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書店員が本当に売りたかった本 の商品レビュー

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78件のお客様レビュー

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    16

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2024/08/18

大混雑のファミレスで、席案内を待つ間に気軽にページをめくってしまい後悔。10年以上前に閉店した新宿ジュンク堂書店の書店員さん達の本と自分たちの愛する閉店せざるを得ない書店への熱き想いを数行読んだだけで、溢れる迸る真摯な気持ちに圧倒されて、大混雑ファミレスの入り口で涙が溢れしまい、...

大混雑のファミレスで、席案内を待つ間に気軽にページをめくってしまい後悔。10年以上前に閉店した新宿ジュンク堂書店の書店員さん達の本と自分たちの愛する閉店せざるを得ない書店への熱き想いを数行読んだだけで、溢れる迸る真摯な気持ちに圧倒されて、大混雑ファミレスの入り口で涙が溢れしまい、どうにもならなくなりました。やばい。

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2024/02/10

ほとんどが自分の知らない本ばかりだった。普段だと出合えなさそうな本だったり、熱のこもった手書きPOPに興味がひかれたり。新しい出合いのある一冊。

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2023/08/01

★3.4 閉店までの2ヶ月間。売りたい本を売る。 そんな気概の元、本著にはあらゆるPOPが並ぶ。ストーリー性と情熱が合わさると爆発力が生まれるのか、閉店を前にすっからかんになってしまった棚もあったらしい。 手書きはいい。書いてる本人が浮かんでくる。普段読まないジャンルも思わず...

★3.4 閉店までの2ヶ月間。売りたい本を売る。 そんな気概の元、本著にはあらゆるPOPが並ぶ。ストーリー性と情熱が合わさると爆発力が生まれるのか、閉店を前にすっからかんになってしまった棚もあったらしい。 手書きはいい。書いてる本人が浮かんでくる。普段読まないジャンルも思わず、買ってみようかな…と思ってしまうほどだ。 昔から、様々な工夫が凝らされているPOPやキャッチコピーには目がいっていた。「一言」に全てを込める、端的に物事を捉えるそれらにはいつもハッとさせられる。

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2022/09/02

新宿ジュンク堂が閉まるまでの2ヶ月間で書店員さんが「本当は売りたかった本」を自分の手書きのPOP等で売ったその軌跡。 新宿三越アルコットが閉店するのはかなり前から知らされていたけれどその中の人がどういう思いだったのかというところが現れている。 最近は書店の閉店が相次いでいるので余...

新宿ジュンク堂が閉まるまでの2ヶ月間で書店員さんが「本当は売りたかった本」を自分の手書きのPOP等で売ったその軌跡。 新宿三越アルコットが閉店するのはかなり前から知らされていたけれどその中の人がどういう思いだったのかというところが現れている。 最近は書店の閉店が相次いでいるので余計にこういうのを読むとグッとくる。 経営のこと売り上げのことは大事だから売らなければならないものがある。 ということと 個人的にはこれを人に読んでほしいんだ!っていう気持ちは少し離れていたりする。 それはどの業界も同じだよね。 ここで推されていた本何冊か興味があったので読むことにします。あ、ジュンク堂で買います。 10年前におすすめしていた書籍が手に入るのもやっぱりいいなと思う。

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2021/07/23

ざっくばらん!!!!!!!!!!だけど、情熱は分かる!!!!!! ジュンク堂さん、そういうところが…ジュンク堂さん…

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2020/07/05

閉店が決まった書店で書かれていた大量のポップを紹介した本。 これ読んでみようかな、と思えるものが色々見つかって良かった。 ポップの中には字が小さかったり達筆すぎたりで読みにくいものもあるので注意。

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2019/10/25

「365人の本屋さんが〜」シリーズもそうだけど、この手の本のいいところは、ランキングでは決して出会えないような、超個人的な視点からのニッチな本に出会えるということ。 特に、あのジュンク堂書店員さんのおすすめで、「この本はメジャーにはならないだろうな…」と、書店員さんが熱い思い入...

