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職業としてのAV女優 の商品レビュー

3.6

105件のお客様レビュー

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2014/03/23

結構読み応えがあったし、勉強になった。 ・AVも今は健全な業界に変わってきている ・単体・企画単体・企画というヒエラルキーがある ・志願しても14%しか合格しないし、なったとしても稼げるのはごく一部

Posted byブクログ

2014/01/09

2014年1月9日読了。「AV女優」という職業の地位の変遷と現状、その実態と引退後のセカンドキャリアについて、AV女優関連の多数のルポに関わった著者が取り上げた本。かつての私の愛読書「オレンジ通信」で読んだ極めて印象的だった記事が本書中で引用されており、この著者の仕事だったのか・...

2014年1月9日読了。「AV女優」という職業の地位の変遷と現状、その実態と引退後のセカンドキャリアについて、AV女優関連の多数のルポに関わった著者が取り上げた本。かつての私の愛読書「オレンジ通信」で読んだ極めて印象的だった記事が本書中で引用されており、この著者の仕事だったのか・・・と個人的に深く感心。ネットの普及で美女の裸体やアブノーマル行為の動画はタダに近い値段で手に入る、にも関わらず女優の外見のクオリティが向上しているのは何故か、疑問に思っていたが、法律のグレーゾーンに属し裏社会とも深く関わっていた(その分、アウロトーな異常な才能が時折現れる)業界が自助努力と社会の変化、法の改正などに伴い透明化し、また「誰かに認められたい」という欲求を持つ一般女性がネット応募などでこの世界に足を踏み入れることが容易になったことが大きな要因か。かつて、堕ちていった女性の成れの果てとされていた「AV女優」だが、今はルックス・知性・協調性などに加え高学歴など他にない個性を求められる非常に狭き門で、人気AV女優を経て有名になった人物もいるが結局その人にはどの職業についても成功できるような自己管理能力があったと言うことなのだな・・・。

Posted byブクログ

2014/01/06

twitterでお薦めされていたこととAmazonでの評判が良かったため購入。しかしAV女優(というかAV)に疎いため感動するほどではなかった。騙されて恥を押し隠して行い、早く足を洗いたい職業だったものが、供給過多で売りたくても仕事が入ってこない、OLや主婦の傍らAVに出演して楽...

twitterでお薦めされていたこととAmazonでの評判が良かったため購入。しかしAV女優(というかAV)に疎いため感動するほどではなかった。騙されて恥を押し隠して行い、早く足を洗いたい職業だったものが、供給過多で売りたくても仕事が入ってこない、OLや主婦の傍らAVに出演して楽しんでいるものに変化したことが分かった。

Posted byブクログ

2014/01/05

男の友達と飲む時の話のネタになれば程度の軽い気持ちで読んだが、非常に面白かった。 ÀV女優という職業の現実とイメージの乖離がなくなり、現在のÀV女優のリアルな実態がわかって良かった。 男女共に読んで、ÀV女優に対して正しい認識を持つべきだと感じた。

Posted byブクログ

2013/12/20

私の知らない世界だったが、どのような仕組みになっているのか、出演した女優は、その後、どうなるかわかって、面白かった。また、なぜ、最近は、面白くないかもわかりました。また、撮影側が懲役刑を伴う事件もあったことがわかり、また、他殺事件もあったことがわかりました。また、思ったよりも収入...

私の知らない世界だったが、どのような仕組みになっているのか、出演した女優は、その後、どうなるかわかって、面白かった。また、なぜ、最近は、面白くないかもわかりました。また、撮影側が懲役刑を伴う事件もあったことがわかり、また、他殺事件もあったことがわかりました。また、思ったよりも収入が良いわけでないことがわかり、本当に収入が良いのは、一部で、また、すぐにそれも、落ちていくことがわかった。

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2013/10/31

時代は変わった。今や女優になりたいと応募して来る人が多数で、供給過多となり、稼げない人が大半だとは…。いろんな事情があるのだろうが、基本的には稼げるからなる職業だと思っていたのだが、どうやら昔とは違うらしい。 業界がどのようなビジネスモデルになっていて、女優がいくらぐらい稼いで...

時代は変わった。今や女優になりたいと応募して来る人が多数で、供給過多となり、稼げない人が大半だとは…。いろんな事情があるのだろうが、基本的には稼げるからなる職業だと思っていたのだが、どうやら昔とは違うらしい。 業界がどのようなビジネスモデルになっていて、女優がいくらぐらい稼いで、どのようなキャリアパスを辿り、引退後はどうなるのか? 業界をウォッチしている著者が赤裸々に語る本書。 読むべきは、業界を目指す、あるいは目指す可能性のある女性だろう。売れればともかく、そうでない時の現実も良く知った上で判断すべきことだと思うから。 内容は真面目なのだが、過激な単語もたくさん登場するので、そーゆーのが苦手な人はご注意を。

