書店員が本当に売りたかった本 の商品レビュー

ジュンク堂書店新宿店(著者)

2013/01/27

店員さんの愛がいっぱいで、心が暖かくなりました。
私も、新宿店に足を運んだことがあったので尚更感じた一冊です。

2013/01/10

胸がいっぱいになりました。

本屋の森のあかりが好きなので
まさに、あの物語をリアルに感じることができました。

ひとつひとつのポップに込められた想い、
本好きがこんなにたくさん(笑)
あぁ、やっぱり本屋はいいですね。

こんなにアツイ想いをもった書店員さんがいた新宿店に
行っておきたかったな・・・
大型店だからとか、小さな書店だから、ではなく
目の前の1冊を届けたくて、書店員は今日もお客様に寄り添うのでしょうね。

なんてステキな本でしょうか。
なんてステキな書店でしょうか。
すべての本好き、本屋好きに読んでほしいですね。。。

2012/12/21

本好きにとって、「本屋」さんとは新鮮な場所。
一人で訪れたり、家族と、友達とワイワイ喋りながら訪れたりする。

でも、膨大な本の中から「自分だけの一冊」を見つけるのは至難の業。

その時に頼りになるのが、「pop(ポップ)」だ。

本について、簡潔に分かりやすく書かれていて本当に頼りになる。

そして、この舞台は2012年3月31日に閉店した【ジュンク堂書店新宿店】のポップの写真集。
この跡地は、大型家電量販店になっているそうで…。

お別れの挨拶として、書店員さんが書かれた「手書きのポップ」
人それぞれの筆跡、思いがあり、この本を見ていても感動する。

中には読んだこともある本もあり、「この人はこう感じたのだなあ・・・。」と感じたりもする。

「売り場担当より。」というコーナーもあり、そこもまた魅力的。
ポップを書く大変さ　や　本音を言えば、この本を売りたかった。　など、
それぞれの思いがこの本に詰まっている。

いよいよ閉店の日となった、3月31日の様子の写真が張ってある。

どこのページを開いても、「ハズレ」がないこの本。

今は、本をネットで注文したり、電子書籍で買ったりと、中々書店へ足を運ぶ機会がなくなってしまったが、
「本屋の空気が好き。」「本に囲まれているだけで幸せな気分になる。」と書かれてあり、ここがジーンと胸に来た。

図書館もいいけれど、やはり本屋さんもいいものだ。

2012/12/21

ジュンク堂新宿店にはよく子供を連れて行った．
いまでもその後が騒々しい店になってしまったのをさみしく思う．
手書きポップから伝わる熱よりも愛する職場のなくなる辛さの方に心が揺れてしまった．

2012/12/11

ジュンク堂書店新宿店が閉店するにあたり、店員それぞれが「この本が売りたかった」をコンセプトに本を選び、ＰＯＰを書いて店頭に並べられるものは並べたＰＯＰたちと記録。
そんな最後のお祭り的な、特別な機会だからできたのかなーと思いました。書店に入ると店員さんの手書きＰＯＰには、やはり目がいきます。しかも、それがこれでもかと並んでいるので圧巻。ましてや、閉店に向けて「本当は～」と思いのこもったＰＯＰたちなので、見ていて、読んでいて、「この本を読んでみたい！」と思ってしまうものばかりで困ります（笑）
書店に売り上げやフロア面積等の都合で並べられる本に限りがあるように、個人にも読める本の限界があるのですから。本読みには楽しくせつなく、悩ましい本です。

2012/12/08

私もこれ、やりたかったなぁ～っ！！

＞本の全てにＰＲポップをつける。

店員としてそうしたかった、って気持もあるけど
客の立場としても、一目で（この子がどんな子か？）がわかると、
連れて帰りやすいと思ったから。^^♪

本に貼られたＰＯＰを一枚、一枚読んでゆくと、
この書店の人達は
本当に本が好きな人達なんだな。
（売りたかった）、とは表向きの言い方で、
本当は
読んで欲しかったんだろうな、
こんな良い本だから
返品。と言う形ではなく、
一冊でも多く、本好きの人のもとへと巣立ってもらえたら！
なんて、
そんな思いが強く伝わってきた。

ページを読み進むに連れ
ジュンク堂書店新宿店の閉店の時刻は迫ってくる。

最後に本を買おうとする客でレジには長蛇の列が…。

なんかわからんけど、
空っぽの棚をみてるとこちらまでじ～～ん。。。

書店の閉店は寂しい限りですね。
が、こんなにたくさんの本好きの人がいるなら
これはひとつの通過点にしか過ぎないはず。

それより、
ＰＲＰＯＰを全部読んで、
『読みたい本リスト』がどんどん埋まってゆくエンドレスな楽しみをくれたことに感謝したい。

2012/12/04

本屋で働きたい。
私の一番好きな空間である本屋。

その本屋での最後のお祭り。
文化祭の時の様な高揚感と喪失感。

とても伝わりました。
更に本屋が好きになった。

2012/12/02

書店員さんが書いたPOPのみを並べた本。面白い。

書店員さんって本読みなんだなーって改めて思う。

自分の枠を拡げる上でもともて参考になる。

2012/11/10

ジュンク堂新宿店閉店フェアにあたり、店員銘々が各自推奨する書物に熱い思いと本音を込めて作成したPOPの写真集。

普段接しないようなジャンルにも面白そうな本がいっぱいあるなあ。

推奨文だけじゃなくって、手書きの工夫や字面を写真でそのまま写し取ってるとこがミソ。

2012/11/10

こんなにＰＯＰをまとめて読んだのは初めてです（当たり前か？）。ありきたりな表現ですが、本への思いがあふれてますね・・・。
２０１２年３月３１日に閉店したジュンク堂書店新宿店の店員さんのＰＯＰを集めた本。欲を言えば、ＰＯＰと一緒にその本の内容も簡単に紹介してくれるとよかった。読んだことない本ばっかりだったので。
第３章「私たち、本にはいつも片想い」のＰＯＰは、書き手が読んだことのない本について書いたものもあったように思うのだけど、そうだとしたらすごく斬新なことなのでは。読んだことがないけど気になる本はすご～～～くたくさんあるので、それをＰＯＰにして店頭にだせるなんてすっごくおもしろそう。まぁ、売る側として無責任、といわれればそうかもしれないけれど、でも本好きな人ならわかってくれそう。
しかし、新宿店閉店に際して、こんなフェアが繰り広げられていたなんて知らず、ちょっと悔しい。行ってみたかった。