あの日、君と Boys の商品レビュー
印象的だったのは、井上荒野さん。 個人的に豪華作家陣だったので、読んだ。 短編はあまり得意ではないが、此方は読んで良かったと思う。 また、他の短編にも手を伸ばしてみようかなと思う程。
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ぼちぼちですね。 読みやすい作品ばかりでしたが、 盛り上がるところが、よくわからない作品が多くて。 伊坂さんの「逆ソクラテス」がすきでしたね。
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複数作家の短編集。 逆ソクラテス 伊坂幸太郎 この人の作品、いつも好きなラスト展開です。伏線が凄い。 骨 井上荒野 そういう友情?もあるのか。。 夏のアルバム 奥田英朗 テンポよく会話が進み、映画みたい。 四本のラケット 佐川光晴 部活の人間関係のむずかしさ。共感。良い...
複数作家の短編集。 逆ソクラテス 伊坂幸太郎 この人の作品、いつも好きなラスト展開です。伏線が凄い。 骨 井上荒野 そういう友情?もあるのか。。 夏のアルバム 奥田英朗 テンポよく会話が進み、映画みたい。 四本のラケット 佐川光晴 部活の人間関係のむずかしさ。共感。良いラスト。 さよなら、ミネオ 中村航 よくあるパターンかと思ったらマサカのラストでした。 ちょうどいい木切れ 西加奈子 難しかった。。。 どういう意味なのだろう。。 すーぱー・すたじあむ 柳広司 こういう話も書くのか、とちょっと意外。 話題作の登場人物は器用なタイプばかりなので。 マニアの受難 山本幸久 横道世ノ介、を思い出した。 その後が読みたい。
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8人の作家さんによる 少年(青年)を主人公にした 短編アンソロジー。 ココロに突き刺さったのは、 伊坂幸太郎 「逆ソクラテス 」 痛快な 読後感✨✨✨ 「僕は そうは 思わない」 先入観に惑わされず、 そう 堂々と言える人間になりたい。。。 奥田英朗 「夏のアルバム」...
8人の作家さんによる 少年(青年)を主人公にした 短編アンソロジー。 ココロに突き刺さったのは、 伊坂幸太郎 「逆ソクラテス 」 痛快な 読後感✨✨✨ 「僕は そうは 思わない」 先入観に惑わされず、 そう 堂々と言える人間になりたい。。。 奥田英朗 「夏のアルバム」 胸にしみるお話。 ジワジワっ〜と 泣かされた。 西加奈子 「ちょうどいい木切れ」 初めて読んだけど、不思議な作風に興味津々。
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恋愛物だと思っていたら、全く違っていました。図書館で借りたので、うろ覚えです。初めて読む作家さん多数 伊坂幸太郎「逆ソクラテス」 分かりやすく、スカッとする共感ができる。人に影響されやすい人ほど、そうかもしれない。私はそうは思わない。って使ってます。 井上荒野「骨」 男子学生...
恋愛物だと思っていたら、全く違っていました。図書館で借りたので、うろ覚えです。初めて読む作家さん多数 伊坂幸太郎「逆ソクラテス」 分かりやすく、スカッとする共感ができる。人に影響されやすい人ほど、そうかもしれない。私はそうは思わない。って使ってます。 井上荒野「骨」 男子学生の汗くささと、残酷さと友情と色々詰まってる。 奥田英朗「夏のアルバム」 子供として見られることによって子供が何を考えていたか。自分が補助輪付チャリに乗っていた頃を思い出す。 佐川光晴「4本のラケット」 家族も個人の集まりで、それぞれ変わってゆくことに対する子供目線からの動揺 中村航「さよなら、ミネオ」 青春の妄想力すごい。綺麗です。ミネオに惚れます。若さの勢いでぐわぁぁーっと。 西加奈子「ちょうどいい木切れ」 価値観の違いを意識し過ぎず、交わしあえる関係がいい。 柳広司「すーぱー・すたじあむ」 不器用な感情表現を理解してる友人と迷惑がる人たちが気持ちいい方法を探る。 多かれ少なかれ、人付き合いはこういうことのような気がする。 山本幸久「マニアの受難」 何十年か前の設定だけど、今でもとてもリアルな感じ。当たり前とされていても自分にとっては大変で、鬱っぽくなりながらも、なんとか進もうとする。
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人気作家8人がこの一冊のために描いた、不器用で、ナイーブで、ひたむきな「少年たち」の物語。胸をわしづかみにする青春が、ぎゅっと詰まっています(本カバーより)。 伊坂幸太郎「逆ソクラテス」:先入観が人をダメにするということを感じた一方、先入観はなくすことができるということを感じた...
