先が見えない時代の「10年後の自分」を考える技術 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
私自身がすごく大切だと思っていて、人に伝えたいことが、この本には書いてあった。こういう伝え方、表現の仕方をすればいいのかと思いながら読む一方で、上手く自分の言葉で伝えられないもどかしさもあった。 この本を読み切るのに時間がかかってしまったけれど、読み始めた時よりも、将来を想定した働き方に自分が変わっているということを嬉しく思った。今度はプライベート面を考えてみたい。
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雑誌「クーリエ」で著者の記事があり、本書を手に取った。本書は「シナリオプランニング」の考え方を紹介したもので、自分自身のキャリアプランを考える上でも非常に参考になる内容であった。
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10年後の未来をどう想像するか、 そのノウハウが詰め込まれている。 中学〜大学、僕たちは人生の節目を受験という枠で、 捉えていたから、思考が「3年後」までしか未来を考えられなくなっている。 これからの時代、どう生きていくか、 10年後の未来を想像する必要がある、と痛感した。 ...
10年後の未来をどう想像するか、 そのノウハウが詰め込まれている。 中学〜大学、僕たちは人生の節目を受験という枠で、 捉えていたから、思考が「3年後」までしか未来を考えられなくなっている。 これからの時代、どう生きていくか、 10年後の未来を想像する必要がある、と痛感した。 人生はあっという間、小さな努力の積み重ねで未来は 変わっていく。 めちゃめちゃ参考になった。 ☆KEY POINT ・3つの大切な考え方 1、つながり思考力 2、先読み力 3、一歩を踏み出す行動力 ・修正を前提に計画をつくる ・人生は小さな意思決定の積み重ね ・個人の成長には3つの要素が必要(クレア・グレイヴス) 1、危機感 2、行動力 3、洞察力 ・未来のことを過去形で語り、ストーリーを作る ・ブレイクダウン法 →1時間半〜2時間程度でやるべきことを細目化する。 →付箋に細かなタスクを書き込む。 →模造紙にカレンダーを書き込み、固定的な日程を埋める。 *固定的な日程とは、そこから動かせない予定のこと。 →そこで付箋を貼っていく。手帳に落とし込む。 *修正が必要であれば、付箋を張り替える。 ・アローダイアグラム法 →順序を守らなければならない要素と平行してできる要素を視覚化する。 →それぞれに要素にかかる時間(経過時間も含む。) →期日を逆算して考える。ガントチャートとの違いは、 各要素間の繋がりが視覚化できる点。
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著者は、メーカー勤務5年で一念発起し、休職してミシガン大学経営大学院にてMBAを取得。日米のコンサル会社で働き、その後一人で始めた戦略コンサルティング活動が徐々に拡大し、現在はグリーンフィールドコンサルティング代表取締役を務めている。 10年後の自分の姿を「想像」ではなく「思考...
著者は、メーカー勤務5年で一念発起し、休職してミシガン大学経営大学院にてMBAを取得。日米のコンサル会社で働き、その後一人で始めた戦略コンサルティング活動が徐々に拡大し、現在はグリーンフィールドコンサルティング代表取締役を務めている。 10年後の自分の姿を「想像」ではなく「思考」したことのある人は、いったいどれくらいいるだろうか。「思考」というのは、筋道を立ててしっかりと考えることである。 著者は「たったひとつの未来ではなく、いま現在想定できる複数の未来(シナリオ)について考え、それを元に適切な意思決定を行っていく戦略策定手法である」シナリオプランニングを用いて、企業「未来」を読み解くことを支援している。 そのシナリオプランニングを個人に落とし込み、本書では自分の力で未来を切り開くための「思考法と行動技術」について以下の3章にわたり説明している。 ①モノゴトをつなげて考える「つながり思考力」 ②つながりをもとに未来を思考する「先読み力」 ③修正を前提に決断する「一歩を踏み出す行動力」 行動ありき、確定している未来なんてない。走りながら考えてそれに合わせて行動すべし。 まさにその通り。 しかし、誰にもわからない未来のことといって思考を放棄するのではなく、何パターンにも不確実な未来のシナリオを組み上げていくことにより準備はできる。準備=毎日の行動により、最悪のシナリオに対しての備えから最悪を回避できることにもつながる。 毎日の行動を積み上げていくか、逆算して思考しながら修正し行動していくかによってもたらされる結果は月とすっぽんの差が出てくることは明らかである。 コンサルらしく、さらりとフレームワークが使われているが、客観的かつMECEにモノゴトを捉えるには欠かせないツールである。 使い方の詳細な方法は紹介されていないものの、ちりばめられたらきらりと光るエッセンス的な行動の示し方はさすが。 不確実性の高い未来だからこそ考えることが必要であり、行動の仕方にも工夫していくことが求められている。 今からでも自分でできることはある。 10年後の自分を作るのは瞬間瞬間の自分の行動である。 「10年後の自分」を考える技術 著:西村 行功 10年後の自分の姿を「想像」ではなく「思考」したことのある人は、いったいどれくらいいるだろうか?「思考」というのは、筋道を立ててしっかりと考えることである。 10年後というのはけっして遠い未来ではない。すぐにやってくる明日の話である。どこかの夢物語ではなく、今日から行動を始めてやっと目標にたどりつけるかどうかという程度の、案外短い時間軸なのである。 本書の構成は以下の3章から成る。 ①モノゴトをつなげて考える「つながり思考力」 ②つながりともとに未来を思考する「先読み力」 ③修正を前提に決断する「一歩を踏み出す行動力」 10年後のことはわからない。しかし、考えることはできる。本書はその思考プロセスについての具体論が記されている。10年前の自分が今の自分をどう思うか。本書のような類の本を読みだしていつも思うことは今やってること、頑張ってると自分で思っていることが10年後の自分がそれを見てどう思うかを考えるようにしてきた。 100点ではないものの10年前の自分に向けて頑張ってると声をかけてやりたいが、そこはもうちょっとこうして置いたほうがいいよと今になってわかることもあるがそれはしょうがないと割り切れる点も多い。 確実にこれからの10年は激動の今までの10年をはるかに凌駕するほどの激動であることは確かである。確かなのはそれくらいなのかもしれない。 修正しながら動きまた修正しながら方向だけはきちんと持ちながら進んでいきたい。
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「つながり思考力」「先読み力」「一歩を踏み出す行動力」を基に、「流れに従い志を変えず」に人生を突き進みたい。 自分なりに未来を予測した上で、どうなりたいのか?人生の目的はなんなのか?を見つけたい。
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世の中の変化らを確実性の高いものと不確実性の高いものに仕分けしつつ、不確実性ごとに未来を場合分けし、複数のシナリオとして考えていく発想法=シナリオプランニングについて解説きている本書。先が見えない時代=不確実性が高い時代に、いかに未来を具体的に想像するか。何が不確実かを考えること...