「365人の本屋さんが〜」シリーズもそうだけど、この手の本のいいところは、ランキングでは決して出会えないような、超個人的な視点からのニッチな本に出会えるということ。 特に、あのジュンク堂書店員さんのおすすめで、「この本はメジャーにはならないだろうな…」と、書店員さんが熱い思い入れを持ちながらも陽の目を浴びずひっそりと書棚におさまっていた本を、新宿店の閉店に際し、今推さずにいつ推すんだ!?と売れるかどうかを度外視して、ありったけの情熱を数十字のPOPに託して売り出したという、そのPOPでほぼ全ページが構成されているという本書。 迷わず買いでしょう! ちょいちょい字が間違えているのも、手描きのPOPならではか。 実はまだ読んでいないけど読んでみたい、という本も結構あったけれど、やっぱり読んだ本の方が説得力があってよかったかなぁ。 あと、文芸書の割合は1/4程度なので、文芸書メインで探したい方には向きません。 この手の本を読むときは、 気になる本を見つける→書名を検索→あらすじとレビューを読んで読みたくなった本をリスト化 という流れ。リスト化した本が山ほどあるので、いつ読むことになるのかは不明ですが…orz レビュー全文(気になった本備忘録あり) http://preciousdays20xx.blog19.fc2.com/blog-entry-513.html

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2019/01/05

ジュンク堂新宿店が閉店する際に行ったフェアの、POP集とも言うべき本。 この本自体、閉店のお祭り騒ぎで出したようなものなのだろうけど、後から読む人には、どうかな? POPだけじゃよく解らなくて、本の表紙と一緒に掲載してほしかった。

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2018/12/19

こんな本があったとは・・・! いわゆる写真集、かな。 写っているのはほとんどが本屋の店員さんが書いたPOPのみ。本自体の写真をチラリとも載せてないものも多数。 しかし、そこに込められた熱量は半端ない。 2012年3月、惜しまれつつ閉店を迎えたジュンク堂新宿店の「ほんとうはこの...

こんな本があったとは・・・! いわゆる写真集、かな。 写っているのはほとんどが本屋の店員さんが書いたPOPのみ。本自体の写真をチラリとも載せてないものも多数。 しかし、そこに込められた熱量は半端ない。 2012年3月、惜しまれつつ閉店を迎えたジュンク堂新宿店の「ほんとうはこの本が売りたかった!」フェアの手書きポップと最終日の書店の様子が写されている。 いやーここに行きたかった。

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2018/11/03

閉店前の「本当に売りたかった本企画」はネットを介して、「棚がアツい! 」「本への愛情が炸裂している! 」と瞬く間に多くの人に広まりました。手描きPOPを新宿店の棚にある状態そのままで撮りおろし掲載した魂のPOP集。(Amazon紹介より) 写真から放たれる熱量にやられ、久々に深...

閉店前の「本当に売りたかった本企画」はネットを介して、「棚がアツい! 」「本への愛情が炸裂している! 」と瞬く間に多くの人に広まりました。手描きPOPを新宿店の棚にある状態そのままで撮りおろし掲載した魂のPOP集。(Amazon紹介より) 写真から放たれる熱量にやられ、久々に深夜2時まで読み走ってしまいました。日本各地にあるチェーン店の書店とは思えないフェアの内容、そして店員さん自作のPOPの数々は圧巻の一言です。えっ!?書店の店員さんってみんなこんな真剣なの!?大変失礼ながら、びっくりしました。これほどまでに自分の好きなものと向き合い、その気持ちを人に伝えようと必死になれるのは、本当にそれが好きでないとできないと思います。 このフェアは、店員さんたちにとって、自分が働くお店の閉店に捧ぐある種の「悪ふざけ」であり、「お祭り」であったのだと思います。そして何より本に対する情熱があったからこそぶちまけることができ、それが一冊の本になったのだと思います。仕事の大小関係なく、こんな気持ちで仕事に向き合ってみたい。そう思える一冊でした。

Posted byブクログ