みをつくし献立帖 の商品レビュー

髙田郁【著】

2014/10/11

レシピ付きカラー写真でみをつくし料理帖シリーズで登場した料理が載っています。さらに新つる家のイラストやシリーズにまつわる内緒話、そして澪と野江の少女時代の書き下ろしの短編ありでファンにはたまりません。
これによると高田さん自身が実際に試作を重ねたレシピということですから驚きです。こんな情熱を傾けられる作品だからこそ飽きのこない文字通り味のある作品に仕上がっているのでしょう。
中年のおじさんが真剣に澪の幸せを願っているエピソードなどいいお話ですね。

2014/09/18

高田郁のみをつくし献立帖を読みました。

みをつくしシリーズに登場した料理をカラーで収録し、そこに物語の登場人物が話した言葉を添えた写真集でした。
料理の写真のあとにはレシピがついていて、みをつくしシリーズが誕生したきっかけや登場人物たちの裏話などのエッセイが収録されています。
さらに、巻末には野江と澪が子供の頃の大阪でのエピソードが収録されているという、みをつくしシリーズを楽しんで読んだ読者にとっては宝物のような本でした。

2014/09/05

澪ちゃんが作った料理がたくさん載っていて、裏話みたいな話もちょこちょこ載っていて、澪ちゃんの小さい時の話も載っているという、とても素敵な番外編です。

2014/08/21

完結読了後に読みました。
料理本だから、料理やれる時にと思っていたけれど…1頁1頁が愛しくて、切なくて、ずっと涙を我慢しながら読んだ。
そして、裏話からわかる髙田さんのお人柄。作品にも滲み出てたけど、裏話はもう100%ダイレクトにその人柄のよさが伝わってきて、心から大好きになりました。すっかりファン。
写真と一緒に出てくる作中の一言が秀逸で、読んできた10巻とその時の気持を思い出して心臓をぎゅっと掴まれました。
髙田さんの選ぶ言葉が好き。やさしい。
短編は最終巻読んだからこそぐっとくるのもあって。粟おこしとか。泣けました。
残月以降のも欲しいです。髙田さんのスケッチブックを覗かせてほしいので、それを載せたりとか。だめですか。

2014/07/21

まさにファン垂涎の一冊。

あぁ、滝沢馬琴か！！！
俎橋のコーヒーショップって今日神保町周辺行ったし！！
レシピ集だけでもお宝なのに、つる屋間取り図や名台詞集がレシピと共に書かれており、書き下ろし小説の貝寄せまで付いて税別686円、686円ですよ！貝寄せ…如月の二十日は私の誕生日です…。コレ買うべき？（図書館本）

2014/06/15

みをつくしシリーズ大好き。各巻の場面を思い出して、こんな料理だったのか！と思いながら楽しみました。高田さんの執筆をめぐるエピソードもかかれていて、その誠実さにほっこりしました。

2014/05/21

みをつくし誕生秘話や可愛らしい絵で描かれたつるやの間取り図などなど、澪たちに関するエピソードが満載です。
それだけじゃなく、作者の高田さんの人となりもわかるエピソードも盛り込まれていて、このシリーズに対する愛着がグッと深まりました。

2014/05/06

料理帖の方は4作目の「今朝の春」まで読了。
とにかく、料理が美味しそうで、お腹が空いている時に読むのは危険。
清右衛門さんのモデルになった戯作者が誰かとか、相模屋の白味醂のことなど、なるほど、と思いながら読みました。
澪と野江の子供時代の短編もじんわりときました。

2014/05/04

みをつくし料理帖シリーズに出てきたレシピをまとめた一冊。
作品にまつわるエッセイが心温まる。
澪と野江の子供時代の短編も収録されている。

高田さんは本当に芯のある女性なのだなあと感じた。
もうすぐシリーズは終わってしまうが今後新しく生まれる物語も楽しみ。

2014/03/01

まだ本編追いついてなかったけれど、「つるや見取り図」につられて…
優しいお料理が多くて、写真もほっこりする感じで良かったです。巻末の読み切りも良しで、三方良しの1冊。
2014/2/11読了