Posted byブクログ

2013/07/20

陵辱AVのくだりが読んでいてしんどい。かりやすくAV女優という仕事の実態が描かれているが、納得いかない表現や、女性への想像力の足りなさを感じるところもあった。 AV産業の変遷、意識変化、賃金、労働体系や仕組み、やりがいを持って働く普通の女性の姿も。

Posted byブクログ

2013/07/20

完成した作品の視聴者ではあっても、その内実を知ることはほとんどないAV業界の歴史、過去と現在の実態をAV女優という存在を通して垣間見ることが出来る。 思った以上に最近は健全になりつつあるも、一方でやはり闇の業界なのだなと感じた。

Posted byブクログ

2013/07/19

古い価値観を持っているわたしにとっていい意味で世界の価値観はそんな風に変わっていってるのかーと(この本に書かれているようなことが全ての女性の価値観かというとそうではないと思うが)最底辺のように思われていたAV女優という職業が今や自ら進んで応募し、面接という段階になっても採用率は1...

古い価値観を持っているわたしにとっていい意味で世界の価値観はそんな風に変わっていってるのかーと(この本に書かれているようなことが全ての女性の価値観かというとそうではないと思うが)最底辺のように思われていたAV女優という職業が今や自ら進んで応募し、面接という段階になっても採用率は17%。なれたとしても良いOLくらいの給料しかもらえない。それでも構わないと思っている女性が沢山いるという事実に、どうしちゃったのかしらー?という驚きが多い。

Posted byブクログ

2013/07/14

 私はこれまでこの職業について、何らかの経済的な事情や脅されて仕方なく始めたものとばかり思っていたが、どうやらそうではないらしい。今日では「たくさん稼いで、早く足を洗いたい」という人は少なく、「出来るだけ長く続けたい」という人が多いというのだ。  遊んでいるような人が多いかと思...

 私はこれまでこの職業について、何らかの経済的な事情や脅されて仕方なく始めたものとばかり思っていたが、どうやらそうではないらしい。今日では「たくさん稼いで、早く足を洗いたい」という人は少なく、「出来るだけ長く続けたい」という人が多いというのだ。  遊んでいるような人が多いかと思えば「経験人数は一人だけ」「元メガバンク」「現役看護師」という人もいたり、何より供給過剰の今は、求められているのは容姿端麗かつ有資格なのだという。  かつては精神的に病んでいる人も多く、その例として桜一菜は「辞めちゃって稼げなかったのも自分の弱さ。お金に走るってことはちゃんと仕事をするって事だから、まともな人とも出会えるし、向きあって付き合える。自分がまともじゃないから人と向きあうことが出来ない」と心の内を明かしている。が、そのことを筆者は「AV業界が悪いのではなく、彼女達が機能不全家庭で育ったため。売れなくなると居場所がなくなり、精神状態がより悪化する」と論じている。  観る側にとっては美人が肌をさらけ出してくれるのだからありがたいが、その一方で、これまで必要とされていた、良い意味でも悪い意味でも「病んでいる」女性のセーフティネットが無くなっているのが、今日の業界の姿なのだそうだ。 「AV女優の数は6000人から8000人で、その内3分の2は毎年入れ替わる。実際稼動しているのは全体の3割」、稼げているのは「単体」と呼ばれている一握りの女優、収入は出演料の3〜4割(本書の例では月収15.6万の女優もいる)、明らかな嘘をついて引きこもうとしていたのは昔の話で、今は賃金体系を明示している、スカウトマンはスカウトした女優の売上金の15〜20%を半永久受け取れるなど、厳しい実情が浮き彫りになっている。  それにしても、一度出回ったものが半永久的に残り続けるネット社会となった今日において、文字通り「自分を売る」職業に就こうという人がいることに驚かされる。筆者は「一度やってしまったものはしょうがない」という割り切りと、相応の金銭感覚を維持することで、幸せな「その後」の生活が送れるというが、果たして業界の何%の女優がその日々を過ごせるのだろうか。   自分用キーワード パーツモデル パブ規制 『てぃんくる』(女性向け高収入誌) 単体・企画単体・企画(AV女優のランク。報酬は順に、100万〜250万、30万〜80万、15万〜25万となる。) 東京都迷惑防止条例改正条項(これにより、路上でのスカウトが出来なくなった) MUTEKI、アリスJAPAN(芸能人専門AVメーカー) 援デリ ビデオ安売り王(ビデ倫の審査を通らない、インディーズ物を流通させ、AVの販売手法を大きく変えた) 東良美季『東京ノアール』(ノンフィクションのAVドキュメント小説) ソフト・オン・デマンド(専門的な撮影技術を持ち込み、利用者が満足できる物を提供することを第一とした) 桃井望(業界を震撼させた変死の当事者) 美咲沙耶(2007年に自殺した女優) 木下いつき(陵辱作品に出演したところ、網膜剥離寸前まで傷めつけられた) バッキー事件(非常に過激なジャンルを扱うメーカーによる傷害事件)    

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