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医師のつくった「頭のよさ」テスト の商品レビュー

3.9

72件のお客様レビュー

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    13

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2016/02/20

<目次> プロローグ 第1章  人はどうして得手不得手があるのか    ~感覚がすべての能力のベースとなる 第2章  なぜ、同じモノを見ても同じに理解しないのか    ~人には認知特性がある 第3章  人には本来どのような能力が備わっているのか    ~認知特性と能力には関係があ...

<目次> プロローグ 第1章  人はどうして得手不得手があるのか    ~感覚がすべての能力のベースとなる 第2章  なぜ、同じモノを見ても同じに理解しないのか    ~人には認知特性がある 第3章  人には本来どのような能力が備わっているのか    ~認知特性と能力には関係がある 第4章  どうしたら社会で自分を活かせるのか    ~認知特性に合った人生の選択方法 第5章  得意な能力は、どのようにしたら伸びるのか    ~二つ以上の得意な能力を獲得する あとがき <内容> 最初に認知特性を図るテストが付いており、それに基づいてそれぞれの特徴を紹介し、それぞれの特徴による能力の伸ばし方がある。本来は親が幼児などの認知特性を知って、子育てに生かしてほしいという本だろう(著者は小児科医)。最後の記憶力を伸ばすところは一般的なものにすぎないが、この認知特性を知ることは大人でも役に立つと思う。教師としては、生徒の認知特性からそれぞれの勉強法の紹介、指導をして、各自の学力を伸ばせたらいいなと思った。

Posted byブクログ

2016/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分を知り、認め、選択し、適応させることができる人こそ「頭のいい人」 人それぞれ、生まれ持った思考や認知の好み(認知特性)と能力に差がある 学生時代 勉強はできたが仕事ができない人 数学はできるが読解ができない人 勉強はできないがダンスが得意な人などがいるのはそのためである。 認知特性を理解すれば、 人間関係も円滑に築くことができるし、自分や他人の能力を伸ばすこともできる 社会では、アイデアを生み出す「創造性」、 整理整頓できる「遂行機能」、 仲間から好かれる「社会性」、 仕事の締め切りを守る「時間感覚」など、さまざまな能力が求められます。 そして、それらは認知特性を意識することで伸びていくのです。 認知特性とは、目や耳などの感覚器から入った情報を 理解・整理・記憶・表現する「方法」であり、 人それぞれ6つのタイプに分かれます。 自分の得意な表現方法とは? 違うタイプの人とうまくつき合うには? 子どもの能力や個性を伸ばすには? まずは簡単な認知特性テストから、自分の得手不得手を探ることから始めましょう。 視覚・言語・聴覚の三つにわけた上で、それぞれを二分する。 A視覚優位者 (1)写真のように二次元で思考するタイプ (2)空間や時間軸を使って三次元で考えるタイプ B言語優位者 (3)文字や文章を映像化してから思考するタイプ (4)文字や文章を図式化してから思考するタイプ C聴覚優位者 (5)文字や文章を、耳から入れる音として情報処理するタイプ (6)音色や音階といった、音楽的イメージを脳に入力するタイプ 人にはこのような認知特性があって、 自分の特性を知りその特性に見合った職業に就くのが望ましい。 特に、複数の特性を兼ね持つ人は有能である。 また、認知特性は訓練することが可能である。というのが著者の主張。 --- 生まれたばかりの赤ちゃんが空腹になると泣くというのも内臓感覚によるものですが、 それを自分の内臓からの感覚であると意識し、 コントロールできるようになるのが能力です。  能力が成熟する順番は次の通りです。 ①視覚、聴覚、触角、嗅覚、味覚、固有覚、平衡感覚、内臓感覚などの感覚を獲得する ②姿勢やバランスを保つ能力、自分のからだをイメージし、 見通しを立てて計画通り行動する能力が身につく ③形やモノ、数を認識する能力、  そして注意、集中、自信、自己統制する能力が備わる 子どもは③の段階までが基礎としてしっかり身について、 はじめて教科学習のための土台ができるのです。---  子どもの脳は、感覚が発達したあとに、より高次な機能が発達していきます。  そのときに無視できないのが、「心つくり」です。 心は知覚、感情、思考、記憶などの機能を統合して、人間の営みのすべてを担っています。 健全なからだに健全な心が育てられることで、 子どもは本来持っている能力が発揮できるようになります。---

Posted byブクログ

2015/12/21

六つの認知特性から、それぞれの人の持つ能力を捉えていこうとした本。 認知特性は、感覚器官から入った情報を、理解したり整理、記憶したり、さらには表現する方法がのことだそうだ。 視覚優位、聴覚優位、そして言語優位という三つの領域をさらに二つずつに細分した類型で考えていく。 とてもお...

六つの認知特性から、それぞれの人の持つ能力を捉えていこうとした本。 認知特性は、感覚器官から入った情報を、理解したり整理、記憶したり、さらには表現する方法がのことだそうだ。 視覚優位、聴覚優位、そして言語優位という三つの領域をさらに二つずつに細分した類型で考えていく。 とてもおもしろいけど・・・。 最初のテストの結果で判明した私の認知特性が、自己理解とかなり食い違う。 例えば、私は子供のころ、かなり聴覚刺激に過敏で困ることもあったが、テストでは聴覚系の認知能力をが著しく低い。 その一方で、絵をかいたり空間的な把握をするなどはかなり苦手なのに、これが通常よりもかなり高い値が出る。 一体どういうことなんだろう? それぞれの特性をどう伸ばすのかなどは、具体的な示唆が得られる。 子どもの能力を伸ばしたい親御さんにぴったり。

Posted byブクログ

2015/11/11

大きな6つの認知特性から人間を眺めている。 実例も、概念的なことも両方書かれているので、様々な分野で応用がきくのではと思いました。 教師は必読の一冊。おそらく。

Posted byブクログ

2015/11/08

自分の認知特性にかなり偏りがあるのを感じていた(聴覚的ワーキングメモリが弱い)ため、興味があって読んでみた。 認知特性テストの結果が納得できる部分と、意外だった部分半々であったが、意外だった部分も自分の認知の仕方を振り返ると、確かに当てはまることに気づいた。 結果として、自分...

