プラチナデータ の商品レビュー
一気読み。これも東野圭吾? って感じ。SFみたいだしミステリーとも言えるし。ナミヤ雑貨店読んだ後なので、しっくりこない。東野圭吾にもいろんな作品があるって事です。
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久しぶりの東野圭吾作品でした! しほの嫌いな二重人格ネタっ! でも、話はリアリティがあって良かったかな〜。 リアルな分、二重人格とスズランの幻影ってゆ−のが非現実的でアンバランスな気がした。 プラチナデータ的なのはたぶん存在しそう! 神楽くんはプラチナデータとモーグルが何なのかわかった時ビックリしてたけど、さもありなんな話やんか〜。 容易に想像できた! そこも東野圭吾らしくないって感じた。 なんか人物像も今回は薄かった気がした。 東野圭吾好きなんだけどな〜。 最近、ドラマ、映画と忙しそうだから小説書くのに時間さいてないのかな? もぉ少し想いを入れて書いて欲しいな! 昔のような心をえぐられる作品を期待−!
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厚めでしたが一気に読み終えました。 DNA鑑定がもっともっと進んでシステム化されていったらどうなるか、という話。 タイトルの「プラチナデータ」の意味を知った時の、どきっとした感じ。 なんていうか、ああ、やっぱりね、という感じもあり、 世の中そうなっているよね、っていうのもあり、 みんながなんとなく現代社会に対して感じている 平等と表では言いながら全く平等じゃないんだよ っていうのを表現しているような感じ。 平等ですって表だって言っちゃっているから、 本当は平等じゃないっていうのが巧妙に隠され続けて ずっと表に出ることがない。 そういう、真の意味での不平等。 そして人間の深層心理に潜む謎。 心を表現するとは。 すべては何かの分析で きっちりと解明されてしまうものなのだろうか。 面白かったなあ、東野圭吾さん。 本屋さんにさっき行ったら、 文庫の今週の売れ筋1位になってました。1位になったのも 納得の面白さでした。
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帯に「人を愛する気持ちも、DNAで決まるのか」とある。 はじめてこれを読んだ時、こう思った。 「誰かが誰かを愛するけれども、それがDNAによって決められていたことなのかもしれないと悩む話なのかな」 読み終わって、あらためて帯を見た時にはこう思った。 「そういえばこんなこと書い...
帯に「人を愛する気持ちも、DNAで決まるのか」とある。 はじめてこれを読んだ時、こう思った。 「誰かが誰かを愛するけれども、それがDNAによって決められていたことなのかもしれないと悩む話なのかな」 読み終わって、あらためて帯を見た時にはこう思った。 「そういえばこんなこと書いてたっけな」 それくらい、予想とまるっきり違った話だった。 主人公は浅間と神楽になるのだろうか。 どちらにしろ、やたらとイライラしている人たちだった。 そして、そのイライラを募らせるように、周りの人間は「お前は知らなくていい」とか「今はまだ言えない」なんて焦らしてくる。 現実世界でこういう言葉を聞いたことはないのだが、実際聞いたら本当にイライラすることだろう。 読んでてこういう台詞が出てくるたびに「またか」と呆れた気分になった。 他にもベタだなと思われるところがいくつかあった。 それと、リュウとスズランについても腑に落ちないところがあった。 これ、上手く映画化できるのだろうか? 文中、浅間の上司が言う台詞でこういうものがある。 「俺たちは操られる側だ。操る側に回りたければ偉くなれ」 この台詞だけで、この作品のやりきれなさを表していると思う。 それくらい後味の悪い話だった。
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DNAですべてが分かってしまう世の中で、誰にも当てはまらないNF13が出てくる。プラチナデータ(NF13)を解くモーグルを開発した蓼科兄弟が殺され、疑われた二重人格の神楽の逃走劇が始まる。 帯に"愛する心もDNAで決まってしまうのか"なんて書いてあるから、凄...
DNAですべてが分かってしまう世の中で、誰にも当てはまらないNF13が出てくる。プラチナデータ(NF13)を解くモーグルを開発した蓼科兄弟が殺され、疑われた二重人格の神楽の逃走劇が始まる。 帯に"愛する心もDNAで決まってしまうのか"なんて書いてあるから、凄く興味津々で読み始めた。 でもやけに犯人判明と殺害理由が、あっさりで、ちょっと残念でした。
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あっという間に・・・ という表現が大げさではないほど さらりと読み切った。 話の閉じ方に 割り切れなさが残るの・・・。
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舞台はほんの少しだけ先の未来。 DNAによって国民の情報を国が管理し始めるといった時代。 相変わらずおもしろかった。
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のっけから、映画のオープニングのような展開だなと思ってたら、映画化されるみたい。ものすごくスピーディなシナリオで一気き読めるので先日まで読んでた山崎豊子作品に比べるとすごいギャップ
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東野圭吾の本は本当にハズレがない。DNAを使った未来の捜査でスケールの大きさを期待させてくれる。結末はやや尻すぼみの感があるが、十分楽しませてくれる。
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「自分は別枠」、エライ人ほど抜け道を作って見えないように骨抜きにする。 日本の縮図のような本でした。
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