置かれた場所で咲きなさい の商品レビュー

渡辺和子【著】

2022/06/01

平成の名著ということで読んでみた。置かれた場所で咲くということは他人と比べない、他人を許す、他人を認める、少々自己犠牲的なところもあれけど幸せに生きる為の方法論かもしれない。

2019/04/12

新年度が始まり、間もなく新元号となる。新しい時代に気合が入るが、たまには元気がない時、やる気がでない時がある。上手くいかない時、現実が変わらないなら心の持ちようを変えてみる。信頼は98％、あとの2％は相手が間違った時のために取っておく。心の余裕が必要なのだと気付かされる。現状を打破するヒントが見つかるかもしれない。

2019/04/07

本書には「置かれた場に不平不満を持ち、他人の出方で幸せになったり不幸せになったりしては私は環境の奴隷でしかない」と書かれています。

「状況、環境に文句をいうのではなく、どんな状況でも自分自身を変化させることで幸せは掴める」ことを私自身体感しています。

例えば会社員時代、終電過ぎまで仕事をすることが当たり前だった私は「居酒屋タクシー」の愛用者でした。

仕事も充実しており、やりがいもありましたが、「このままでいいのか」という漠然とした不安が時々よぎります。

その時に「会社を変える」という選択でなく、「会社に取り組む自分の姿勢を見直し、空いた時間で努力し、経営を始める」という選択をしたことで今の幸せを手に入れることができました。

著者は「時間の使い方は、そのまま、いのちの使い方」と述べています。
「3年で3割の社会人が会社をやめる」と言われている今日、「自分にあった何か」を探すことにいのちを使うことももちろん、素敵なことなのかもしれません。

しかし私は、本書を通して今の環境で自分をさらに成長させ、周りの仲間や友人、仕事を大切にし、さらに大きな幸せを掴みもうと感じる素敵な一冊でした。

2019/03/29

ノートルダム清心学園理事長である渡辺和子さんの著書。
この本を読んで教わったことは「心の持ちようが大事」だと言うこと。
以下は印象に残った言葉。
・どんなところに置かれても花を咲かせる心を持ち続けよう
・暗いと不平を言うよりも、進んで自分から明かりをつける動きをしよう
・良い出会いをするためには、自分が苦労して出会いを育たなければならない
・生き急ぐよりも心にゆとりを
・大切なのは「人のために進んでなにかをする」こと

2019/03/05

「最近、こんなCMがありました。命は大切だ。命を大切に。そんなこと、何千何万回いわれるより、”あなたが大切だ”誰かにそう言ってもらえるだけで、生きてゆける。」

学生のメモ。

2019/02/27

置かれた場所で咲きなさい
渡辺和子

神が植えたところで咲きなさい
咲くということは諦めではなく笑顔で生き、周囲の人達も幸せにすること
自分らしく生きれば見守っていてくれる人がいる

◆置かれたところで咲く
・人はどんなところでも幸せを見つけることができる
置かれたばしょでに不満を持ち他人ので方で幸せ不幸になるのでは私は環境の奴隷でしかない
人間として生まれたならどんなところでも環境の主人公となり自分の花を咲かせよう

咲くということは神があなたをここに植えたのは間違いではなかったと証明すること

時間の使い方はいのちの使い方

花を咲かせる心を持ち続ける
境遇は選べないが生き方は選ぶことができる
現在というかけがえのない時間を精一杯いきる

・清く優しく生きるには
求めなさい　そうすれば与えられる
自分の欲望ばかりに振り回されていてはいけない
自分がしてほしいことを人にしてあげなさい

◆明日にむかって生きる
・母の背中を手本に
子供は言うとおりにならないがする通りになる
子どもに伝えるに言葉はいらない
誠実に努力していくだけでいい

・あなたが大切
心に届く言葉
あなたが大切といってもらえるだｋで生きていける
人は愛に飢えている　存在を認められるだけで人は強くなれる

・ときを待つ
行き急ぐより心に余裕
待つことで心に余裕できるときづいたとき、生きている今はより充実

・内部に秘めた可能性を信じる
ありのまま受け入れたとき相手の可能性開花
誰でも成熟にむかって前進する力あり
相手を信じ尊敬から始める

◆愛するということ
・あなたは大切な人

土の中の水道管　高いビルの下水　大事なものは表に出ない　相田みつを
挨拶はあなたは大切なひとと伝える手段

目立たない仕事をしている人へ挨拶を忘れてはいけない
私達はお互い様で行きている

・許すためのゆとり
2％の余地
信頼98％　あとは相手が間違ったときの許しのためとっておく
この世に完璧な人はいない
心の2％余裕が相手の間違い許せる

・愛と奉仕の実践
愛は近きより
大切なのは進んで人のためになにかすること
人に迷惑かけないから一歩進んで手を差し伸べる気持ちが愛の実践

・ぬくもりと優しさ
愛情は言葉となってほとばしる
相手を生かす　ぬくもりある言葉を使える自分でありたい
言葉ほど恐ろしいものはない
使い方を間違えれば凶器
言葉を無機質にしてはいけない

2019/02/04

長年、大学理事長勤めた、修道者である著者が記した、箴言と物の見方、捉え方を見つめる新書だろうか。
心打たれる箴言や、人や物の見方、状況を視点を変えて捉えることができると感じる。
ただ、私のような困窮極まる人間には遠い世界かもしれない。与える側に立つには、それ相応の努力と信念、少しばかりの経済的余裕がなければ出来ないだろう。

2019/01/31

自分に適した居場所って、巡り会えるわけではない。そう、今いる場所で咲こうとしてみることがまずは良いってこと。なかなかこの境地になるのは難しいけど、時々心の中でタイトルをつぶやきます。

2019/01/24

最近「キリスト教関連」や「哲学」の本を読むことが多い。環境の変化、将来の計画、色々考えるにあたって根を深く下に伸ばし英気を養う時期なのだろう。本書から受けたメッセージは「自ら動きなさい」ということだと思う。境遇を選ぶことはできないが、生き方を選ぶことはできる。「現在」というかけがいのない時間を精一杯生きよう。とても読みやすい本なので、ちょっと疲れたときに気分転換に読むのにお奨め。"

2019/01/01

保坂正康さんの本に出てきた渡辺和子さんの事を知りたくて読みました。今すぐにでもこんな境地になれたら良いのに。私には許せない人もいるし、意地悪をしてくる人に優しくする心の余裕もありません。が、歩みを辞めず死ぬまで一歩一歩前に進んで行きたい。と思いました。