自分の認知特性にかなり偏りがあるのを感じていた(聴覚的ワーキングメモリが弱い)ため、興味があって読んでみた。 認知特性テストの結果が納得できる部分と、意外だった部分半々であったが、意外だった部分も自分の認知の仕方を振り返ると、確かに当てはまることに気づいた。 結果として、自分が見たものや聞いたものをどのように処理して取り込もうとしているかを振り返る良いきっかけとなった。 仕事や勉強において、どのようにインプットすると自分にとって入りやすい方法を見つけるのが目的であったが、そこまでは至らなかった。だが、それを考える上で参考になる有益な本。

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2015/08/30

「地図の読めない女と話を聞かない男」にもあるように男女の脳の違いはよく取り上げられるけれど、視覚からインプットした方が記憶に残る人、言語からインプットした方が記憶に残る人、聴覚からインプットした方が記憶に残る人が居るというのは面白いと思った。自分が何型かはよくわからなかった。それ...

「地図の読めない女と話を聞かない男」にもあるように男女の脳の違いはよく取り上げられるけれど、視覚からインプットした方が記憶に残る人、言語からインプットした方が記憶に残る人、聴覚からインプットした方が記憶に残る人が居るというのは面白いと思った。自分が何型かはよくわからなかった。それぞれの特性を理解して、日常生活で活かすのがよいらしい。

Posted byブクログ

2015/08/06

借りたもの。 「頭のよさ」とは何か?という問題定義に始まり、人には認知特性があり、それがモノを記憶したり表現するときの得手不得手、即ち個性を生み出す事を指摘。 この本では特に「視覚優位」「言語優位」「聴覚優位」の3つのカテゴリー(さらに各々2つの傾向がある)に分けて、それぞれの特...

借りたもの。 「頭のよさ」とは何か?という問題定義に始まり、人には認知特性があり、それがモノを記憶したり表現するときの得手不得手、即ち個性を生み出す事を指摘。 この本では特に「視覚優位」「言語優位」「聴覚優位」の3つのカテゴリー(さらに各々2つの傾向がある)に分けて、それぞれの特徴や傾向を事例とともに解説。 著者により認知特性テスト付き。 テストを使って自分の傾向を知り、それをどう活かし、足りない所を補うべきかを指南してくれる本。 読んでいて、自分の特性に「ああ、成る程」と思う。 身近な人や、特に子育てで教えるのにどう接して良いか分からない時に指標となる気がする。 巻末に紹介されている、頭をよくする習慣については、よく知られているものだと思うが、改めて読むと良いと思った。

Posted byブクログ

2015/07/16

タイトルに惹かれて購入したが、内容が良い意味で異なっており、認知特性という新しい概念を学ぶことができた。

Posted byブクログ

2015/04/08

タイトルだけ見たときには、自己啓発本の一種のような気もしてそれほど食指も動かなかったのですが、帯の「フランシスコ・ザビエルと聞いてあなたは?」という問題と、その答えの選択肢を見て「認知特性」というものにちょっと興味が惹かれ、読んでみることにしました。 結果は当たりで、なかなかおも...

タイトルだけ見たときには、自己啓発本の一種のような気もしてそれほど食指も動かなかったのですが、帯の「フランシスコ・ザビエルと聞いてあなたは?」という問題と、その答えの選択肢を見て「認知特性」というものにちょっと興味が惹かれ、読んでみることにしました。 結果は当たりで、なかなかおもしろかったです。人間の情報処理のタイプに、写真タイプ、三次元映像タイプ、言語映像タイプ、言語抽象タイプ、聴覚言語タイプ、聴覚&音タイプの6種類があり、この中で誰もが得意分野と不得意分野を持っていて、そのバランスで認識の仕方が違い、コミュニケーションのパターンが変わってくるというのは、初めて聞く考え方でしたが、納得できました。 自分でやってみると、聴覚言語タイプが突出し、言語抽象タイプがその次で、写真タイプと聴覚&音タイプが非常に弱いというのは確かにその通り。これを知っておくと、確かに勉強やコミュニケーションの時に役立ちそうです。

Posted byブクログ

2015/03/31

面白い!! 認知特性のことを知りたくて読み、かなり納得感ある内容でした。 読んで分かったのは私と息子は特出した「視覚優位者」、夫と娘は「言語優位者」ということ。 (なお本書では認知特性の優位パターンを6つに分析しています) おぼろげにそうじゃないかなとは感じてたけど、身近な人が自...

面白い!! 認知特性のことを知りたくて読み、かなり納得感ある内容でした。 読んで分かったのは私と息子は特出した「視覚優位者」、夫と娘は「言語優位者」ということ。 (なお本書では認知特性の優位パターンを6つに分析しています) おぼろげにそうじゃないかなとは感じてたけど、身近な人が自分とは違う世界の見方、認識の仕方をしてるって本当面白いと思う!! ・寝る前に考えること(視覚優位の私は翌朝の支度を映像で、言語優位の夫は翌日の仕事をテキストで考えるとすんなり寝られる) ・読書(私はイメージを想像しながら、夫は文章そのものとして読む) などなど。 いやー楽しい。 もうちょっとまた色々知りたい!

Posted byブクログ