1,800円以上の注文で送料無料

さよならドビュッシー前奏曲 の商品レビュー

3.8

189件のお客様レビュー

  1. 5つ

    34

  2. 4つ

    82

  3. 3つ

    46

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/01/19

さよならドビュッシーであっけなく亡くなった玄太郎おじいちゃんが探偵になる話、短編集ということで、特に急いで読まなくても良いかなぁって読んでなかったんだけど、いやー、結構面白かった。こういうおじいちゃん、上司にいたら大変だけどね。 岬さんもちらちらと書かれているし、最後の挨拶ではき...

さよならドビュッシーであっけなく亡くなった玄太郎おじいちゃんが探偵になる話、短編集ということで、特に急いで読まなくても良いかなぁって読んでなかったんだけど、いやー、結構面白かった。こういうおじいちゃん、上司にいたら大変だけどね。 岬さんもちらちらと書かれているし、最後の挨拶ではきっちり探偵役やってるし、岬シリーズファンは読むべき本でした。タイトルはホームズに倣っていて、それも楽しい。

Posted byブクログ

2021/12/06

「唯我独尊が立って歩いているようなクソッタレオヤジが脳梗塞だと? そんなありきたりの病気で逝っちまったらただじゃおかないからな」 「しかしな、研三。親父だって七十歳だぞ」 えっ? 七十歳? 香月玄太郎が七十歳? 団塊の世代じゃないか! オレより若いんじゃないか! ああ、オレ...

「唯我独尊が立って歩いているようなクソッタレオヤジが脳梗塞だと? そんなありきたりの病気で逝っちまったらただじゃおかないからな」 「しかしな、研三。親父だって七十歳だぞ」 えっ? 七十歳? 香月玄太郎が七十歳? 団塊の世代じゃないか! オレより若いんじゃないか! ああ、オレも何時逝ってもいい、 そんな歳か・・・・・・・・

Posted byブクログ

2021/11/17

『さよならドビュッシー』の玄太郎が事件に挑む短編集。舌鋒するどく事件を解決していく様は痛快でサクサク読めましたが、様々な社会問題にも言及しているところも良きかな良きかな。前作を読んでいなくても楽しめますよ。

Posted byブクログ

2021/10/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

さよならドビュッシーを読んでから こちらの作品を読みました。 さよならドビュッシーでは 早々に玄太郎さんが亡くなってしまうので えー、こんなにパワフルですごい人だったのに もう亡くなってしまっているのかと思うと なんだか切ない気分。 介護士のみち子さんもさよならドビュッシーでは 冷徹人間!みたいな印象を受けたので かなりのギャップ。 玄太郎さんのお説教はスカッとする部分も あったけれど、さすがに理不尽じゃ、、、 周りにいて自分がこんなお説教されたら落ち込む。 というのが正直な感想。笑

Posted byブクログ

2021/10/17

面白かった 「さよならドビュッシー」の前日譚 連作短編ミステリーで、気分爽快ですが、最後が切ない ストーリとしては、 「さよならドビュッシー」で出てきた玄太郎じいさんが主人公。 脳梗塞で倒れ、足が動かなくなり「要介護」認定を受けた玄太郎じいさんが車椅子にのって、さっそうと事件を...

面白かった 「さよならドビュッシー」の前日譚 連作短編ミステリーで、気分爽快ですが、最後が切ない ストーリとしては、 「さよならドビュッシー」で出てきた玄太郎じいさんが主人公。 脳梗塞で倒れ、足が動かなくなり「要介護」認定を受けた玄太郎じいさんが車椅子にのって、さっそうと事件を解決していく物語 介護者のみち子さんの視点から描かれていて、ユーモアあり、啖呵ありで、次々と問題を解決していく姿がすっきりです。 ■要介護探偵の冒険 密室殺人の謎を解きます ■要介護探偵の生還 脳梗塞で倒れ、リハビリで戻るまでの物語 ここでも、殺人を未然に防ぎます ■要介護探偵の快走 学校の運動会で車椅子レースをやるほどのハチャメチャっプリ しかし、その真相は?という展開 ■要介護探偵と四つの署名 これは、好き! 銀行強盗に押し入った4人と玄太郎の対決 ■要介護探偵最後の挨拶 岬とともに解決した殺人事件 レコードを聞かせて毒殺する方法とは? そしてエンディングが切ない 謎解きよりも、この玄太郎じいさんのキャラに惹かれます。 お勧め

Posted byブクログ

2022/05/17

2012年8月13日 『さよならドビュッシー』に感動して、スピンオフ作品も読んでみようと、図書館で予約しました。 痛快でおもしろい。玄太郎おじいちゃん、すごすぎ。

Posted byブクログ

2021/10/04

玄太郎おじちゃんは静おばあちゃんとのコンビ含め良かったけど、あくまで前奏曲なんだなと最後に気づいてちょっと切ない

Posted byブクログ

2021/06/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ドビュッシーの解説にあった「玄太郎お爺ちゃんと介護者みちこさんの短編連作」の本作を2作目より先に了読。 玄太郎さんのパワーは絶大で、なるほど、彼女が犯罪に至った思いもわからないことはない。。。結局火事は事故だったのか??ドビュッシーを読み返してみてもわからず。。。 ただ、いなくなる友が増え、図らずとも事件にかかわり己の人生を振り返り。。。店子にすぎない岬先生に探偵家業と孫たちの行く末を引き継ぐことが出来て、キレイな(?)人生の幕引きだったのかなぁ。。なんてラストであった。 銀行強盗の人質になった話が好き。

Posted byブクログ

2021/06/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

玄太郎おじいちゃーーーん泣泣 さよならドビュッシーを読んでいるから、もう知ってたけど、この後に亡くなるなんて悲しい、、 この本は玄太郎おじいちゃんが探偵になって、色んな事件を解決する短編集で、脳梗塞の障害からリハビリに立ち向かう姿や今までの生き方についても描かれていて、どんどん好きになっていった。 実際に居たら怖くて話せないだろうけど笑 それでも、自分の芯が真っ直ぐある人はかっこいいなと思った。これからは岬先生が探偵を引き継いでいくんだってことも、最後の別れで表されていたのかな。あーもっとおじいちゃんが主役の内容も読みたかったな。

Posted byブクログ

2021/09/21

岬洋介シリーズのスピンオフ作品であり 中山七里の作品の中では珍しい短編集 主人公はさよならドビュッシーの主人公の祖父の 香月玄太郎 さよならドビュッシーを読んだ人なら わかるであろうあの人である タイトルの通り主人公は脳梗塞で機能障害を 患って介護が必要な車椅子に乗った老人 ...

岬洋介シリーズのスピンオフ作品であり 中山七里の作品の中では珍しい短編集 主人公はさよならドビュッシーの主人公の祖父の 香月玄太郎 さよならドビュッシーを読んだ人なら わかるであろうあの人である タイトルの通り主人公は脳梗塞で機能障害を 患って介護が必要な車椅子に乗った老人 脳梗塞を起こした直後は機能不全で 探偵なんてことができる状態ではなかったのだが って言うくだりは2話目の要介護探偵の生還を読んでほしい 思わずうるっときてしまった内容だった そんな要介護な人物が如何にして探偵として というか探偵まがいなことをできて どういう事件を解決していくのか 5話構成で2話と4話は涙もろい人は ハンカチやタオルを用意したほうが良いかもしれない レビューをみていて また、二人のシリーズを探して、読みたい。 と言うのがありましたが 静おばあちゃんと要介護探偵に玄太郎が出てくるようです https://booklog.jp/item/1/B07KSB2PHH

Posted byブクログ