1,800円以上の注文で送料無料

殺戮ガール の商品レビュー

3.3

55件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2013/06/03

正直、残念な感じ。 読ませる力はあるし、面白さもあるんだけど…。 何か大事なスパイスが欠けてるか、野菜に火は通ってるが、煮込みの足りない料理みたい。

Posted byブクログ

2013/04/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

登場人物が多く、視点が次々に変わっていくミステリ。最初の生き埋め事件が軸となり、それぞれの立場からある女についてのエピソードがある。個人的に気に入っているのがミサと名乗る女のくだり。生き埋め事件の詳細やタイトルの殺戮ガールの性格等がわかる。幼い子供を殺そうと十通りの殺し方を上げておきながらハズレを用意しておいて、いざハズレが出ると殺さずに帰すという彼女はいい意味でイカレている。ストーリー自体は面白いが、視点がころころ変わりすぎてくどく感じたのでこの評価。

Posted byブクログ

2013/01/29

正直【死亡フラグが立ちました!】を読んで七尾さん作品はそこまで好きになれないのではないかと感じていた。 しかし今作の設定には惹かれるものがあったため思わず購入、拝読。 死亡フラグ〜もそうであったが、読み終えた後に『ん?』と思ってしまった。 しかし、これは後からじわじわくるのか...

正直【死亡フラグが立ちました!】を読んで七尾さん作品はそこまで好きになれないのではないかと感じていた。 しかし今作の設定には惹かれるものがあったため思わず購入、拝読。 死亡フラグ〜もそうであったが、読み終えた後に『ん?』と思ってしまった。 しかし、これは後からじわじわくるのかもしれない…と感じたのも確かである。 ただもう少しユーモアが欲しかったな、と思った。 ブラックジョークのようなものが今ひとつハマらなかったのでそこが残念。

Posted byブクログ

2012/12/16

このミス選出作品だから期待せずに読んだけど、ミステリー仕立てで面白かった。 ただ内容の割に文体が軽すぎるのかもしれない。 そこが読みやすい反面、軽すぎて納得がいかないという人もいると思う。個人的には重い話は尾を引いてしまうので苦手だから読みやすかった。 絶対悪なんて信じてないけ...

このミス選出作品だから期待せずに読んだけど、ミステリー仕立てで面白かった。 ただ内容の割に文体が軽すぎるのかもしれない。 そこが読みやすい反面、軽すぎて納得がいかないという人もいると思う。個人的には重い話は尾を引いてしまうので苦手だから読みやすかった。 絶対悪なんて信じてないけど、これを読んでいるとき頭に浮かんがのは《サイコパス》という単語。左京薔薇夫という名前も、サイコパスじゃないかとうわさされているサカキバラセイトをもじったものですよね。 リアルな世界と文学の世界を中途半端に融和させているせいか、なんかチープな感じが。 辛島ミサもサイコパスなのかと思えば、中途半端に罪悪感があってそこがつまらなかった。 ぶっとんだ事を笑いながらやっている描写があるんだから、最後までぶっとんじゃえばいいのにと不満が残ります。サイコパスならサイコパスらしく、それが作品をさらに盛り上げるのでは? タイプの違う二人の絶対悪の存在。中途半端だなあ。 まあ面白かったけど。面白いんだけど、どこか物足りなさが残る作品でした。

Posted byブクログ

2012/11/16

なかなか面白かったです。視点がコロコロ変わるのと、時間経過が判りづらくて、読みにくさはあるけど、内容にはかなりひきつけられました。最後、全く解決しないまま終わっちゃったけど。 『殺しも芸の肥やし 殺戮ガール』を加筆修正したものだそうです。

Posted byブクログ

2012/11/12

表紙とタイトルに騙されたかんじ。いやおもしろかったけど、なんか同じような話を読んだことある気がするような…?

Posted byブクログ

2012/10/30

このミス大賞作品。 見出しにあるお笑いと殺人、似て非なるものの融合を目指した作品であろうが、うまく作品から読み取れなかった。 登場人物が多くて大変でした。

Posted byブクログ

2012/10/28

「ドS刑事」が気になっていて、同著者ということで読んでみた。 ブラックユーモアミステリーという触れ込みでしたが、ユーモアは全く感じず。ミステリーともちょっと違う気がするし、どっちかというとサスペンスな内容。帯ってホントにあてにならない。 さて、中身はといえば、 人死の数が多いわり...

「ドS刑事」が気になっていて、同著者ということで読んでみた。 ブラックユーモアミステリーという触れ込みでしたが、ユーモアは全く感じず。ミステリーともちょっと違う気がするし、どっちかというとサスペンスな内容。帯ってホントにあてにならない。 さて、中身はといえば、 人死の数が多いわりにリアルな殺人描写はなく、迫力に欠ける。 絶対悪と陰惨な血筋の間には矛盾があるし、お笑いのことを何度もしつこく書くくらいなら、サイコキラーの人物像をもっと厚くした方が楽しめたのではないかなと。 殺人が芸の肥やしになっていったというなら、お笑い部分と殺人部分の両方をしっかり描いてほしいしね。 というわけで、これ一冊ではどうにも判断しづらいので、ドS刑事も読んでみようと思う。

Posted byブクログ

2012/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトル秀逸。 恐ろしい話なのに、その域がどこか完全にネジ外れてて、逆に笑ってしまうみたいな。 絶対悪。うーん。 アリの巣に水を注ぎ込んじゃうコドモ、みたいな。

Posted byブクログ

2012/10/20

女子高生30人を乗せたバスが失踪という掴みが面白い。 視点がかわり時間軸が前後するのでわかりづらい面もあるが、最後にちゃんと謎解きがあるのも良かった。 (図書館)

Posted byブクログ