トラップ・ハウス の商品レビュー
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途中までは面白かったんだけどなあ。謎解きが尻つぼみ。てっきり広瀬が誰かと組んでいて、実は死んでないパターンだと思っていたのに。 トイレのことを最初に心配しているのに、その後全く、そういった描写がないし、古木が帰ってこないことも、もっと早く気づくだろう?それに他の方のレビューでも書かれているが、そこは先にチェックするだろう。 ただトラップは非常にネチネチしていて、これをやられたら、凄く凄くストレスが溜まるだろうなあ。犯人が復讐をしたくなる気持ちは分かるけれど、それでも、やり過ぎ感は否めない。なんの関係もない人を死なせて、平常心を保てる物なのか? しかも、最後は他人の車で犯人は突っ込んでいくし。 面白いものもたくさんある石持作品だが、今回はちょっと最後失速、な感じがした。
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大学卒業を間近に控えた本橋大和は、級友たちと車2台に分乗し、郊外のキャンプ場に出かけた。 先乗りしたはずの幹事の姿は見えないが、チェックイン済みのトレーラーハウスに向かう。 見慣れない宿泊施設に興奮した九人全員が中に入って、そのドアが閉まったとき、復讐劇の幕が開いた―。 はたして彼らは、生きてここから出られるのか!?―。 (アマゾンより引用) 前読んだ本と動機が似てる。 面白くないことはないんだけど、謎解きパターンも似てんのが惜しいなぁ
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ほんの数週間前に読んだばかりの岡嶋二人の「そして扉が閉ざされた」がやはりすぐに頭に浮かびました。こちらの方がパニック色が強いでしょうか。次々に襲い掛かってくるトラップには無理があると思えるものもありました。(特にアレは私なら最初に開ける。)手紙によって推理が展開されていくのは楽し...
ほんの数週間前に読んだばかりの岡嶋二人の「そして扉が閉ざされた」がやはりすぐに頭に浮かびました。こちらの方がパニック色が強いでしょうか。次々に襲い掛かってくるトラップには無理があると思えるものもありました。(特にアレは私なら最初に開ける。)手紙によって推理が展開されていくのは楽しみましたが、さすがにどちらがどちらだったかの前提が逆だったとは思わずびっくりしました。あっさりで突っ込みどころも多いですがこれはこれで楽しかったです。読み終わって表紙を見たら…痛い!
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最後の展開が急激で、話についていくのにちょっと戸惑った。こういうクローズド空間なミステリ好きだけどね。もう少し長編でも良かったのかなぁ。登場人物多くて、あまりキャラが把握できてなかったことが戸惑った原因かも? 正直のところ犯人1人で、このようなトレーラーハウスの仕掛けを作ることができるのだろうかと思ってしまった…
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登場人物が多いのでやや混乱しますが、前半はさくさく読めました。後半は推理の応酬ですこし疲れました。仕掛けられた罠自体はなんか微妙…な感じでした。
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260ページの220ページ目に初めて冷蔵庫開けるか(笑)みんなで目覚まし時計くまなく探しなんだろう。それよか、飲み物ないか開けるだろ。だって、ずっと古木は先にチェックインしたと思ってたんだったら。車に荷物置いてきた設定だけど、最初に何かしら荷物持って入るでしょう。まだまだあるけど、これくらいに。
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前半はどうなることかとドキドキもしたけど、密閉された部屋の中で仕掛けられた罠が「画鋲」ってあたりから気持ちが引き気味になった。ちょっとショボくない? 読者は非日常のスリルを楽しむためにこの手の本を読んでると思うんだけどな、、 何回も出てくる画鋲に、またか、、の感覚が生まれ、後半は...
前半はどうなることかとドキドキもしたけど、密閉された部屋の中で仕掛けられた罠が「画鋲」ってあたりから気持ちが引き気味になった。ちょっとショボくない? 読者は非日常のスリルを楽しむためにこの手の本を読んでると思うんだけどな、、 何回も出てくる画鋲に、またか、、の感覚が生まれ、後半は読み飛ばしてしまった。どうせなら様々なショボい仕掛け満載にしても面白かったかも、、などと考えてしまった。
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久々の石持氏の作品、しかも「キューブ」系の脱出できないモノ。この手の話はその閉鎖空間からどうやって出るか、そしてそもそもそこに閉じ込められた理由は?ということが焦点となる。そういう意味では、「キューブ」は新鮮味で「ソウ」はストーリーで乗り切った。 果たして本作は…。 学生10人が出れないのがトレーラーハウス。そもそもそこから無理がある。いくら閉鎖空間と言ってもトレーラーハウスだと10人もいたら何とかして出れそう。しかもその狭い空間のトラップで一人一人がダウンしていくというのは予想通りの展開ながら、その方法が画鋲とか、椅子の足をきっておくとか、まるでドリフみたい。 せまい部屋なのに時間ごとに仕掛けに気付いたり、ロジックの流れがあまりにも不自然。犯人の意外性も特になく、あっさり終わった。 う~ん、石持氏の他の作品から見ても平凡以下の出来かな? 米澤氏の「インシテミル」を読んだ時のような肩透かし感がある。 10人の必要性もないから、人数を減らして若手俳優を集めて90分のドラマ化かな?
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石持浅海作品初読み。 むちゃくちゃ狭いピンポイントな場所でのクローズドで設定は面白い。 最初に閉める前に荷物を運ばないの?とか、燻ってる布団をバスルームに入れて密閉して酸素がなくなれば火は消えるが、換気扇回したら一気に燃えあがるんじゃね?とか諸々ツッコミながら読んでました(笑) ...
石持浅海作品初読み。 むちゃくちゃ狭いピンポイントな場所でのクローズドで設定は面白い。 最初に閉める前に荷物を運ばないの?とか、燻ってる布団をバスルームに入れて密閉して酸素がなくなれば火は消えるが、換気扇回したら一気に燃えあがるんじゃね?とか諸々ツッコミながら読んでました(笑) 特に冷蔵庫はもっと早く開ける人がいなかったのかと(笑)
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設定は面白いけど結構無理がある……。失神してずっと起きないのはやばいのでは。目覚ましがすぐ見つかったらどうするのか。などなんかご都合主義。止めるためだけに刃物で脚を刺すのはどうかと思うし飛び出したわけだし逆恨みだし……。 画鋲に毒でも塗ってあってばたばた死んでいけばよかったんだけど、それもないから死んじゃったひとが不憫でならない。殺すつもりない罠なのに最終的に皆殺しってのも納得いかないし、なんかいまいちでした。
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