神道とは何か の商品レビュー
神道の成り立ちを古代より追う一冊。 純粋に歴史を追うパートは馴染みのない人名や著作が 数多く列挙されやや辛くもあったが、 巻末へ進むに連れ、固有なるものへの必要性や憧れから 構築、体系化さされた「神道」が現れる流れは面白さを感じた。 また人物信仰や国土観について記載されたパートは...
神道の成り立ちを古代より追う一冊。 純粋に歴史を追うパートは馴染みのない人名や著作が 数多く列挙されやや辛くもあったが、 巻末へ進むに連れ、固有なるものへの必要性や憧れから 構築、体系化さされた「神道」が現れる流れは面白さを感じた。 また人物信仰や国土観について記載されたパートは それ一つとしても興味深い。 明治維新期以降の神道については触れる程度であるため、注意が必要。
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『本の紹介 - 神道とは何か』 「神仏習合の視点から、中世を中心に古代から近世に至る神道の形成過程を丹念にたどり、日本の宗教文化総体のなかでとらえ直す」 『奈緒の日記』 あけましておめでとうございます。 今日は2013年1月7日 月曜日 高校初出勤、そう、初出でございます。 パ...
『本の紹介 - 神道とは何か』 「神仏習合の視点から、中世を中心に古代から近世に至る神道の形成過程を丹念にたどり、日本の宗教文化総体のなかでとらえ直す」 『奈緒の日記』 あけましておめでとうございます。 今日は2013年1月7日 月曜日 高校初出勤、そう、初出でございます。 パソコンを開いて、このページを開きましたら花マークが33個付いていました。 ありがとうございます。 どんな方が花マークをつけて下さっているのかわからないのですが、ありがとうございます。 嬉しいものですね。 今回は10連休で、始まる前は長い休みだと思っていたのですが、今こうして出てきますと、アッという間でした。 このアッという間に、司書宅ではそれまで3匹だった猫が、また野良猫を保護してしまい、4匹になってしまいました。 当分は、動物病院通いが続きます。
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神道の入門的内容を扱った本を読みたくて、新書だし、タイトル的に入門書っぽい本書を手に取った。 しかし、入門編としては難解すぎた。 いきなり時系列で細かい話が出てきて、多すぎる年号や人物名や宗派を意識に留めておけない。 ほとんど斜め読みしてしまったので★1つを付けるのは忍びない...
神道の入門的内容を扱った本を読みたくて、新書だし、タイトル的に入門書っぽい本書を手に取った。 しかし、入門編としては難解すぎた。 いきなり時系列で細かい話が出てきて、多すぎる年号や人物名や宗派を意識に留めておけない。 ほとんど斜め読みしてしまったので★1つを付けるのは忍びないけれども、入門書としては間違いなく★一つ。 もっと神道に対する興味が湧いて、本書を読めるレベルになった時には再読するかもしれないし、評価も変えるかもしれない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
伊藤聡『神道とは何か』中公新書、読了。日本的霊性への安易な礼賛と国家主義の温床への嫌悪という固定観念以前の神道の歩みを概観する一冊。「日本固有の民俗信仰」という単純な説明に還元できない性格を紹介する、副題の通り「神と仏の日本史」。交流を通し後天的に形成される経緯が分かりやすい。 神社信仰と神仏習合の関係が興味深い。神社信仰は元々氏族や地域単位の慣例化した祭礼の反復。そこには「個人的願望の祈願は存在せず」。ところが本地垂迹説の進展・神仏習合の結果、「神社に対しても個人的祈願を行うような傾向が出てくる」。伊藤聡『神道とは何か』中公新書、2012年、69頁。 興味深いもう一つは、キリシタン批判の吉田神道から受洗者がでているという話題(知りませんでした。吉田兼右の甥・清原枝賢、さらにその娘(伊与局)が入信、伊与局が細川ガラシャを信仰に導くことになる。伊藤聡『神道とは何か』、253-254頁。
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「とは何か」シリーズの最新。といっても、内容はどっちかっていうと「何か」というより「どうやってこうなったか」というものなので(つまり歴史の話)ご注意を。
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かなりボリュームがあって一度読んでも理解できてない… これは僕の基礎知識の無さが問題なんだが。 評価は4や5でもいいと思うんだけど、上記の理由でとりあえず3。 内容的の充実度は4以上で全く問題無いと思います。
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