人気作家8人がこの一冊のために描いた、不器用で、ナイーブで、ひたむきな「少年たち」の物語。胸をわしづかみにする青春が、ぎゅっと詰まっています(本カバーより)。 伊坂幸太郎「逆ソクラテス」:先入観が人をダメにするということを感じた一方、先入観はなくすことができるということを感じた。登場人物が小学生ということで、未来はいくらでも変えられるんだというメッセージも込められていたのかもしれない。 井上荒野「骨」: 骨がキーワードになっている作品。個人的にはつまらない作品だった。 奥田英朗「夏のアルバム」: ひと夏の場面を描いた作品。対比されて描かれる姉弟・姉妹だが、どちらもやはり子どもだと感じられた。甘えることとしっかりしていることはどちらも同じ思いからきているんだと思った。 佐川光晴「4本のラケット」: 心温まる家族と友達の話。人のつながりの大切さを感じた。 中村航「さよなら、ミネオ」: 受験前後のある少年の話。友達作りが苦手な中高生にぜひ読んで欲しい作品。 西加奈子「ちょうどいい木切れ」: 人それぞれ価値観が違うんだということがよくわかる作品。 柳広司「すーぱー・すたじあむ」: 野球部を舞台にした作品。これぞ青春だと思えた。 山本幸久「マニアの受難」: 映画マニアの主人公が苦労しながらも前向きに頑張っていこうとする姿が描かれている。映画ファンにはグッとくるものがある作品かもしれない。 どれも青春の1ページを切り取ったような作品で、いろんな人生が垣間見れた。短編のため、それぞれの作品を手軽に読めるのもよかった。しかしなかには時代背景が古いものもあり、私の世代からしたら感情移入が難しい作品もあった。青春時代に戻りたい人、節目を迎える人におすすめしたい本。
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私はそうは思わないって言ってみたくなりました。今までだれかの機嫌ばかり気にしていたので、いまもそうですが、この言葉は言ったことがないです。自分の意見を口に出すのも大切ですね。あとは周りの目を気にしすぎるのもよくないと凄く大きなひとと、竜次くんたちに改めて教わりました。
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8人の作家が書いているので評価は難しいが、まず伊坂幸太郎が読みたくて選んだ本。その伊坂幸太郎の「逆ソクラテス」は「顔を洗って、ちゃんと自分の目で見てみろ」て合図が最高。
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伊坂さんの書き下ろし「逆ソクラテス」目当てです。 最近の“PK”&“残り全部バケーション”的で何か堅いイメージですがラスト〆の展開はいいかなっと。 柳広司さんと山本幸久さんもサラッと読みやすくて良い感じでした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初の伊坂幸太郎「逆ソクラテス」がとても面白かった。カフェで号泣。ほんと、久留米みたいな馬鹿な教師に負けちゃいかん。安斎はどうしてるんだろう。佐川光晴「四本のラケット」もちょっときれいすぎるけど、なかなか面白かった。他はみんなイマイチ。意味が分からないのもあったし。girlsに比べ、恋愛要素が少ない。Boysの年齢幅も広すぎるんじゃないかと思う。
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