夢迷宮への片道切符(上) の商品レビュー
人気の海外産児童小説はかなり拒否反応が出ていたけどこれはそんなことなくサクサク読み勧められた。 内容は家庭的にちょっとアレで学校で馬鹿にされる冴えない女の子は実は異世界で重要人物でしたー。という在り来りなもの。 紹介に「現代版不思議の国のアリス」とあったけどあまりそういうイメージ...
人気の海外産児童小説はかなり拒否反応が出ていたけどこれはそんなことなくサクサク読み勧められた。 内容は家庭的にちょっとアレで学校で馬鹿にされる冴えない女の子は実は異世界で重要人物でしたー。という在り来りなもの。 紹介に「現代版不思議の国のアリス」とあったけどあまりそういうイメージは受けなかったなぁ・・・ 確かにチェシャ猫のような猫、グリマルキンはいるけど。 極彩色の空間、冬の世界などなど移動する場所によってガラッと変わる世界観はよく作られていて場所が変わったのだとわかりやすい。 風景のイメージはそんなに気にならなかった代わりに、妖精の容姿の説明は「これ以上のものはないであろう美しさ」「完璧すぎる」などとやたら凝った表現が使われていて出てくるたびにそこまでの説明はいらないかな~なんて思ったり。 面白いだけになんかもったいないなー。
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【ブクログ献本企画作品】 読み終わった! 一人称で書かれているから、とっつきやすい。サクサクっと読める。 妖精猫のグリマルキンのしゃべり方がいいなぁ。 さて、下巻も読むぞー!
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ブクログより献本、頂きました☆ ハーレクイン出版ということで、どんなロマンス!?と思いきや、ファンタジー冒険もの! ティーンズ向けなので、当然、なのかもしれないけれど。 <上>では、主人公ミーガンを始め、 様々なキャラたちの紹介…かな!? 色んな人(妖精)たちが登場し、ミーガ...
ブクログより献本、頂きました☆ ハーレクイン出版ということで、どんなロマンス!?と思いきや、ファンタジー冒険もの! ティーンズ向けなので、当然、なのかもしれないけれど。 <上>では、主人公ミーガンを始め、 様々なキャラたちの紹介…かな!? 色んな人(妖精)たちが登場し、ミーガンの冒険は進んでいきます。 ミーガンはiPodをはじめPCが大好きな、でも冴えない女子。 そんな彼女が実は・・・というお話。 最初は、ミーガンの俺得系!? と思っていたけれど、読み進めるうちにとても苦労して進んでいるので、少し可哀想に…。 それでいて、まだ物語の全容が見えてこない!! ポンポンと話が進むので、読みやすいのは確か! 気づくと自分も妖精界に!? でも、ちょっとどのキャラにも感情移入がしにくいのは、 海外ものだからか、という理由にしてしまうのか、 はたまた自分が年をとったからか…。 なんて思いつつ、下巻へゴー!なのです。 【7/21読了・初読・私の本】
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妖精の国が舞台のファンタジー。 ハーレクインということで、甘い恋愛がからんでくるのかと思いきや、普通のファンタジーでサクサク読めました。 まだ上巻しか読んでいないので、下巻でどう展開していくのか楽しみ。
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≪内容覚書≫ 地味で目立たない女子高生のミーガンが迎えた16歳の誕生日。 それは、不思議な物語の始まりだった。 妖精に連れ去られた弟を取り戻すため、 幼馴染だったロビンとともに、 ミーガンは妖精の世界≪エバーエバー≫へと旅立つ。 ≪感想≫ ハーレクイン、というより、 児童文学とラノベの間のイメージで驚いた。 ハーレクインって、もっとエロスだと思っていた。 シェイクスピアの「真夏の夜の夢」の名前を借りた人物が、 たくさん出てくるので、知っている方は、ニヤリとできそう。 知らない人は、名作に触れる良いチャンスにしたら、 きっと有意義。 ただ、シェイクスピアの原作に愛着がある人は、 読まない方がよいのかも。 チアリーダーの意地悪女子とハンサムなアメフトプレーヤーが、 アメリカ文化だなぁ、ととりあえず笑わせてもらった。 日本だと、学級委員長の真面目女子ポジション? 翻訳ものは、こういう定番どころで、 文化の違いを感じさせてもらえて楽しめる。 あと、クローゼットが異世界に通じるのは、 ナルニアと同じスタート。 海外のクローゼットには異世界が、 日本の押入れにはドラえもんがつまっている(笑 上巻のストーリーとしては、可もなく不可もなく。 妖精を現代社会にうまく登場させていて、 スッと世界に入り込める。 下巻でのミーガンの成長と活躍に期待。
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妖精が登場するファンタジー小説。 シェイクスピアを織り交ぜた物語で、知っている人はより楽しめるかも。 出てくる妖精の王族たちがみな非現実的な美しさで、それに対する表現が多少大げさすぎるかな・・・というのが気になったけれど、 読み進めていくうちに、敵対する国の王子との心のふれあいに...
