サムシングブルー の商品レビュー
人にはあまり言えない、汚い(?)気持ちとか、 その他、あるある、ばかり。 なんとなく買った本でしたが、良かったです。 夏、ナツイチとかそういう響きや広告、 季節を感じます!本を読みたくなります!
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彼氏と別れた次の日に、元彼と元親友の結婚式の招待状が届く そりゃ神様だって信じたくなくなるよね この歳になってくると結婚式に呼ばれること自体独り身を痛感させられるというのに、私だったらほんと出席したくない!と祝う気持ちより先にお断りの方法を考えてしまいそう まぁ、そんなところは...
彼氏と別れた次の日に、元彼と元親友の結婚式の招待状が届く そりゃ神様だって信じたくなくなるよね この歳になってくると結婚式に呼ばれること自体独り身を痛感させられるというのに、私だったらほんと出席したくない!と祝う気持ちより先にお断りの方法を考えてしまいそう まぁ、そんなところはみな同じようで主人公しかり、他の登場人物も多かれ少なかれそんな気持ちもなくもないようです 楽しかった学生時代を織り交ぜつつ進むこのお話は、忘れていた元親友を思い出し、尚なかったことには出来ない過去を久々に目の前に置かれ、謝りたかったことや好きでしょうがなかった思いなど、主人公と一緒に思い出し、消化して、少しスッキリしたように思う。 全部をきれいに昇華はできないけれど、この本を読んで少し過去の思い出を引っ張り出して、向き合って見るのも良いかと思いますよ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
高校時代のシーンがまさに青春って感じ。幸せそうで羨ましい。でも、その後の彼氏・親友との微妙な別れによって全てなかったことにして封印してしまっていた梨香。それを、今までの自分に失礼と思えるまでにいっぱい苦しんだんだろうな。過去の私、現在の私、未来の私。全部がつながっていて、どれが欠けても私ではなくなる。恋愛、結婚だけがテーマじゃなくて、そんな自分の存在価値や過去の捉え方・受け入れ方などいろんなことを考えさせられた。自分を否定したりなかったことにしてしまわず、受け入れてあげること。そうして自然な気持ちで出た最後のおめでとうの言葉。その言葉で、自分も前に進めそうな気がした。
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飛鳥井千砂さんの小説のなかでもかなり好きです。 サムシングブルーというタイトルはサムシングフォーのなかのひとつからきているようです。 私はそもそもサムシングフォーを知りませんでした; これを読んでブルーってちょっと不思議だなと思いました。 サムシングブルーは青が純潔の意味があるか...
飛鳥井千砂さんの小説のなかでもかなり好きです。 サムシングブルーというタイトルはサムシングフォーのなかのひとつからきているようです。 私はそもそもサムシングフォーを知りませんでした; これを読んでブルーってちょっと不思議だなと思いました。 サムシングブルーは青が純潔の意味があるからということらしいんですが、気分が憂鬱な時もブルーっていうので、ブルーは良い意味でも悪い意味でもあるっていうのがおもしろいですよね。 話の冒頭では悪い意味でブルーだった主人公が、徐々にブルーの色合いを変えていっているのかなと思いました。 高校時代の話が好きです。 これぞ青春って感じで! 恋愛もそうだし、学校行事とかも青春ですね。 今思うと何がそんなに面白いんだろうっていうことでも、かなり楽しかった気がします。 私はまだ高校を卒業して数年なので、きっと十年とか経ったらなおさらなんじゃないかなと思います。 あと、表紙がいくえみ綾さんなのでそう思ったのかもしれないんですけど、これを読んでいくえみさんの潔く柔くを思い出しました。 高校時代男女4人で仲良かったこととか、そのなかの微妙な関係性とか、似てるような気がします。
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私は男性で、しかも青春も遠い過去になってしまったのに、何故か惹かれる飛鳥井作品。 この表紙は恥ずかしいのでブックカバーをつけて通勤電車で読みましたが、毎日少しだけ前向きな気持ちになれました。 澤田さん、格好いい!
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結婚の時に「青いもの」が良いってはじめて知りました〜。マリッジ「ブルー」っていう言葉があるから、結婚を前に気分が落ち込んだ主人公の話かと思って読み出したら違った。笑
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表紙がきれいなウェディングドレスの女の子だから、幸せな話なのかと思いきや、しょっぱながどん底。 読んでてとってもずーん。。となるので、最初はあんまり好きじゃなかったんだけど、そこはやっぱり飛鳥井さん。キラッと好きな部分が散りばめられてるなーって感じた。 例えば、田原さんと澤田さん...
表紙がきれいなウェディングドレスの女の子だから、幸せな話なのかと思いきや、しょっぱながどん底。 読んでてとってもずーん。。となるので、最初はあんまり好きじゃなかったんだけど、そこはやっぱり飛鳥井さん。キラッと好きな部分が散りばめられてるなーって感じた。 例えば、田原さんと澤田さんが喧嘩するシーンとか。素直に笑っておめでとうって心からまだ思えないって認めるところだとか。 ただやっぱり、まだめちゃくちゃ好き!って作品ではないので笑、星みっつ。
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彼氏と別れた翌日に元親友・元彼の結婚式の招待状が届く…というところからスタートする。 所々高校時代の回想が入るけど、それと現在のギャップが切ない。 終盤、共通の友人から元彼の想いを聞くところが1番好きなシーンかも。 結婚・出産が身近になってきたから余計かな?
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中谷くんの名台詞 「十年だよ? 俺がまだ歩いていない十年を、マキさんは歩いてるんだよ。後ろからくる人間が、小さい、大したことないなんて言ったら、失礼だと思うな」 4年前に読んだらボロボロ泣いただろうなーてストーリーと梨香の心情。
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凹む時は、素直に凹みきって 先へ進む方が良いんだなと思った。 真っ正面から受け止めるのは、怖いことかも知れないけど。 その方が自分にも、回りにも良いって思う。 心に素直な方の強さと素敵さの理由が少し分かった気がしました。
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