マグダラで眠れ(Ⅰ) の商品レビュー
「狼と香辛料」の作者、支倉凍砂の新シリーズ。錬金術師を主人公に中世を舞台にしたファンタジー。 今後イリーネさんはどうなっていくのかが、一番気になってたりする
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相変わらずの中世ライクな雰囲気がよい感じです。 固有名詞をいまいちちゃんと覚えないので前作と繋がりがあるのかは分からないけど。 うん、一言で言うと「またかよ!」って感じ。面白かった。
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前作と比べると全体的に淡々としている感じがして読み進めるか少し迷ってしまったけれども、最後数十ページを読んで、あぁやっぱり同じ人が書いてるんだなぁという面白さは感じた。というかこの作者は解決編を最後にまとめて詰め込む人なんだろうかと毎度…… とりあえずまだ1冊目ということでメイン...
前作と比べると全体的に淡々としている感じがして読み進めるか少し迷ってしまったけれども、最後数十ページを読んで、あぁやっぱり同じ人が書いてるんだなぁという面白さは感じた。というかこの作者は解決編を最後にまとめて詰め込む人なんだろうかと毎度…… とりあえずまだ1冊目ということでメイン2人の心の交流にまだまだ物足りない感はあるが、今後が楽しみでもあるところ。
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前作は好きな作品だったけど、買ってから、読もうと思うまでに 敷居が高いところがあった。昨今のありがちなラノベに比べて 少しだけ、読むのに労力がいるタイプだったからだと思う。 今作もそんな感じ。 前作と比較すると… ほんわか度:Down 世知辛さ:Up 獣属性:Down(Zeroになったわけではないw) ちょいワル度:Up 旅度:Down 前作は商売上のちょっとした成功が カタルシスにつながったりもしたものだが 今作はそれもない。(亜鉛の精錬に成功してもねえ…) 一冊一冊のクライマックスをどう仕立てるかで シリーズが成功するか、決まるのではないか? というかヒロインが前作を超えれば、 ストーリーはどうでもいいのかもしれないがw (今のところ賢狼を超えているとは言いがたく…)
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支倉凍砂の狼と香辛料に続く、2作品目。 中世ヨーロッパ、錬金術師の話。 狼と香辛料が経済ネタ中心だったのに対し、冶金と口八丁が中心。 ちょっと物足りない。 物語は面白いけれど、ちょっと物足りない。 次の巻が出るようなので、期待。 でも、これはこれで終わらせてしまったほうが良かったような気もする。 クースラ(利子)はたぶん適当。翻訳できなかった。 アルキメデスがあれなので、そういうものとして書いたのかな。
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『狼と香辛料』の著者・支倉凍砂が手掛ける新シリーズである。 前作では行商人ロレンスと賢狼ホロのコンビで、ホロの故郷である北の異教の地を目指すものであった。 ホロの本来の姿は巨大な狼であり、いざというときにはその姿を以って危機を乗り越えたこともあった。 今回の主人公は錬金術師で...
『狼と香辛料』の著者・支倉凍砂が手掛ける新シリーズである。 前作では行商人ロレンスと賢狼ホロのコンビで、ホロの故郷である北の異教の地を目指すものであった。 ホロの本来の姿は巨大な狼であり、いざというときにはその姿を以って危機を乗り越えたこともあった。 今回の主人公は錬金術師で、ヒロインは修道女だ。 舞台は前作と似たような中世ヨーロッパを思わせる世界で、教会と騎士団が権力的に対立関係にある(主人公もヒロインも騎士団内に属している)。 前作はヘタレのロレンスが何百年と生きるホロにからかわれる夫婦漫才と、ホロの花魁言葉、そして人間形態時にも残る狼の耳と尻尾。それらが魅力的であった。 今回はどんな魅力があるのかなと思っていたが、まさかP275あたりであんなことがあろうとは…! ありがとう支倉さん! とはいえまだ一巻である。 今後どういった展開になるかは分からないが、見守っていきたいと思う。 余計なことかもしれないが、P314のL4に誤字を見つけた。 まだだったら誰か出版社に連絡してあげて。
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「香辛料」から約一年、支倉凍砂の新シリーズ。 中世の異国情緒溢れる空気感が好きだ。ゆったりと時が流れているのに、いざとなると一転スピード感が湧いてくる。 クースラとフェネシスのやり取りは香辛料とは立場を逆にしていて、こちらの方はフェネシスの可愛らしさが伝わってくる。個人...
「香辛料」から約一年、支倉凍砂の新シリーズ。 中世の異国情緒溢れる空気感が好きだ。ゆったりと時が流れているのに、いざとなると一転スピード感が湧いてくる。 クースラとフェネシスのやり取りは香辛料とは立場を逆にしていて、こちらの方はフェネシスの可愛らしさが伝わってくる。個人的にはこっちのほうが好き。 舞台設定、前置きに分量が割かれていてそのあたりはやはりしっかり出来ているなと。 錬金の難しい説明をフェネシスとのやり取りの中に消化していた所が素晴らしい。 イラストについては全体としての空気感に中々合っているなと好印象。犬ハサのイラストはそこまで好みではなく不安だったが杞憂であった。ただ、タイトルロゴは微妙。 支倉凍砂はケモノ耳安定ですなぁ。 インなんとかさんとか思った奴、表出ろ。
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狼と香辛料の作者らしい雰囲気のあるファンタジー小説。 盛り上がりがないといえばそうだけど。この安定感は流石だなと思えた。 錬金術師の思想や行動原理が読んでいて好感が持てたし、それに裏付けされた行動も納得できた。 ただ一巻は長いプロローグ的な位置づけな気がするし、今のままだと...
狼と香辛料の作者らしい雰囲気のあるファンタジー小説。 盛り上がりがないといえばそうだけど。この安定感は流石だなと思えた。 錬金術師の思想や行動原理が読んでいて好感が持てたし、それに裏付けされた行動も納得できた。 ただ一巻は長いプロローグ的な位置づけな気がするし、今のままだと設定が活かされてないとこもあると思うので続刊に期待。 SFになっていたかもしれなかったみたいなのでそれはそれで読んで見たかった気もするけどねー
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待望の支倉凍砂最新作!! 最初はSFの可能性なんかがあったみたいですが、 あけてみれば支倉らしいファンタジーでしたw なんかいつも通りの支倉凍砂すぎて「狼と香辛料」の スピンオフを読んでるんじゃないかってくらいの安定感。 とても「ばけらの!」で描かれているような駄目人間が 書...
待望の支倉凍砂最新作!! 最初はSFの可能性なんかがあったみたいですが、 あけてみれば支倉らしいファンタジーでしたw なんかいつも通りの支倉凍砂すぎて「狼と香辛料」の スピンオフを読んでるんじゃないかってくらいの安定感。 とても「ばけらの!」で描かれているような駄目人間が 書いてるとは思えない良作でしたw でも、まだ表紙の禁書〇録…ry ヒロインのフェネシスのキャラが立ちきってない印象。 本作でも、いじめ甲斐のあるかわいらしいキャラではあるのですが、 羊飼いノーラの実は内弁慶みたいな、 もう少しつかみやすいキャラが隠れているような気がします。 まあ、まだプロローグ的な感じではあるので、 今後も楽しみですw
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