世の中の変化らを確実性の高いものと不確実性の高いものに仕分けしつつ、不確実性ごとに未来を場合分けし、複数のシナリオとして考えていく発想法=シナリオプランニングについて解説きている本書。先が見えない時代=不確実性が高い時代に、いかに未来を具体的に想像するか。何が不確実かを考えることは、ほぼ確実に訪れる未来を考えることと同意で、「まずあり得ないだろう」と思われる未来を想像しリスクヘッジをするのが、最も重要という。著者が説くのは速効性の高い解決策ではなく、自分がイメージする未来に応じた今しなければならないことを考えることだ。自己啓発ではなく、思考の方法を説いている。
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松岡修造ばりにアツいタイトルが並ぶ星海社新書(講談社の子会社だった)。 横幅ギリギリまで使って、大事なことは大きく書くやり方、きらいではないです。 この本はシナリオプランニングの第一人者というポジションを築いたコンサルタントの西村氏が、つながり思考力、先読み力、一歩を踏み出す行動...
松岡修造ばりにアツいタイトルが並ぶ星海社新書(講談社の子会社だった)。 横幅ギリギリまで使って、大事なことは大きく書くやり方、きらいではないです。 この本はシナリオプランニングの第一人者というポジションを築いたコンサルタントの西村氏が、つながり思考力、先読み力、一歩を踏み出す行動力という三つの力について、また、現代を生きるための心構えについて記したもの。 印象に残ったのは… 「3年時計」の呪縛 楽観でも悲観でもなく「客観的」に考える まだ余裕がある状態のときにこそ、シナリオを考えなければいけない SEPTEmber シナリオを描いたら名前をつける (さわ)
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自分の未来を具体的に考えていくための「思考の教科書」 私はシナリオプランニングを用いて、企業が「未来」を読み解くことを支援している。シナリオプランニングとは、たった一つの未来ではなく、いま現在想定できる「複数の未来(シナリオ)」について考え、それを元に適切な意思決定を行っていく戦...
自分の未来を具体的に考えていくための「思考の教科書」 私はシナリオプランニングを用いて、企業が「未来」を読み解くことを支援している。シナリオプランニングとは、たった一つの未来ではなく、いま現在想定できる「複数の未来(シナリオ)」について考え、それを元に適切な意思決定を行っていく戦略策定手法のことだ。そしてそれは、若い世代にこそ必要な思考法でもある。なぜなら今ほど未来を考えないことがリスクになる時代はないからだ。変化が激しく先の見えない、自己責任の時代。自分なりに情報を読み解き、決断し、行動する内容によって、将来の姿が大きく違ってくる。本書では、「10年後の自分」をキーワードに、シナリオプランニングの考え方を応用した「自分が望む人生を自分の力で手に入れるための手法」を、若い人向けに解説していく。 ■試し読みはこちらです。 http://ji-sedai.jp/book/publication/10nengonojibun.html
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未来予測はあてにならない、だけれども考えることは無駄じゃない。で、より意味のある考える技術とは。「考えること」って、意外とテクニック。
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「未来のために今、変わらなければならない」 今にも詰んでしまいそぅな、一歩がしんどい人へは、「強制的仮想体験!やれる、より、やった」は胸にしみて、勇気でますょ。 追い詰められてる人へは、「目的地へはいつも最短ルートでたどりつけるとはかぎらない。走りながら考えて修正していくと...
「未来のために今、変わらなければならない」 今にも詰んでしまいそぅな、一歩がしんどい人へは、「強制的仮想体験!やれる、より、やった」は胸にしみて、勇気でますょ。 追い詰められてる人へは、「目的地へはいつも最短ルートでたどりつけるとはかぎらない。走りながら考えて修正していくといぅ考え方。」は人に認められない時、自己肯定を感じさせてくれますょ。 迷ってる人へは、「好き、嫌い」「役にたつ、立たない」といった基準でなく、選択肢が広がる方を選ぶことが鉄則となる、という所は、後で助かったと、なりますょ。 私事ですが、10年後は47歳なんです。 やらない事決めるってか、やれない事決まってるという状況にはなってきますね… 。 目次は、ちょっと失敗感がありますが、内容は大変読みやすかったです。こういう本って、作者と自分がどれだけ似ているかで、納得度が違うのではないか、と思います。
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