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夜をぶっとばせ の商品レビュー

2.9

31件のお客様レビュー

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2013/03/12

DV夫との生活に疲れて出会い系にはまる主婦が主人公。 なんか自分の子供のころを思い出しちゃった。 夫の子供に対する横暴さの描写がリアルで怖かったな。 帰ってきただけで家の中が凍りつく空気とか。 「チャカチョンバへの道」は「夜をぶっとばせ」の続編なんだけど、そこまでしなくてもいい...

DV夫との生活に疲れて出会い系にはまる主婦が主人公。 なんか自分の子供のころを思い出しちゃった。 夫の子供に対する横暴さの描写がリアルで怖かったな。 帰ってきただけで家の中が凍りつく空気とか。 「チャカチョンバへの道」は「夜をぶっとばせ」の続編なんだけど、そこまでしなくてもいいのでは?と思った。 人間がこういう方向に狂うのって結構切ないです。

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2012/12/30

DV、イジメ、出会い系と社会の話題になることばかりの家族をさらりと書いている。締めくくらない終わり方が何とも言えない。

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2012/12/06
  • ネタバレ

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同窓会で再会した瑶子とたまき。 たまきの夫の雅彦はカメラマンの仕事がすっかりなくなり酒に溺れる毎日で 夫婦仲は冷え切っていき、二人の子供も学校にうまく馴染んでいないようだった。 パソコンで知り合った人と出歩くようになったたまきに気づいた雅彦との争いの結果の別居と離婚。 離婚して三年経ち、雅彦が新たに見つけた伴侶は、たまきの同級生の瑶子だった。 著者の主人公の女の人って、たまにぼんやりでうつろな感じだよね。 たまきの子供の朗と繭がなんかかわいい感じだった。 夜をぶっとばせ、読んでいくうちに勢いがついてきたと思ったら終わってしまって拍子抜けしてしまい、 続きが読みたい~!と思うけどあの話はあれくらいで終わるのがちょうどいいのかもしれない…)^o^(

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2012/12/03

読後に取り残された感が残る。読み始めはとっつき易く、そのままだーっと流されるように読んで、行き着く先でふと、自分ひとり取り残される。こういう本があってもいいじゃないかと思うが、誰にでも薦められる本ではない。

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2012/11/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

井上荒野さんは、冷めたというか、壊れた夫婦を書かせたらもう抜群にうまいですね。 しかしこの作品にでてくる登場人物、誰にも共感もできない感情移入も出来なかった。子供たちでさえ。多分周りにいたら全員嫌いな人々。 どこまでも淡々としているたまきは理解不能だし、雅彦はだめ男過ぎるし、子供たちはどこかに子供らしさを置いてきてしまっている感があるし、瑤子ちゃんもあら…って感じだし。一番ちゃんとしてたのは原田君だな多分(笑)チャカチョンバ?怖すぎ(笑)一夫多妻やりたいなら自分の国へ帰れと言いたくなった…

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2012/10/08

図書館にて。 表題作の次には言っていた作品は続きでびっくり。 そんな馬鹿なと思ったが、実際現実の方がそういうこともあるかもしれないと思った。 この小説に出てくるどんな人生も嫌だと思ったが。

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2012/10/02

ダークな感じが良い。 後半の話し、アレアレ!?と思いつつ、そうなの!?と思いつつ、え?と思ってるあいだに終わってしまった。 何はともあれ、大好きな作家さんの中の一人。一番好きかも。

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2012/09/07

「思い切ったこと」がしたくなったある夜、ネットの掲示板に書き込んだことで、主婦たまきの日々は「何かが決定的に」変わりはじめる…。全2編を収録。 最初は通俗的な作品と思ったが、その続編となっている2篇目で物語は意外な展開を見せる。それには驚いたけど、だからと言って惹きつけられる作...

「思い切ったこと」がしたくなったある夜、ネットの掲示板に書き込んだことで、主婦たまきの日々は「何かが決定的に」変わりはじめる…。全2編を収録。 最初は通俗的な作品と思ったが、その続編となっている2篇目で物語は意外な展開を見せる。それには驚いたけど、だからと言って惹きつけられる作品かと言うと、残念ながらそうでもなかった。 (C)

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2012/08/19

日常感覚で一線を越えるわたし。 家庭内の問題もネットでの交際もすべて「日常」に収束していく些細なことのようだ。 続編はぶっとんでいる。

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2012/07/24

さらーっと読み進めていたら、いつのまにか終わってしまった。 一夫多妻のくだりで、なんじゃそりゃと思ったくらい。薄味だ。 もっとじっくりゆっくり読むべきだったの? 女性ふたりも子ども達も掴み所がない。

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