夢迷宮への片道切符(上) の商品レビュー
2013年1月30日読了。 グリマルキンは雄なのに、日本語訳になると「あたし」とか女言葉で喋るコトに違和感。原文ではそーいう風には感じなかったけどナー。
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びっくりするほど魅力的な異世界、ではなく。過去に読まれてきた数々のファンタジーへのオマージュ、というには薄く。イギリス、アイルランドの伝説を下敷きにしてアメリカ人が書くお話に漂いがちな「これちがう」感と申しましょうか。やはり地産地消で、アメリカならばネイティブアメリカンの伝説を絡...
びっくりするほど魅力的な異世界、ではなく。過去に読まれてきた数々のファンタジーへのオマージュ、というには薄く。イギリス、アイルランドの伝説を下敷きにしてアメリカ人が書くお話に漂いがちな「これちがう」感と申しましょうか。やはり地産地消で、アメリカならばネイティブアメリカンの伝説を絡めた方が面白くなるような気がする。 JKの一人称で非常にカジュアルな語り口なので、主人公に共感できるかどうかで合う合わないが決まるのだろう。私には合わなかったけど、はまれば面白いのでしょう。
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ブクログ献本企画のページを見て なんとなく気になって 上下巻 読んでみた。 たしかに不思議の国のアリスといえば 猫がらみでそんな感じがするのかな。 不思議感 いっぱいだけど なんとなく文章が ゴチャゴチャしたイメージ。。。 ちょっと飛ばし読みしてしまった。 ドラゴンやゴブリンや 妖精や 他にもたくさんのキャラがいるから、そういう世界が好きな人にはいいかも。 あわいファンタジーっていうよりは、 残酷な血なまぐさい感じのシーンが多かったような。。 なにごとにも取引や契約があって お礼を言うことすら 貸し借りで、 つけこまれる隙になって。。 主人公が安易に取引に応じているようで ハラハラする。 甘くない話も たまにはいいかもね。
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シャイクスピア『夏の夜の夢』をベースに、不思議の国のアリス・ピーターパンなどの古典ファンタジーの要素やフェアリーテールを織り交ぜて、ラブロマンスを盛り込んだ「いいところ取り」の作品。 それなりに面白いファンタジーですが、上巻の展開はイマイチ。 主人公の本格的な冒険、成長がはじまる...
シャイクスピア『夏の夜の夢』をベースに、不思議の国のアリス・ピーターパンなどの古典ファンタジーの要素やフェアリーテールを織り交ぜて、ラブロマンスを盛り込んだ「いいところ取り」の作品。 それなりに面白いファンタジーですが、上巻の展開はイマイチ。 主人公の本格的な冒険、成長がはじまることを願って、下巻に進むことにします。
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今までの「常識」が通じない世界。 こんなにも生きていきにくいものかと驚いた。 「常識」ってなんだろうな。と考えてしまった。 ミーガンが今後どうなっていくのか気になる。
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ブクログさんの献本で読みました。 MIRA文庫…ということで、余りにも甘いロマンス物だったら、どうしよう的な不安があったのですが、所謂YA(ヤングアダルト)で、中学生から大人まで楽しめる本でした。 タイトルや表紙から、映画の<ラビリンス 魔王の迷宮>を思い浮かべてしまい、弟が攫われて、それを取り返す……という展開に、先が読めてしまうのではという不安がありました。 導入は、現代の女子高生が、妖精の世界へというので、主人公の状況や心情が丁寧に描かれ、入り込みやすかったです。 本や映画でおなじみの、妖精たちの名前が出てきて、世界を行き来する道行も、ああ、あるあるという感じで、すんなり読めます。 文章も読みやすく、セリフや主人公の思いが現代風でありながら、このヒロインがとても健全というか、ああ、わかるわかるよ、と同調しやすい気性のいい子なので、すいすい読めました。(下)に続く。
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ブクログさんの献本で頂きました。 海外の現代ファンタジーのイメージはハリーポッターとか、トワイライトが強いのですが、これはナルニア系なのかな? (海外文学にはちょっとうといので・・・。) 「現代版不思議の国のアリス」とたとえられる通り、ストーリーをざっくりたとえるならアリスですね...
