時計館の殺人 新装改訂版(上) の商品レビュー
館シリーズ第5巻。 館シリーズで一番好きという人が多いという話を聞いていたので期待して読んだが個人的には期待以上。 「十角館の殺人」以降久々の江南君登場を懐かしみつつ事件についてワクワクしながら読んだ。 オカルトじみた噂話から館の住民であった少女についての謎、登場人物たちの過去の...
館シリーズ第5巻。 館シリーズで一番好きという人が多いという話を聞いていたので期待して読んだが個人的には期待以上。 「十角館の殺人」以降久々の江南君登場を懐かしみつつ事件についてワクワクしながら読んだ。 オカルトじみた噂話から館の住民であった少女についての謎、登場人物たちの過去の接点がおぼろげに見えてきたところで上巻が終わってしまったので下巻が楽しみ。 詳しい感想は下巻読了にて。
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新装版で再読。上巻。 迷路館の次に行ってみたい館。108もの時計が時を刻み続ける地下の館。舞台設定が魅力的でぞくぞくする。しかし夜中も関係なく鐘が鳴る設定なんて、そりゃそんなところに住んでたら気も狂います。 やはり瓜生君を見て江南君がエラリイを思い出すシーンが切ない。 殺人事件が...
新装版で再読。上巻。 迷路館の次に行ってみたい館。108もの時計が時を刻み続ける地下の館。舞台設定が魅力的でぞくぞくする。しかし夜中も関係なく鐘が鳴る設定なんて、そりゃそんなところに住んでたら気も狂います。 やはり瓜生君を見て江南君がエラリイを思い出すシーンが切ない。 殺人事件が起こり、皆がパニックに陥る中で気丈であろうと頑張る江南君。島田さん早く来て! 下巻に続く。
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館シリーズ5作目。時計の館が舞台。 シリーズ5作目ともなると、これまでやったことはもうやらないだろうという先入観とも期待とれるものがあるけど、はてさて。怪しいのはあのへんだとは思うのだけど……。 さらに上下二分冊という期待を持たざるを得ない。 どうでもよいけど、館もの全般だと必ず...
館シリーズ5作目。時計の館が舞台。 シリーズ5作目ともなると、これまでやったことはもうやらないだろうという先入観とも期待とれるものがあるけど、はてさて。怪しいのはあのへんだとは思うのだけど……。 さらに上下二分冊という期待を持たざるを得ない。 どうでもよいけど、館もの全般だと必ずといっていいほど、1人の方が安全だ!みたいに閉じ籠る人っているよね。あとなぜか犯人探しになるよね。みんなで犯人なんか探さず1つの部屋に集まってじっと粘って誰かが探しに来る。みたいな集団戦、長期戦で犯人に挑む定番殺しの小説ってないかな。ないか。インシテミルは近かった気がする。
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大学のミステリー愛好会(ただしミステリーサークル的なミステリー)が中村青司の手による館に泊まり込む…という、何となく十角館を思い出す導入部。十角館で島田と共に探偵役を務めた江南君もオカルト雑誌編集者となって同行という、期待高まる上巻です。登場人物一覧を見ると故人が多すぎてちょっと...
大学のミステリー愛好会(ただしミステリーサークル的なミステリー)が中村青司の手による館に泊まり込む…という、何となく十角館を思い出す導入部。十角館で島田と共に探偵役を務めた江南君もオカルト雑誌編集者となって同行という、期待高まる上巻です。登場人物一覧を見ると故人が多すぎてちょっと驚かされます。彼らはそれぞれ個別になくなったのか、それとも関連する死なのか、まだまだ謎が残されます。
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時計まみれの館で起こる惨劇。 これは作中の探偵すらも禿げるほど悩むくらいのトリックが使われていて、すごくぞわっとする。ギリギリ映像化できそうな館シリーズ
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初めて読んだときものすごくゾクッとしたのを覚えてます。 そうだったんだ・・・って、すべての謎がストンと落ちてきたのが。 それにしても江南くんと島田さんは赤くないけどなんかの糸で結ばれてることは間違いないよね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「時計館の殺人」という題名なので、時計館に入ってから本格的な事件が発生する。そこに行きつくまで、緊張感に包まれていて、飽きなかった。この緊張感があったからこそ、館での事件をスリリングに感じた。館モノでありながら話が中と外で進んでいくさまが面白かった。
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針のない時計塔。108の時計が蠢く時計館。 オカルト雑誌の特集記事を組む為に取材にきた江南は夜中に怪しい物音を聞く。 それは、狂気の連続殺人が始まる音だった。
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