妖精が登場するファンタジー小説。 シェイクスピアを織り交ぜた物語で、知っている人はより楽しめるかも。 出てくる妖精の王族たちがみな非現実的な美しさで、それに対する表現が多少大げさすぎるかな・・・というのが気になったけれど、 読み進めていくうちに、敵対する国の王子との心のふれあいにとても興味が湧きたつ。
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ハーレクインって、最近こういうのも出してるのね、時代は変わった・・・。それはさておき、とても読みやすいファンタジー。この上巻では、主人公が世界を理解しきれず振り回されている感じ。下巻に期待する。
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プレゼント当たった~!わーい嬉しい♪ 23日までにレビューせよ、ということなのでとりあえず上巻。 なんか面白そうと思って応募したんだが、来たのがハーレクイン社の 文庫だったのでちょっとびっくり。 ハーレクインは恋愛ものばっかと思ってたんだが、こーゆーファンタジー系もあったのだなあ。 まあ、最初から主人公、姫、と呼ばれてたのでそのへんの要素はあるのか。 父行方不明、で、姫、とゆー時点で、こりゃあ、やんごとなき方の血が流れているのね、と思ってはいたんだが、まさか、その王様が行方不明になった父親ではないなんて~。 さらにさあ行こう妖精界で、妖精、でイメージする、キラキラしたファンタジーなイメージがごんごん覆るし。 喰われる~、殺される~!の危機連続。 ヒロインの扱いじゃないですよ~。ミーガン、大変すぎっ。 下手にありがとうも言えない妖精界、連れてきてくれたロビー、いや、パックともはぐれ、ホント、すごいよ、がんばったよ~。 生きて辿り着くとは思わなかったなんて王様に言われるし。 ホント、どんだけオソロシイ世界なんだ。ほっこりする所全くなしだぞ。 ああ、そういえばパックはずっとあのままなのだろうか? 猫を(これはやっぱアリスの猫、イメージだよなあ)案内役に、弟探しに 行くわけだが、先は厳しそう。 キマイラについてた変な虫とか、死の森とか、妖精界自体を蝕んでいるなにか、も気になるし。 毒にあたったのを助けてくれた一角獣のいったことも気になるし。 統治?これはあれですかね、ハーフじゃない、ダブルだっ!って感じで、 純粋妖精よりも強い、というパターンになるとか? そしてアッシュとのラブはあるのか?うーん、とにかく、次巻に続く。
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2012年7月17日読了 テンポよく進む様は、海外の1時間ドラマを彷彿とさせる。1章=ドラマの1話みたいな感じ。 上巻はまだまだミーガン自身の意見よりも周りに流されている状態。これが徐々に彼女の意志での行動に変わっていくんだろうなと思うと先が気になる。物語もこれから…という感じ。 今の時点ではアッシュ<パックかなぁ。2人も自分勝手だよね、妖精だから。妖精ってああいう性格だろうし、夏の夜の夢のパックなんてやりたい放題。ああじゃなきゃオベロン王の道化なんて勤まんないよね。 アッシュはまだ登場したばかりというのもあるけど、あからさまにかっこいいのがどうもな(笑)デキるイケメンオーラ出過ぎwww グリマルキン可愛いよグリマルキン。 あのちょっとでっぷりしたスタイルが安心感あっていい。まるでチェシャ猫だしね!彼とオベロン王の取引の内容も気になる。すっかり道先案内役が板についているので、これからも傍にいて欲しいなぁ。
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上下巻ということで合わせて感想失礼します。 ハーレクイン文庫は初めて読みましたが、ティーンズ向けの翻訳本はいくつか読んだことがありました。 その全てに共通することですが、取りあえず「理由」や「根拠」といったものが邦本よりもずっと少なく、「事実」と「キャラクター」が先行します。 そ...
上下巻ということで合わせて感想失礼します。 ハーレクイン文庫は初めて読みましたが、ティーンズ向けの翻訳本はいくつか読んだことがありました。 その全てに共通することですが、取りあえず「理由」や「根拠」といったものが邦本よりもずっと少なく、「事実」と「キャラクター」が先行します。 その点を横に置いて読むと良いかと思われます。 この本は取り柄のない女の子が妖精の国に弟を取り戻しに行くお話です。 個性的なキャラクターで分かりやすく、背景や世界観の美しさと残酷さには舌を巻いてしまいました。綺麗な世界の妖精には、悪戯で人を騙し、頭から食べようとする悪魔のような恐ろしい魅力がありました。 物語の見所の一つは、主人公と「ずっと自分を見守ってきた道化師のパック」と、「クールで美しい敵国の王子であるアッシュ」との三角関係の点ですが、意外なほど楽しむことが出来ました。 とにかくキャラクターが面白いです。 ただ心情面でもっと各キャラの補完をして頂ければもっと面白かったと思います。 驚くべきことに続刊が出るようです。 確実に購入すると思います。 続きが気になる終わり方をするのかと思いきや、煮え切らない諦めに似た境地の主人公の心が妙にリアリティを持ち、「気になる!」よりも、「これは結末まで見届けなければ」という使命感を感じました。 短い話ですしさくさく進むので気軽に読むことが出来ます。 もちろん、パックとアッシュの魅力に落とされれば食事も忘れて貪ることになるでしょう。
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