ブクログさんの献本で頂きました。 海外の現代ファンタジーのイメージはハリーポッターとか、トワイライトが強いのですが、これはナルニア系なのかな? (海外文学にはちょっとうといので・・・。) 「現代版不思議の国のアリス」とたとえられる通り、ストーリーをざっくりたとえるならアリスですね。 このストーリーの少女はただ弟を助けたいという一つの目的のために未知なる世界に足を踏み込みます。 一途な気持ち、大きな目標、揺るがない気持ち。 設定が暗い感じで、周りからモテるような子ではなかったので、ファンタジーに必須の勇気の形はちょっと似合わないのかなと、読み始めは思っていましが。 しかし、脱力感や面倒くさい感じは今の子らしいですが、心は強いところが魅力的ですね。 キャラクター一つ一つの設定が個性的。 気が強い系と我が道を行く系が多いので、読めないストーリーでおもしろい! ハーレクインなのでべたべたなロマンスを想像しますが、本当に若い女の子に教えたいファンタジーノベルです。
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ブクログさんの献本でいただきました。 初ハーレクイン書籍です。 基本、カタカナの登場人物が出てくるだけで敬遠してしまう私ですが、いただいたからには!と思い、読んでみました。 思いのほか、サクサクと読み進められました。 登場人物も「誰だっけ?」と思ったらすぐに確認できる初めのペー...
ブクログさんの献本でいただきました。 初ハーレクイン書籍です。 基本、カタカナの登場人物が出てくるだけで敬遠してしまう私ですが、いただいたからには!と思い、読んでみました。 思いのほか、サクサクと読み進められました。 登場人物も「誰だっけ?」と思ったらすぐに確認できる初めのページはとてもありがたかったです。 ただ、ミーガンの人物像がいまひとつ掴みずらかったです。
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※上下巻読了後の感想です。 ブクログから献本として頂きました。 レビューを見てみると、 原作を読んだのが約1年半前…。 3部作+1冊のシリーズ、私もまだ2巻までしか読んでませんが、 大好きなシリーズなので、今回邦訳版が出ると聞き、 どんな感じなのか読んでみました。 …なので、私...
※上下巻読了後の感想です。 ブクログから献本として頂きました。 レビューを見てみると、 原作を読んだのが約1年半前…。 3部作+1冊のシリーズ、私もまだ2巻までしか読んでませんが、 大好きなシリーズなので、今回邦訳版が出ると聞き、 どんな感じなのか読んでみました。 …なので、私にとってはある意味、再読となります。 日本語で読んでみて思ったのは、 英語より全体的にドライ…? 原作を読んだ時は、もっと妖精たちの殺伐とした感じが痛々しくて、 ミーガンが可哀想でしかたなかったんですけど…。 でも、この主人公をとにかく甘やかさず、 ただ弟を救いたいだけなのに、 あわよくば根こそぎ彼女の全てを奪っていこうと、 ミーガンを追いこんでいくストーリー展開、 現実の世界と妖精たちの世界が上手く交わっているところや、 ただのおとぎ話ではなく、すごく現実味を帯びている設定が やっぱりこの作品の一番の魅力ではないでしょうか。 もちろん、登場人物一人一人が個性的で、話し方もそれぞれ違うところも、個人的にお気に入りです。 他の方のレビューを見てみると、 ラストに疑問を持たれてる方が多いようですが、 このシリーズ、まだ続いていくので、そう思うと あのラストはミーガンにとって、また新たな試練の始まりだし、 「そこで終わっちゃうのー!?」という展開なので、 邦訳版でも次巻が出ることを期待してます。 この本を読んでから、 「夏の夜の夢」を読んで(または観て)みると、 また違った楽しみ方ができるのではないでしょうか? 私は、断然チーム・パックです(爆 ○あらすじ 6歳の誕生日に、父親が姿を消してから 学校だけでなく、母親と義理の父、二人の間に生まれた弟との暮らしにも 馴染めずにいる主人公Meghan。 彼女の16歳の誕生日、弟のEthanが何者かに誘拐されてしまう。 Meghanは彼を助けるために奇妙な“妖精”の世界へ足を踏み入れるのだが、 そこで自分が妖精の王の娘であることを知り… (あらすじは参考程度でお願いします。)
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