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陰陽師 天鼓ノ巻 の商品レビュー

4.1

49件のお客様レビュー

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    11

  2. 4つ

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2024/05/07

「盲目の琵琶法師、蝉丸は美しくも怖ろしい女に取り憑かれていた。空ざまに逆立つ髪、睨むよう見つめる眼―その異様なる気配を感じながらも、蝉丸は敢えて女を落とさず憑く侭にしているというのだが…。一体なぜ?女を哀れむ蝉丸が、ある夜、晴明と博雅を前に語り始めたその哀しい過去とは!?「逆髪の...

「盲目の琵琶法師、蝉丸は美しくも怖ろしい女に取り憑かれていた。空ざまに逆立つ髪、睨むよう見つめる眼―その異様なる気配を感じながらも、蝉丸は敢えて女を落とさず憑く侭にしているというのだが…。一体なぜ?女を哀れむ蝉丸が、ある夜、晴明と博雅を前に語り始めたその哀しい過去とは!?「逆髪の女」など全八篇を収録。」 「あやかしのお話でありながら、人間関係やれないとも密接に関わってきます。人の感情と呪術は木っても切り離せないものだと実感できる作品です。呪術がお好きな方はぜひ!」(未来屋書店 本屋従業員によるおススメ本の紹介 2023 の紹介より)

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2023/12/13

いつもながらに2人の探偵のような仲良しペアが謎を解き明かしていく。蝉丸が何話かにまたがってよく登場する。蝉丸は天皇の子息だったらしい。盲目になったのは通っていた女性に恨まれたから。 印象に残った場面 p52 おれにはもうひとつ生きていくのに必要なものがある、それはおまえさ、博雅...

いつもながらに2人の探偵のような仲良しペアが謎を解き明かしていく。蝉丸が何話かにまたがってよく登場する。蝉丸は天皇の子息だったらしい。盲目になったのは通っていた女性に恨まれたから。 印象に残った場面 p52 おれにはもうひとつ生きていくのに必要なものがある、それはおまえさ、博雅 BL?! p60 言葉は心を盛るための器である。 悲しみであれ喜びであれ、器に盛られて、初めて理解できる。 肉体もまた同じで、〈源博雅〉を盛るための器。 言葉にできないものに出会った時は、歌を詠む、笛を吹く。

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2020/02/02

http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2010/02/post-8c8e.html

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2019/10/15

蟬丸の過去 博雅の受難 あたりは少し毛色が違って面白かったけど、やっぱり晴明がズバッと解決!なお話が面白いな。 古典好きでよかった!と関係なく思う。

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2019/05/22

「瓶博士」泰逢ってのは中国神話からなんだな。 「器」か、悲しい・・・。人間の器ってのは壊れやすいんだなあ・・・。 「紛い菩薩」やっぱり勝手に土地ってめちゃくちゃにしちゃダメなんだな・・・。 「炎情観音」いや、それって男が一番悪くないか?? 「霹靂神」久々にほのぼの晴明と博雅。 「...

「瓶博士」泰逢ってのは中国神話からなんだな。 「器」か、悲しい・・・。人間の器ってのは壊れやすいんだなあ・・・。 「紛い菩薩」やっぱり勝手に土地ってめちゃくちゃにしちゃダメなんだな・・・。 「炎情観音」いや、それって男が一番悪くないか?? 「霹靂神」久々にほのぼの晴明と博雅。 「逆髪の女」蝉丸殿にそんな過去が・・・な、なんと・・・。それでいて今も嫁に監視されてるって・・・すげえな・・・。 「ものまね博雅」こだまでしょうか、いいえ、晴明です。 「鏡童子」まさかのショタ博雅。冷静に考えたら十二支って怖いよな…。

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2017/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

蝉丸大活躍。今回はほとんどの話に蝉丸が関わってきます。相変わらずいい琵琶弾いてます(実際には聞こえないけど)、盲目になった理由とは?そして表紙は蝉丸の奥さん(で良いのかな?)です。

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2017/09/20

 こんなにシリーズが続いているのに、マンネリ化していないってすごいですね。朝の電車でゆっくり読みたいと思い早めに家を出たのですが、人身事故で電車が止まりました。でもこの本を読んでいたので、待ち時間が楽しかったです。  今回も女の恨みの物語がいくつか収録されています。表紙に描かれて...

 こんなにシリーズが続いているのに、マンネリ化していないってすごいですね。朝の電車でゆっくり読みたいと思い早めに家を出たのですが、人身事故で電車が止まりました。でもこの本を読んでいたので、待ち時間が楽しかったです。  今回も女の恨みの物語がいくつか収録されています。表紙に描かれている逆髪の女はとても怖かったですが、物語を読むと博雅と同じように恐怖は薄れました。死ぬほど愛した人が、呪った愛しい人が、死んだ後にとりつくことを許し、妻と呼んでくれる。ある意味、史上最高の愛なのではないでしょうか。

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2017/03/02

今回は1話目から博雅と晴明の距離感がいつもよりも近い気がする!!と思いながら読みました。 博雅のことを誰よりも愛おしいと思っているであろう晴明と、晴明のさり気ない一言に翻弄される博雅… いつも通りの安定の展開が心地よい^^

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2015/12/08

盲目の琵琶法師、蝉丸は美しくも怖ろしい女に取り憑かれていた。空ざまに逆立つ髪、睨むよう見つめる眼―その異様なる気配を感じながらも、蝉丸は敢えて女を落とさず憑く侭にしているというのだが…。一体なぜ?女を哀れむ蝉丸が、ある夜、晴明と博雅を前に語り始めたその哀しい過去とは!?「逆髪の女...

盲目の琵琶法師、蝉丸は美しくも怖ろしい女に取り憑かれていた。空ざまに逆立つ髪、睨むよう見つめる眼―その異様なる気配を感じながらも、蝉丸は敢えて女を落とさず憑く侭にしているというのだが…。一体なぜ?女を哀れむ蝉丸が、ある夜、晴明と博雅を前に語り始めたその哀しい過去とは!?「逆髪の女」など全八篇を収録。

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2015/08/04

童子かわいいなあ、、、 博雅のせいで起こる怪異が増えていませんか 博雅童子もとてもかわいらしい 蝉丸妻は関わっていたいのね 罪もなにもかも

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