ぼおるぺん古事記(1) の商品レビュー
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歴史は好きですが、好きになったからの歴史が薄く 去年の大河ドラマ『平清盛』で、平安時代のことも もっともっと知りたいなぁと思ったいたところ 平安時代どころじゃない、天地創生の時代の古事記を 大好きなこうの史代さんが書かれていることを知り 早速読んでみましたが、、、、やはり難しいです 原文が絵とこうのさんの文字で記載されているのですが 下に、原文の意味が書いてあるのをみないとわからないし 一々、読んでいるのが煩わしかったりします ただ、本文に入る前に、章ごとのあらすじが書いてあるのと 有名な天照大神のお話など、知っている話もあるので へぇと思いながら、1回は読みましたが これは、何度か繰り返し読まないと、わたしには把握できなさそう 楽しみながら、ゆっくりと再読してみます また、(二)、(三)も出ているので、またおいおい
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13.5.12第1巻 天の巻読了 文章は古事記の原文を読み下したもののみ。言葉の解説はあるけど現代語に訳していないので、原文ではどういう表現されてるんだろう??っていちいち考えずに読めるのがいい。 13.7.15第2巻 地の巻読了 なるほど、これが荻原規子さんの「空色勾玉」の下地になっているのか!と、やっと気づいた次第。
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古事記というとひたすら八百万の神様が出てきて、途中で挫折してしまうが、可愛らしい絵で補足しながらイメージでも入ってくるので、頑張って読めました。 日本人はもっと周辺の神様を意識していかないとね・・・本当にこんなとこも、あんなものまで、神様だらけなのね。
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古事記は前にも挑戦して、神様の多さに途中で止まったりもしてたんだけど、これは読めました。 古事記を絵で表現するというだけでなく、地の文がきちんと書かれているのがいい。 文字情報だけだとなかなか頭に入ってこなかったのが、するりと入ってきます。 とはいえ、まだ一巻はちゃんと知ってい...
古事記は前にも挑戦して、神様の多さに途中で止まったりもしてたんだけど、これは読めました。 古事記を絵で表現するというだけでなく、地の文がきちんと書かれているのがいい。 文字情報だけだとなかなか頭に入ってこなかったのが、するりと入ってきます。 とはいえ、まだ一巻はちゃんと知っている話の部分なので、二巻、三巻をしっかり読まなきゃな。 日本って本当に八百万の神の国なんだなぁ、と改めて思いました。 近くにもいろいろ神社があって、色んな神様が祀られているけれど、今度行ったときには神様の名前をしっかり見てこよう。
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私には難しくて無理でした。 でも、かなりやさしく描かれてるのだとは思います。 私にもう少し読解力があれば、楽しめたのかもしれません。
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大大大スペクタクルをこんなにもキュートポップでわかりやすく、しかも原文で! 興奮のあまり文章もおかしくなるくらい素敵だった。 イザナキとイザナミを隔てる大岩、の構図が、かつてふたりを結びつけた柱、の構図とシンクロしているところとか。 表現力にくらくらする。
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日本最古の史書である「古事記」を、ボールペンによりコミック化された一冊です。 イザナギとイザナミが、日本の始まりになる陸地を作るところから始まります。 絵はコミック的は描写ですが、言葉は原文に近いのでしょうか?あえて、現代語にしていない所に好感が持てます。 イザナギが黄泉...
日本最古の史書である「古事記」を、ボールペンによりコミック化された一冊です。 イザナギとイザナミが、日本の始まりになる陸地を作るところから始まります。 絵はコミック的は描写ですが、言葉は原文に近いのでしょうか?あえて、現代語にしていない所に好感が持てます。 イザナギが黄泉の国にある、イザナミを覗く時、 スサノオが旅立つ前に挨拶に行く時、 アマテラスオオミカミが隠れた天の岩戸が開く時、 ヤマタノオロチの首の数だけ酒樽を仕掛ける時、 有名なシーンが、絶妙に描写されていて、「ほぅ!」と唸りました。 少し前に、子供向けの「古事記」を読んでいるので、内容は分かりますが、「古事記」を知らなければ理解に苦しむでしょうね・・・ 古事記は早い話、「日本を作った神が登場する神話」です。それを大切にし、こうやってコミック的に書く事も、また趣が違っておもしろい。 これはコレで、有りです。 すでに3巻まで出てるらしいので、続けて読んでみます。
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こうの 史代 平凡社 (一)天の巻 (2012/5/27) (二): 地の巻 (2012/9/27) 三: 海の巻 (2013/2/26) 「昔からずっと、古事記を絵にしたいと思っていました。 魅力的な登場人物、ストーリーはもちろん、原文の味わいも楽しいですよ...
こうの 史代 平凡社 (一)天の巻 (2012/5/27) (二): 地の巻 (2012/9/27) 三: 海の巻 (2013/2/26) 「昔からずっと、古事記を絵にしたいと思っていました。 魅力的な登場人物、ストーリーはもちろん、原文の味わいも楽しいですよ!!」 ――こうの史代 すごいです!このコミック 古事記のあのすごいキャラクターを絵でみごとに表現してるし 原文(よく分からないけれど)読んだ気にさせてくれる いや~すごい 細かな絵 ボールペンだって 歌のやり取りのカラーの絵もいいなあ ≪ この国の ねっこの風土 ほらここに ≫
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古事記の国造りからヤマタノオロチの征伐まで、 全てボールペンで描かれていて、なんとも味わい深く。 イザナギ・イザナミのくだりはやはり、 ギリシャ神話のオルフェウスの話と似ているなぁと思いながら。 「見てはいけないモノ」を見てしまうのは、人のサガなんでしょうか。 それとも東西を...
古事記の国造りからヤマタノオロチの征伐まで、 全てボールペンで描かれていて、なんとも味わい深く。 イザナギ・イザナミのくだりはやはり、 ギリシャ神話のオルフェウスの話と似ているなぁと思いながら。 「見てはいけないモノ」を見てしまうのは、人のサガなんでしょうか。 それとも東西を問わずの隠喩なのか、、ふむふむ。
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全てボールペンで描かれた古事記の世界。古事記の原文の解釈もとてもユーモラスでおもしろく、表情やしぐさで、原文だけではわからなかった微妙なニュアンスが伝わってくる。何よりもキャラクターたちがみんなかわいく、こうのさんが世界に注ぐまなざしがやさしい。
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