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殺戮ガール 宝島社文庫
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殺戮ガール 宝島社文庫

七尾与史【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 宝島社
発売年月日 2012/05/24
JAN 9784796669641

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商品レビュー

3.3

55件のお客様レビュー

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2024/08/02

想像以上に鳥肌ものの掘り出し物でした^_^ 七尾与史さん著『殺戮ガール』の概要と感想になります。 概要です。 女子高の遠足でバス一台が山中で消失した。想定外の出来事に警察は行方を探すが、バスが見つかったのは十年後。しかも遺体が一体足りない不可思議な状態。そして、とある放火事件...

想像以上に鳥肌ものの掘り出し物でした^_^ 七尾与史さん著『殺戮ガール』の概要と感想になります。 概要です。 女子高の遠足でバス一台が山中で消失した。想定外の出来事に警察は行方を探すが、バスが見つかったのは十年後。しかも遺体が一体足りない不可思議な状態。そして、とある放火事件を捜査していた刑事は被害者が探偵事務所に一人の女性の素性を探ってほしいと依頼をしていたと知り、その女性を事件の関係者として捜査する。しかし女性は幾度となく他の女性と入れ替わって日常を過ごしていた奇妙な経歴の持ち主と知る。果たして全ての出来事は偶然なのか? 感想です。 冒頭から不穏さが漂う本作は、多くの人の語りによって徐々に真相が見えてくる構成で、浅倉秋成さんの『六人の嘘つきな大学生』と似た印象を受けました。さらに入れ替わる女性に近づく人が次々に不可解な死に至る様は、一気読みせずにはいられませんね。久し振りに興奮と恐怖が交差する作品に出会えました♪ グロテスクな表現はあまりないサスペンス作品ですので、未読の方は夏のゾワッとしたい作品として強くオススメします♪

Posted by ブクログ

2024/05/28

バス一台、遠足に出たクラスメイトと先生と運転手と いなくなって10年。 一体どこに消えたのか、という事件を追う刑事が 作家の家が燃え、担当者がいなくなり 果てはその恋人が殺される、という事件を担当。 書いていた小説ごときで? と疑問でしたが 分かってくるにつれ、何だかすごい状態...

バス一台、遠足に出たクラスメイトと先生と運転手と いなくなって10年。 一体どこに消えたのか、という事件を追う刑事が 作家の家が燃え、担当者がいなくなり 果てはその恋人が殺される、という事件を担当。 書いていた小説ごときで? と疑問でしたが 分かってくるにつれ、何だかすごい状態に。 次々となれるのなら、それは当然、後始末さえすれば 問題ない状態。 これが一体バスとどう関係してくるのかと思ったら…。 いや、人間思いきったらすごいです、とかいう 次元の問題ではなかったです。 どこまでどう突き進むのか。 目的がある人ってすごい…なのか。 夢に向かって進んでいるのはすごいですが…w

Posted by ブクログ

2023/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まさか最初のシーンのバスの中でお笑いを披露した辛島ミサがバス失踪事件の犯人だとは予想外過ぎたのと理由が破天荒であっけらかんとしてしまいました笑 殺戮ガールというタイトルに相応しい位の事件を起こしている辛島ミサが整形や名前を変えて住む場所も点々として刑事の捜査を難航させて最後の最後に奇想天外な結果で終わってしまいます。 序盤は登場人物が変わる場面がいくつかあって少し分かりにくい部分がありますが中盤辺りから続きが気になってページをめくる手が止まらなくなりました。

Posted by ブクログ

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