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さよならドビュッシー前奏曲 の商品レビュー

3.8

189件のお客様レビュー

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    34

  2. 4つ

    82

  3. 3つ

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2022/11/10

再読 ホームズ作品のタイトルを冠した連作短篇になっている。ホームズ作品との関係はよく分からないけど、どれもが良くできた作品集になっている。最後の作品は岬先生が登場し、『さよならドビュッシー』の前夜になっている。これは泣ける。

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2022/10/05

岬洋介シリーズのスピンオフ作品。さよならドビュッシーで焼死した玄太郎おじいちゃんが探偵として活躍。五つの短編を収録。最後に岬洋介が登場。気軽に読めた。

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2022/10/03

「さよならドビュッシー」の前日譚。主人公は脳梗塞の後遺症で車いすでの生活を強いられている香月玄太郎が、次々と起こる事件の究明に挑む内容です。 「さよならドビッシー」では序盤に孫ともに焼死してしまうので出番は少ない分、今回は余すところなく玄太郎の魅力というのか(人間力と言ったほうが...

「さよならドビュッシー」の前日譚。主人公は脳梗塞の後遺症で車いすでの生活を強いられている香月玄太郎が、次々と起こる事件の究明に挑む内容です。 「さよならドビッシー」では序盤に孫ともに焼死してしまうので出番は少ない分、今回は余すところなく玄太郎の魅力というのか(人間力と言ったほうがよいか…)、盛り込まれています!温かみのある、人情味にあふれるキャラ設定で惹き込まれました!最後はなんとも切ない余韻を味わうことができました。

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2022/09/14

玄太郎さんも探偵の才があったなんて、さよならドビュッシーを読んでいた時には分からなかったな。物事を解決しようと考えるのは、材料を集めないといけない。だから、どんな些細なことも観察して、見落とさず、違和感があればそこをとことん突き詰める。探偵なんてひらめきの天才かと思っていたけれど...

玄太郎さんも探偵の才があったなんて、さよならドビュッシーを読んでいた時には分からなかったな。物事を解決しようと考えるのは、材料を集めないといけない。だから、どんな些細なことも観察して、見落とさず、違和感があればそこをとことん突き詰める。探偵なんてひらめきの天才かと思っていたけれども、案外地道な作業の積み重ねでなり得るものなのかもしれない。 そんなにミステリーを読まないから分からないんだけど、この人の場合、犯人は灯台下暗し、ってことでいいのかな。3つめから、その点を注意して読んでいたらなんとなく読めなくもなかった。 最後の岬さんと玄太郎さんの出会い。二人はお互いに似た気質を感じ取り、良い人間関係が築けそうだと思ったのだろうか。さよならドビュッシーを読んだ後だと、例の火事が起きた日と岬さんが玄太郎さんを最後まで見送った日が同じだと推測されるから、何とも言えない、寂しさを感じた。

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2022/09/25

はぁーっ、堪能させていただきました。これだけのキャラクターがこれ以上登場しないのは残念な限りです。玄太郎さん、大好きです。 さよならドビュッシーを読んでいるからこそ喪失感と空虚感に襲われる… このスピンオフを書いた中山先生の頭の中凄いな。 ミステリ小説だけど…それだけじゃない。...

はぁーっ、堪能させていただきました。これだけのキャラクターがこれ以上登場しないのは残念な限りです。玄太郎さん、大好きです。 さよならドビュッシーを読んでいるからこそ喪失感と空虚感に襲われる… このスピンオフを書いた中山先生の頭の中凄いな。 ミステリ小説だけど…それだけじゃない。それが岬洋介シリーズの好きなところ。

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2022/07/13

さよならドビュッシーの内容を考えると、どの話を読んでも悲しくなってしまう。 岬先生ファンとしては、とても感慨深い作品にもなりました。

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2022/05/29

★3.5 香月玄太郎の死までの前日譚。ホームズへのオマージュタイトル群。 登場人物少ないので、犯人や動機やオチが見え隠れ。ストーリーは破綻なくノンストレスで読める。 ただ、人物描写に好感が持てず良作とは言い難し。あのタイプの人物が身内に好かれるなんて、フィクションもいいところ。

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2022/05/15

音楽に関する造詣が深い人ってかっこいいよなぁという憧れから読んでみたが、驚くほど面白かった。 ピアノが弾けない私ですが、”熊蜂の飛行”の演奏場面は思わず手指を躍らせたくなるほど夢中に。

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2022/04/10

「さよならドビュッシー」の脇役であり、序盤で退場してしまう玄太郎おじいちゃんが、要介護探偵として5つの難事件に挑む連作短編ミステリー。 シリーズ外伝であることから、あまり期待せずに読みはじめたが、どの作品もしっかりしたミステリーで面白かった。 また、主人公の香月玄太郎は、とても...

「さよならドビュッシー」の脇役であり、序盤で退場してしまう玄太郎おじいちゃんが、要介護探偵として5つの難事件に挑む連作短編ミステリー。 シリーズ外伝であることから、あまり期待せずに読みはじめたが、どの作品もしっかりしたミステリーで面白かった。 また、主人公の香月玄太郎は、とても魅力的なキャラクターであり、人生の大事なことを教えてくれる。シリーズ本編にほとんど登場していないことが勿体無く感じる程のいいキャラクターだった。 本書のおかげで「さよならドビュッシー」の読後では十分理解できなかった介護士のみち子さんの心情を、よく理解することができた。

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2022/01/21

強烈な性格で言動も豪快なのに不思議と苦手に奈良ないキャラクター性が良かったのとそれぞれの話どれもが予想がつかない展開が続いて最後に岬さんに繋がるのが面白かった。

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