ネバー×エンド×ロール の商品レビュー
タイムトラベルものであり作者のデビュー作。 なぜタイムトラベル出来るのか?を説明すると、今のところその結論が出るよね、という感じがする。結末はあまりすっきりしないが、話の中身は面白い。
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ジャンル的にはラノベになるのだろう、年を取ったからか文体からして読むのが辛かった。一人称は書き手の腕がよくわかる。 中の人も外の人も、結局何がしたいのかよくからなかった。そして駆は格好つけているが、本当に何がしたいのかさっぱりわからなかった。背景がわからないので何ともだが、リバテ...
ジャンル的にはラノベになるのだろう、年を取ったからか文体からして読むのが辛かった。一人称は書き手の腕がよくわかる。 中の人も外の人も、結局何がしたいのかよくからなかった。そして駆は格好つけているが、本当に何がしたいのかさっぱりわからなかった。背景がわからないので何ともだが、リバティの面々は中二男子の一目惚れ?と自己顕示欲?に付き合わされたってことなのかな?
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城壁に囲まれた街に住む幼馴染達。 彼らの前に、突如として女の子が現れたのが すべての始まりだった。 壁の向こう側はそういう落ちかと想像した通りでした。 そこに至るまでが、ぐるぐるしているだけで。 とはいえ、最後の最後まで読むと そこに行くのか! という驚きが。 いや、むしろすべ...
城壁に囲まれた街に住む幼馴染達。 彼らの前に、突如として女の子が現れたのが すべての始まりだった。 壁の向こう側はそういう落ちかと想像した通りでした。 そこに至るまでが、ぐるぐるしているだけで。 とはいえ、最後の最後まで読むと そこに行くのか! という驚きが。 いや、むしろすべてが…という状態に はぁそうですか、というべきでしょうか? 過去は未来、未来は過去。 しかし彼の中で何が起こって、ああなったのか。 その過程が知りたいような 知ってもしかたないような?
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「時空超越」「終末」。 SFの中でも最も魅力的(と勝手に思っている)モチーフがふたつも盛り込まれている。 しかも、センチメンタル青春仕立てで味付け。わたしきっとこの作者の方と美味しいお酒が飲めると思う。 あまりぱっとしない青春を送ってあまりぱっとしない現在を生きているSF好きの胸...
「時空超越」「終末」。 SFの中でも最も魅力的(と勝手に思っている)モチーフがふたつも盛り込まれている。 しかも、センチメンタル青春仕立てで味付け。わたしきっとこの作者の方と美味しいお酒が飲めると思う。 あまりぱっとしない青春を送ってあまりぱっとしない現在を生きているSF好きの胸にはきゅんきゅんくる作品。 「無能だけど馬鹿じゃない」と自分のことを指して言う少年・駆の言葉が沁みる。きっと、一度は自分のことを本気でそう思ったことがなければ出て来ない言葉なのでは、と思った。 どこかで見たような既視感もあるが、「時空超越」「終末」は数多の作家が挑んできたモチーフなので致し方ない。 しかし、ラストの浮遊感がとてもいい。これわたしが書きたかったな!と作家でもないのに思ってしまう。 これがデビュー作とのことなので、二作目、三作目にも期待大だ。
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時間を遡れる「こよみ」。 収縮する宇宙。 壁に囲われた居住区。 何となく、詰め込みすぎて、感情移入は出来ませんでした。 良く理解出来ない所もあったので、その辺も理解カが足りない事が大きな理由ですが、残念です。
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古本屋でタイトル買いしました。 某楽曲とタイトルが似てるなー、と思って。 こういう世界観はとても好みで、一つ目の話は夏の雰囲気が特に漂っててすごい引き込まれました。 ただ、この話が最後まで続くのかと思ったら章ごとに主点と時代が変わって少し残念。 読み終わった後は、このような話特有のしつこい余韻というか、解決しない感がやっぱりありましたね。SF感が生み出された最後の章は私的には蛇足に思いました。確かに最後の設定のおかげでこよみの能力とか行き先ととかが曖昧な理由がカバーできましたけどね。 カノンみたいにこよみがプログラムを凌ぐ存在になったりして、最後に一言言ってくれたらだいぶ印象変わったかも。 詩的な表現とか、文章の書き方は好きだったので☆4。 あと一つは上で言ったように最後でイメージを崩されたからかな。
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「雲の向こう、約束の場所」と何か関係あるのかな? あまりにも設定(北海道に立つ塔とか3人の幼なじみとか飛行機作るとか)が酷似してるけど… タイムスリップとか宇宙なくなるとか非現実的過ぎてあんまり感情移入できなかったなー。 キャラもそこまで魅力的ではなかったかも。
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こよみとは何者なのか? 最初主人公は駆かと思ったら、そういう訳ではなく…。 過去にしか進めない少女「こよみ」と最終章のデータ「こよみ」は同一人物(人物?)なのか? そもそも次元自体が別のお話なのか? こよみは最後、誰にあのデータを伝えたのか…。 色んな謎を残したままで終わりましたが「分からなくてイライラする!」って言うような終わり方ではなかったなーと。 色々な謎が残っているからこそ、その後を私たちが考えられたり、もう一度読みたくなるような作品だなと感じました。
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最初は既存のキャラクターの焼き直しのようで、全く感情移入できなかったけど、進むうちに少しずつ少しずつ面白くなって、とてもすっきりした読後感でした。こよみの強さは分かりづらかったけど、妙に納得できてしまう不思議な力のあるお話。
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いろいろと「ん?」となるところがありましたが、 こういうのもいいなと思いました。 こよみが口にする言葉が好きです。
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