殺戮ガール の商品レビュー
これは、ある意味ですごい。 ちょっと、いろんな意味で予想外。 なにを言ってもネタバレになってしまう恐怖。 ------------------------- 七尾与史作品は、先日、『山手線探偵』で初めて触れまして。 これがまあ、大変に面白く、べた褒めしたレビューも書いた...
これは、ある意味ですごい。 ちょっと、いろんな意味で予想外。 なにを言ってもネタバレになってしまう恐怖。 ------------------------- 七尾与史作品は、先日、『山手線探偵』で初めて触れまして。 これがまあ、大変に面白く、べた褒めしたレビューも書いたわけですが。 『山手線探偵』 (ポプラ文庫 日本文学)についてのkumabettiさんのレビュー - ブクログ http://booklog.jp/users/kumabetti/archives/1/4591129683 @booklogjpさんから なるほど、うん。 裏表紙解説にあるとおり、黒いユーモアミステリでした。 そして、もしかすると、こっちの方が、七尾与史の本領なのかもしれない、でもこの本領だと、好き嫌いが激しく分かれるから、『山手線探偵』を描いたのかもしれない、とすら思える。 よくできてます。 読後感で言えば、我孫子武丸『殺戮にいたる病』に近いかもしれません。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062633760?ie=UTF8&camp=1207&creative=8411&creativeASIN=4062633760&linkCode=shr&tag=kumabetti-22 好き嫌いで言えば、この作品は、嫌いです。 でも、なんだろう。 七尾与史作品を、もうちょっと読んでみたい、そうも思うのです。 何度も本屋で見かけては気になって、手にとってはみるものの購入にまでは至らなかった、『死亡フラグが立ちました!』を、次は読んでみたいと思います。 きっと、僕は、なんだかんだで、七尾与史作品に、心惹かれているのでしょう。 気になります。 私、気になります。(しまった。違うミステリ作家のネタだった)
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表紙のイラストに惹かれて購入しました。物語の発想は面白いと思ったのですが、ミステリーの割には展開が読みやすく、最後もスッキリしない感じが否めませんでした。 また殺戮ガールであるミサの容姿が転々としすぎて、一番想像力を掻き立てたいところがぼやけてしまった感じがします。
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どことなく「死亡フラグ・・・」の雰囲気を残した文体。一人の女を複数視点で追っていく展開は結構おもしろかった。小説家やその未発表原稿を読んだ人間まで殺されていくので、なんとなく今これを読んでる自分も・・・みたいな感覚になる。 終盤いきなりまとめに入り、この何とも後味の悪い、やや尻切れ感もあるオチはいただけない。まぁ一通り解明されてるので、あれはあれでいいのかもしれないけど。
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話は面白い。文章は読みやすい。 しかし、無駄に長い。 ネタとしては面白かったのですが、早く続きを読みたいとは思えなかったです。すみません。
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