時計館の殺人 新装改訂版(上) の商品レビュー
今回はいつもの語り部・江南と探偵役・鹿谷が館の中と外で話が展開していく。 一緒にいなくて大丈夫!? と思った通りにやはり殺人劇の幕が開いてしまう。(ミステリーなのだから当たり前) 十年前に亡くなった少女の話をきっかけに、ずるずると明かされていく過去。 まだ何かあるのだろうという期...
今回はいつもの語り部・江南と探偵役・鹿谷が館の中と外で話が展開していく。 一緒にいなくて大丈夫!? と思った通りにやはり殺人劇の幕が開いてしまう。(ミステリーなのだから当たり前) 十年前に亡くなった少女の話をきっかけに、ずるずると明かされていく過去。 まだ何かあるのだろうという期待通りに話は進んでいく。 人が殺されるまでは、降霊会なるものをやろうとしているのだが私はホラーは苦手である。 サクサクそこは進ませていただいた。 これで安心…と思ったのに、殺人が起こってからも怖いなんて。 下巻がすぐ読みたくなる上巻であった。
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本格ミステリーの金字塔。十角館の殺人も良かったけど、いやはや、上下巻で700ページ以上あるのですが、グイグイと引き込まれ一気に読んでしまいました。綾辻行人氏の館シリーズ・・・全巻読破したくなりました。
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館シリーズのミステリ。 奇妙な館を設計することで有名な中村青司が設計した時計館が舞台。 108個の時計、霊能者による交霊会、振り子の部屋、針のついていない時計塔。 このいわくつきの館で起こる、凄惨な事件の前篇。 館の間取りがあり、奇妙な設計であることが容易に想像できる。
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新装改訂版で再読。やっぱり素晴らしい。 事件の派手派手視差、息詰まる展開、意外な真相に美しいラストシーン、とどれをとっても文句なし。
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色々と、ヒントが見えてきたような…でもきっと分からないんだろうな(笑) こういう推理小説大好きー。下巻に向けて、ドキドキというかゾクゾク〜。
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亡霊が住むとうわさされる時計館での連続殺人を描くミステリー。 話の構成は館の中のエピソードと館の外でのエピソードが交互に語られるというものになっています。 趣味の話ですが、108個の時計が一斉に鳴り響くという設定はなんだかぞくぞくするものがあります(笑)これで事件が起こらない...
亡霊が住むとうわさされる時計館での連続殺人を描くミステリー。 話の構成は館の中のエピソードと館の外でのエピソードが交互に語られるというものになっています。 趣味の話ですが、108個の時計が一斉に鳴り響くという設定はなんだかぞくぞくするものがあります(笑)これで事件が起こらない方がおかしい(笑) 上巻は館やそれにまつわる人物の背景の説明などが中心となるので事件はなかなか起こらないですが、それでもあまり退屈することなくすいすい読んでいけました。 クローズド・サークルから忽然と消えた霊能者に若くして死んだ館の主人の娘、引き裂かれたドレス、そして仮面の殺人鬼、とわくわくさせる設定が多数。下巻へのお膳立てはきっちりと出来上がっているだけにこれからの展開が非常に楽しみです。 第45回日本推理作家協会賞
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期待が強すぎ、それに満たなかったせいであまり評価を高くできない。でも、やっぱり館シリーズの雰囲気はいいな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
館シリーズ 作家となった島田潔と編集者となった江南孝明の再会。島田のマンションの隣室に住む霊能者・光明寺美琴。雑誌「ケイオス」の取材で古峨倫典のたてた時計館へやってきた取材班・小早川茂郎、内海篤志。大学のミステリ研究会のメンバー、瓜生民佐男、河原崎潤一、福西涼太、、樫早紀子、新見こずえ。急遽メンバーから外れた渡辺涼介。小学生の時に付近に合宿でやってきていた瓜生、河原崎、樫、渡辺。そこで出会った少女。少女との会話。時計館の旧館で霊視をする取材班。最初の夜に消えた光明寺。翌日の夜殺害された樫と渡辺。こずえにが目撃した犯人と思われる人物。逃げた方向から消えた犯人。古峨の娘・永遠の部屋に残されたウェディングドレスと「おまえたちが殺した」というメモ。自分の部屋に閉じこもりカメラのチェックをしていた内海の前にあらわれた犯人。
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面白い。いわゆるクローズドサークルで閉鎖された空間で殺人があると。テンポもいいしトリックも素晴らしい。 しかし解説で米澤穂信さんも言ってるけどあらためて読んでみると大胆不適きわまりないねwww
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