トラップ・ハウス の商品レビュー
犯人の動機が弱い。あれが目的なら他にもっといいやりようがあったと思う。画鋲を仕掛けるのもぞっとしないし、画鋲でそこまでダメージを与えられるのかも疑問。最後は何だったんだ〜⁉︎で終わりました。
Posted by
監禁もの。大学4年生の卒業旅行。参加者9人がトレーラーハウスに故意に閉じこめられた。 犯人はどのような考えで、どんな罠を仕掛けてくるのだろう――そして誰だ。 肝心なアイテムの隠し場所が、普通の心理状態であれば 真っ先に手をつける場所だったので、トリックがお粗末だったと言える。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
※重大なネタバレに抵触しています。未読の方はご注意を~。 嘘やん! 思わず呟かずにはいられませんでした。嘘や~ん!(笑) あまりに不自然なキャラクタの行動に、「私が大事な個所を読み飛ばしたんだろうな~><ひいい何てこと」と思いました、最初は。 いくらなんでも、狭い密室の中に閉じ込められて、喉が渇いて、ボヤまで起こってるんだから、【そこ】は「普通は」事前に確認するでしょう。つまりそこの状態が「普通」ではなかったってことでしょう?!(祈)と、読み終わった後、結構な時間をかけてパラパラさらい直したのですが…ありませんでした。「冷蔵庫の取っ手が壊れていた」とか、「何故か冷蔵庫のドアが開かない」とかの描写が、一切ない。 それでも、私の読み込み不足に違いない…と、泣く泣く他の方のレビューを拝見したら、どうもそうではないらしい。みなさん、私と同じように「なんでそこ開けないのん?」と仰ってる!よかった~!いや、よかったのか?(悩 なかなか前例を思い出せない狭小クローズド設定や、不穏な脅迫状や、プロローグの掴みなど、「わ~こりゃ【そし誰】コースじゃないの~(^O^)わくわく」と思ってたら、意外に死人は出ないし←、若干展開がまだるっこい… 推理の過程は碓氷優佳シリーズを彷彿とさせて中々わくわくしたんですが(冷蔵庫の件とか、偶然性に依拠した展開はスルーで…)、最後に犯人が取った行動があまりにナンセンスで逆にコメディだったなあ…(O_O)汗 何というか、こういうミステリ的に美味しすぎる舞台装置や一人一人に危険が迫る展開、っていうのは石持先生のカラーに合わないんじゃないかな〜と、愚考した次第でありました。もっと地味に、もっと内省的な、悪人おらんな〜、ないつもの作風が好きです、はい。 卒業旅行でキャンプにやってきた9人の大学生。彼らがトレーラーハウスの中に乗り込み、ドアが閉まった瞬間、復讐劇の幕は開いた。【君たちは、ここから出られないよ。一生ね】――悪意に満ちた文書が発見された直後、仲間の一人が急死する。何故、彼らは閉じ込められたのか?ラストで明らかになる、衝撃の事実とは?
Posted by
画鋲踏んだだけでそんないつまでも痛いかな??季節と山の中と考えると厚手の靴下履いてるだろうし。 関係ない友達もまとめて殺して、自分も自殺する覚悟に対して、仕掛けがちゃち過ぎる。 トイレの話出てたのに結局誰もトイレ行かないし、水もないとかもっと焦らないかな??大学生なのに冷静すぎ。
Posted by
石持さんらしい展開。 相変わらず短時間で決着が着くのだが、 いつも通り、やや動機も薄いし、 後半は急展開であっという間。 後味も展開もいつも通り。
Posted by
閉ざされたスペースで事件が起こり、論理を積み重ねて、犯人と動機を探る物語です。 設定は面白いですが、納得出来ない箇所が多すぎました。特に、犯人を特定する理詰めが安直過ぎます。「A子さんはB君と一緒にいたから」「車の運転が出来ないから」「気絶しているから」などの理由で容疑者を除外し...
閉ざされたスペースで事件が起こり、論理を積み重ねて、犯人と動機を探る物語です。 設定は面白いですが、納得出来ない箇所が多すぎました。特に、犯人を特定する理詰めが安直過ぎます。「A子さんはB君と一緒にいたから」「車の運転が出来ないから」「気絶しているから」などの理由で容疑者を除外していましたが、犯人は共犯かもしれないですし、うっかり犯人がトラップに引っ掛かって気絶した可能性は否定できないはずです。ミスリードかと思ったのですが、正解ルートだったのでガッカリしました。 また、画鋲程度で恐怖を感じるのか疑問ですし、そもそも、トラップ・ハウスにする必要性が感じられなかったです。かなり消化不良でした。
Posted by
クローズドサークルというか閉じ込められ系。 大学の卒業旅行に行った男女9人がトレーラハウスに閉じ込められ、殺人、罠と次々おこる災難。一気に読んだ。 こんな状況でも犯人や動機について冷静に議論を繰り返すというこの作家のドライさが、もう一つのめり込めないところ、好き嫌いの分かれるとこ...
クローズドサークルというか閉じ込められ系。 大学の卒業旅行に行った男女9人がトレーラハウスに閉じ込められ、殺人、罠と次々おこる災難。一気に読んだ。 こんな状況でも犯人や動機について冷静に議論を繰り返すというこの作家のドライさが、もう一つのめり込めないところ、好き嫌いの分かれるところではないかと思う。
Posted by
なんか木戸くんがマジでお気の毒だわ… 疾走感があり、おおきなどんでん返しはないので、最初から最後まで一気に読んだ方が良い系の小説。
Posted by
大学卒業を前に、級友たちとキャンプに。 先に来ているはずの幹事の姿が見えないまま、宿泊先となるトレーラーハウスに入った9人。 ようやく落ち着いて、さてビールを取りに行こうと思ったその時、アナログな目覚まし時計のベルが鳴り響く…… いかにも石持浅海さんらしい作品だな、と。 閉ざさ...
大学卒業を前に、級友たちとキャンプに。 先に来ているはずの幹事の姿が見えないまま、宿泊先となるトレーラーハウスに入った9人。 ようやく落ち着いて、さてビールを取りに行こうと思ったその時、アナログな目覚まし時計のベルが鳴り響く…… いかにも石持浅海さんらしい作品だな、と。 閉ざされたスペースで事件が起こり、論理の積み重ねによるフーダニット、ホワイダニットを探る物語。 人が死んでいるのにもかかわらず、大きなパニックになることもなく淡々と物語が進んだり、いやいやそんな状況になったら"そこ"は最初に開けるでしょ? といった感じの「物語を破綻させないための雑な展開」は相変わらず。 グイグイと読み進められる読者を惹きつける力を持った作家さんなんですが、読み終えると「どうしてそんな題材を事件の発端にもってくるんだろう?」「終盤のバタバタとしたやっつけ感はなんで?」と疑問に思ってしまいます。 嫌いじゃないんだけど、他の方にはお薦めしにくい作品です。
Posted by
密室にしたかったのはわかるが無理がありすぎる。著者はこのようなネタの小説を前にも書いているが正直自分はあんまり好きではない
Posted by