悲鳴伝 の商品レビュー
人がサクサク死んでいって気持ちいい(怖) たまに、悲惨な中の冷静さ、残酷な中の残酷さが欲しくなる。
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『地球が発した『大いなる悲鳴』により人類の3分の1が絶命した世界。13歳の少年=空々空は風変りな少女=剣藤犬个に出会い、突然英雄になることを要求される。鬼才・西尾維新が新たに放つ、「伝説シリーズ」の幕開け! 果たして少年は、ヒーローになれるのか?』 また西尾維新に時間を持ってい...
『地球が発した『大いなる悲鳴』により人類の3分の1が絶命した世界。13歳の少年=空々空は風変りな少女=剣藤犬个に出会い、突然英雄になることを要求される。鬼才・西尾維新が新たに放つ、「伝説シリーズ」の幕開け! 果たして少年は、ヒーローになれるのか?』 また西尾維新に時間を持っていかれた……相変わらずの言葉遊びのテンポと展開の面白さのせいでグイグイ引き込まれて、あっという間に読了。 選ばれし少年が英雄になるまでの物語、とくれば、怪人を倒し困難を乗り越える展開が定石ですが、さすが西尾維新。そう簡単に話は進まない。 一般的な少年漫画なら目を向けられることはなかったであろう、細かい価値観を捉えていると感じます。実際にヒーローになれと言われたら、かなり色んなことを考えると思います。社会的には「どうでもいい、めんどくさい考え」と分類されるような、ややもすれば蔑ろにされてしまうような気持ちの変動を、お得意の言葉遊びを含めて、じっくり筆料をかけて表現しています。新たな価値観の発見が、何度もあると思います。 不覚にもラストで泣いてしまいました……。ドハマりしてしまったので次回作を買いに、書店に急ごうと思います。 それにしても、ホントに語彙力と知識がずば抜けているというか……何を読んできたらそんなに物知りになれるんだろうと、いつも思います。
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相変わらず?ばんばん 人が死んでいきます、ご注意を。 西尾維新さんの作品、 戯言シリーズ、人間シリーズを 読みましたが、 ちょっと異質な気がしました。 面白かったです。 夜、自分の背後が 気になりましたが(笑) 主人公のキャラに 最初馴染めませんでしたが、 馴染んでくる...
相変わらず?ばんばん 人が死んでいきます、ご注意を。 西尾維新さんの作品、 戯言シリーズ、人間シリーズを 読みましたが、 ちょっと異質な気がしました。 面白かったです。 夜、自分の背後が 気になりましたが(笑) 主人公のキャラに 最初馴染めませんでしたが、 馴染んでくると不思議と 愛着のわくキャラでした(*^^) 続きも読む予定です。
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この世に正義があるとして、たとえヒーローがいるとしても、きっとこの物語はそれとは無関係のところで決着する。それはたぶん、愛とか、友情とか、そういうものだ。 (P.457)
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あぁ、これが西尾維新だなぁ、と。 人間の恥ずかしいところを爽やかに書くのが本当にうまい。西尾維新の気持ち悪さっていうのは、自分の中の目を背けたくなる部分の誇張から来ているのではないのか。 しかしそれが読み手のテンションによってはある種の安心感を与える。 あぁ自分は、これ程には壊れ...
あぁ、これが西尾維新だなぁ、と。 人間の恥ずかしいところを爽やかに書くのが本当にうまい。西尾維新の気持ち悪さっていうのは、自分の中の目を背けたくなる部分の誇張から来ているのではないのか。 しかしそれが読み手のテンションによってはある種の安心感を与える。 あぁ自分は、これ程には壊れていない。 ただ、極端に壊れてしまった登場人物達のなんと魅力的なことか。 キャラクターがどんなに死んでも違和感がないのはあくまで彼らがキャラクターだからだ。生きていないものは死んでも死なない。 挿絵がなくても彼らの顔が浮かんでくる。 戯言シリーズからのモンタージュに過ぎないのかもしれないけれど。
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出だしのテンポは悪いが、破天荒な設定は西尾維新らしい。ただし、話の展開には物足りなさもあった。もう少し対決シーンが生きると良かったかな。あと、小説とはいえ、ちょっと人が死に過ぎ。
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西尾維新史上、最長巨編――西尾維新がはなつ、新たなる英雄譚。地球の悲鳴が聞こえるか。 彼の名は空々空。 どこにでもいない十三歳の少年。 風変わりな少女、剣藤犬个が現れたとき、 日常かもしれなかった彼の何かは終わりを告げた。 ひどく壮大で、途轍もなく荒唐無稽で、 しかし意外とよく聞...
西尾維新史上、最長巨編――西尾維新がはなつ、新たなる英雄譚。地球の悲鳴が聞こえるか。 彼の名は空々空。 どこにでもいない十三歳の少年。 風変わりな少女、剣藤犬个が現れたとき、 日常かもしれなかった彼の何かは終わりを告げた。 ひどく壮大で、途轍もなく荒唐無稽で、 しかし意外とよく聞く物語は、 そんな終わりを合図に幕を開ける。 人類を救うため巨悪に立ち向かう英雄は、 果たして死ぬまで戦うことができるのか!?
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初期作品「世界」シリーズを思い出す人物の使い捨て感。 名前の読みづらさも健在。 グロと幼女萌えなのも相変わらず。 そんな訳で懐かしく読んでいたけれど、最近物語シリーズとかで日和っていたせいか、微妙にグロテスク感。 ヒーローvs怪人なのに、これだけ燃えないストーリー展開も珍しい...
初期作品「世界」シリーズを思い出す人物の使い捨て感。 名前の読みづらさも健在。 グロと幼女萌えなのも相変わらず。 そんな訳で懐かしく読んでいたけれど、最近物語シリーズとかで日和っていたせいか、微妙にグロテスク感。 ヒーローvs怪人なのに、これだけ燃えないストーリー展開も珍しいw 感情ゼロのヒーローだから仕方ないのだけれど。 次の巻も読んでみよう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
やっと読めた...発売した時から買ってはいたんだけどなんとなく積んでたのをレポート書きたくなさに読み始め... 本編とはほぼ関係ないけど消費税が5%って言っててあー時代が...ってちょっと思った。言っても二年だけど。 この世界の空々くんは減税じゃなくて増税を要求したんですかね? それにしてもよく死ぬな...!!女子成分...!! あと怪人についても謎が多くてな...地球撲滅軍も言ってることやってることちょっとおかしいとこあるし。 もしかしたら私も怪人かもしれないしな!! それにしても空々くん性格的なところもそうだけど知識的な意味でも年齢離れしているように思えてならない。 性格は結構共感できるところもあって彼のことも好きだけど同じことができる自信はない。出来てはいけないような気もする。 あとほんとどうでもいいけど剣藤ちゃんのビジュアルが某死神アクションのゾンビちゃん(くん??)で脳内再生されて非常につらい
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感情がない空っぽの少年、空々空。大いなる悲鳴により3分の1が死んでしまった後、地球撲滅軍にスカウトされる。 剣藤犬个とともに地球と戦うことになるが、地球陣を殺すよりも撲滅軍と戦うほうがはるかに多い。 善と悪の定義が曖昧になる独特の世界観。
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