氷点(上) の商品レビュー
あるサイトの無料キャンペーン中だったので、読んでみました。有名な作品だったので、やはり期待通りです。心理描写が素晴らしく内容も良いです、早く後編が読みたいです。
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越谷支店 井芹さんお勧め本 あらすじ 自分が辻口家を不幸にした殺人犯の子であるとして、自殺をはかった陽子。一命をとりとめ、父・啓造や母・夏枝からすべてを謝罪されたが、自分が不倫の末の子であったという事実は潔癖な陽子を苦しめた。陽子は実母・恵子への憎しみを募らせていく。一方、兄・...
越谷支店 井芹さんお勧め本 あらすじ 自分が辻口家を不幸にした殺人犯の子であるとして、自殺をはかった陽子。一命をとりとめ、父・啓造や母・夏枝からすべてを謝罪されたが、自分が不倫の末の子であったという事実は潔癖な陽子を苦しめた。陽子は実母・恵子への憎しみを募らせていく。一方、兄・徹はその恵子に会い、彼女なりの苦しみを知ることになる―。大ベストセラー『氷点』のその後、“真実”を前に苦悩する人々を描いた珠玉のドラマ。 感想 続編も最高、旭川に行った時には三浦綾子記念文学館へ寄る事。
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旭川旅行でたまたま見かけた記念林をきっかけに。 昔のベストセラーは今でもありそうな、人の心の弱さ、複雑さを描いてました。続きが気になる作品!
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閉塞感が充満していく中であっさりと進んでいくのがよかった 汝の敵を愛せよ、という言葉はキリスト教を軽く習った人でも知っているのではないかな〜 言葉にするといかにも簡単だけど、実際そんなことができる人はいるのだろうか、、 啓造も夏枝もどっちも不完全で、言葉足らずで。何年一緒にいてもやっぱり話し合わなければいけないなと感じた 自分がしたことよりもやっぱり人にされたことの方が大きく写ってしまうのかな、色々考えてしまう
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有賀さん推薦図書。 旭川出身の三浦綾子も大きな事件や事故を題材にした小説を書いてますが、 >> いい小説が多いですよ。 >> 代表作は「氷点」ですが、僕が生まれた年に起こった「洞爺丸台風」も >> チョッピリ関わっています。 >> ...
有賀さん推薦図書。 旭川出身の三浦綾子も大きな事件や事故を題材にした小説を書いてますが、 >> いい小説が多いですよ。 >> 代表作は「氷点」ですが、僕が生まれた年に起こった「洞爺丸台風」も >> チョッピリ関わっています。 >> 実際の題材では「細川ガラシャ」なども読みごたえがあります。 >> 僕が感動したのは「塩狩峠」でした。 >> 実際に起こった題材で、ラストは涙が止まりませんでした。 >> 今でも、年に一度は塩狩駅そばの三浦綾子記念館に行っています。
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医師で院長の辻口啓造と妻の夏枝には徹とルリ子の 2人の子供がいた。 ある日、敬造の留守中に啓造の病院で働く眼科医の 村井と夏枝が不倫をした。 さらに、その間に娘のルリ子が殺害された。 啓造は2人のことを知り、恨みを抱く。 死んだルリ子の代わりに娘を育てたいと申し出た夏枝に、 啓造はルリ子を殺害した犯人の娘をもらって 内緒で夏枝に育てさせようと企てる。 ---------------------------------------------- 50年前の小説が今もこうやって読み継がれるとは。 文章は昔の文学小説っぽい書きぶり。 でも、淡々としていて個人的には読みやすかった。 (読者が裏を読まなくてもいいというか) 続きが気になる!
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2日で読んでしまった!陽子を見守る徹や辰子の優しさに救われる。辰子が陽子に善悪について説くところはやさしい哲学のようであった。終盤の海難事故が少し安っぽかったのは残念だが、辻口が生きて家に帰って村井&夏枝と鉢合わせしないと話が面白くならない。下巻や続編も楽しみだ。
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いっきに読んでしまった。次にどうなるのか、この人物はどう考えるのだろうか、そんなことを考えながら読み進めていたらいつのまにか読み終わっていた。 他人の考えを勝手に推測し、そうに決まっていると思い込み、さらに自分の気持ちも隠し続けた家族がどんどんすれ違い、泥沼にはまっていく。
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思い違いが、こんなに恐ろしいことを招くだなんて思いもしなかった。 辻口病院の院長、啓造とその妻、夏枝。病院に勤める眼科医の村井。 村井と夏枝が会ったことをきっかけに、娘のルリ子は外へ出て、何者かに殺害される。それだけでも衝撃なのに、その殺人犯の娘を引き取る啓造。それは、村井と夏枝の関係を不審に思い、夏枝への復習のためだった。 しかし、村井と夏枝の間には、何もなかったのだ。こんなことってあるだろうか。 そう思ったけれど、人生にはこうしたことが起こりうる。そう思わずには入られないストーリー展開だ。 夏枝は、引き取った娘、陽子を大事に育てるが、あとから啓造が犯人の子を引き取ったと知ってしまう。愕然とする夏枝。 「(まさか、こんな思いで、鏡の中の自分をみる日が来るとは夢にも思わなかった。)」 それもそうだよ・・・。なんでこんなことにと思う。 家庭内は、少しずつおかしくなっていく、 「不機嫌は最大の悪だ」 家族の誰かが不機嫌だと、みんなに伝染する。 そうだよな。自戒をこめて。 夏枝がたまたま喫茶店に入ると、なんと村井がやってきた。これも、タイミング・・・。 最後、啓造が乗った船が転覆したという情報が入る。 「(こんなにも生きていてほしいのに)」 今まで啓造を憎んでいたはずなのに、人の心はこうも変わるのだ。 死亡者として発表される。なんてこと! しかし、実は生き延びていたのだ。 また、すれ違いからどんな人生が起きるのか・・・。少し沈んだ気持ちとともに、今後の展開がどうなるのかと思う。
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欲望、嫉妬、罪悪、、、 人間のなかに渦巻く心理を表現した文章はうなずけるものがありました。 最終的にはまた誰かが死んでしまう結末なのか。辻口家が幸せになることは想像できない。
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