著者の作品には確実にある。むしろアニメのほうが、(とくに初期の作品は)冗長な感じがして面白さが半減してた。 本当に一度小説の世界に入り込むと、ページをめくる手が止まらない。アニメより数段上のクオリティに脱帽です。 いやあ、一気に読んでしまった。
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ソードアートオンライン、略してSAOも10巻目。アニメから入っているので読んでいると映像が浮かびながら毎回読んでます。が、今回は始めの章でかなり難しい解説から入るので少しだけ重たく感じます。出だしをクリアーすれば割とスラスラと読めます。続きが楽しみです。
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SAOは読み始めるとやっぱりおもしろい。AIの最先端技術とそれの抱える問題がどうなっていくのか面白くなってきたし、キリトくんの入り込んだ仮想世界にも愛着が湧いてきたし、この先の展開が気になります。
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アリシゼーション2作目。前作が全然おもしろくなかったのでどうなることかと危惧していたが、全然杞憂だった。著者があとがきで言い訳していた前半の説明(明日奈の目線で語られる)も全然退屈しなかったし、後半のアンダーワールドでのキリトたちの活躍も楽しかった。アニメが10月から始まるので、...
アリシゼーション2作目。前作が全然おもしろくなかったのでどうなることかと危惧していたが、全然杞憂だった。著者があとがきで言い訳していた前半の説明(明日奈の目線で語られる)も全然退屈しなかったし、後半のアンダーワールドでのキリトたちの活躍も楽しかった。アニメが10月から始まるので、できればそれまでに完読したい。
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※このレビューにはネタバレを含みます
遂に語られる「プロジェクト・アリシゼーション」。フラクトライトは無理だろうが、現実にも各国で取り組まれているようなAIの軍事利用。そこまでやるなら戦争もVR空間でやって欲しいと思ってしまう。 なぜ無垢なフラクトライトが必要なのかは納得できる理由。もしかすると人間も前世とかの記憶を持たずに生まれるのは同じような理由なのかもしれないなぁと思ってしまいました。 さて本巻、謎が散りばめられています。 ・アンダーワールドは≪ザ・シード≫から作られているはずなのに、ソードスキルが使えるのはオリジナルのカーディナル・システムが使われているのか?(どこから入手?) ・「ダークテリトリー」とモンスター達を作ったのは誰で、何故?(禁忌目録があるので、実際に存在しなくても問題ないはず) ・「マスター」「かの者」とは誰? 「マスター」は明らかにシステム管理者権限を持っていそう。 ・下位規則に縛られない「貴族」の存在、設定したのはプロジェクトの一環? ・戦闘も戦争もないのに、剣技がこんな発展しているのはどうしてなのか? ・イメージすることが力になるのは、当初からののシステム機能、それとも別の誰かの介入?(「シンイ」はやはり「心意」なのか?) 「アクセル・ワールド」のシステムは確実にアリシゼーションの先にあると確信させてくれます。茅場晶彦氏がまだ何かしていそうな感じもするし、続きを早く読みたくなります。
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前半でアスナ活躍があってホッとする。 SAOだったよ。 後半からはまたキリトの無茶っぷりが楽しく読める。 けど、どうも一筋縄ではいかなそうな予感がする。
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アリシゼーション編第2章。 知性あるロボットの登場する作品にて数多描かれてきたのは、人造知性に人格と人間的な近代的諸権利とを承認するか?という問題。 また、その軍事利用の是非と限界である(もっとも、戦争を人造知性に委ねるとしても、サイバー上のシステム破壊による交戦能力の剥奪限定=想定不可でもない限り、本書に挙げる対人攻撃がなくなる事態は考えにくいが) そういう意味で、本作は、設定と世界観以外、割と古典的ドラマツルギーだなぁと思いつつ読了。 ただし、人格の統合・維持形成が、唯一独自性という主観的認知に依拠という視座と、その描写にはホホゥと…。 もちろん、軍産あるいは防衛の方向性、そしてVRの未来像につき、ここで描かれるような現実は御免被るが(ただしフィクションと笑い飛ばせないのも確かだが…)、エンタメとしては充分楽しめる。 なお、アリシゼーション住民?の在り様が、現代日本の在り方とも、日本人の生活実感とも解釈できそうだが、その殻を打ち破るのが、キリトのような異邦人(=外国人)という意も包含していそうな感じ。
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現実世界では明日菜が素晴らしい行動力を発揮して,忽然と消えてしまったキリトにたどりつく。 アンダーワールドのキリトは,相棒のユージオと共にザッカリアの衛兵隊となり,その後推薦状を受けて首都にある北セントリア修剣学院の初等錬士として,上級修剣士ソルティリーナ・セルルト=リーナ先輩の《傍付き》をしている。園芸という新たな趣味を始めたキリトが育てているのは,ノーランガルズ北帝国では育たないとされている,《不朽の壁》の向こうウェスダラス西帝国の固有種ゼフィリア。ソードアートを展開するキリトは今更当然すぎるが,こういう方法でアンダーワールドに迫っていくやり方は興味深かった。 リーナ先輩がとても魅力的だった。この先彼女の登場がなくなるのだったら残念だ。
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9巻に続きアンダーワールド2作目。 ネットゲームとはAIとは何なのか、という真髄には迫ってる気がするが、アインクラッド編やガンゲイルオンライン編とは違って、あまりにもゲーム=現実の期間が長すぎてちょっと疲れてきた。進展ないし。 いつもいる女の子キャラがいない。と言うか多分SAO...
9巻に続きアンダーワールド2作目。 ネットゲームとはAIとは何なのか、という真髄には迫ってる気がするが、アインクラッド編やガンゲイルオンライン編とは違って、あまりにもゲーム=現実の期間が長すぎてちょっと疲れてきた。進展ないし。 いつもいる女の子キャラがいない。と言うか多分SAOのアスナ、GGOのシノンにあたるのがアリスなんだろうが、肝心のアリスが出てこない。 しいて進展があると言うならば、現実世界の和人の行方か。STLの本当の目的も明らかになり、これからアスナの出番とか無くなりそう。もう一層のことアンダーワールドにアスナの幻影でも出してほしい。 面白いけど女の子が少ない、脅威となる敵がいない、と進展がないので★4つ。
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