モンスター の商品レビュー
妻の実家の本棚から拝借。自分では絶対に手に取らないような小説だったけど、読んでみたら面白かった。最初のうちは美容整形に対してしらけた気持ちだったけど、途中から応援したくなり、最後には切なくなった。
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一気に読めた。 主人公がどんどんたくましくなり、また努力を怠らなくてかっこいい。 私は憧れた。 あんなくだらない男の為にそこまで努力してて勿体ない。 初恋の思い出ではなく、全てを知っている男性と結ばれてほしかった。
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見た目のコンプレックスを抱えて生きてきた私(23)なので、びくびくしながら読んだ。 好みの本でおもしろかったけど、感情をかき乱されてわけわかんなくなった。 「自分はブサイクだ」と思って生きてきた分、共感できるところも多くて苦しかった。 和子ちゃん(未帆ちゃん)がこれだけの外見をし...
見た目のコンプレックスを抱えて生きてきた私(23)なので、びくびくしながら読んだ。 好みの本でおもしろかったけど、感情をかき乱されてわけわかんなくなった。 「自分はブサイクだ」と思って生きてきた分、共感できるところも多くて苦しかった。 和子ちゃん(未帆ちゃん)がこれだけの外見をしてて、これだけの反応を受けたら、性格まで醜くなるのは当たり前じゃね… もちろん人間は見た目が全てとは思わないけど、それが有利に働くところも見ている。 でも私は見た目だけで人を判断するような薄っぺらい人間にはならないようにしたい。
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人は中身が大切。 人を見かけだけで判断してはいけない。 その根底にはある程度の顔。そう普通の顔が前提にあるのだろう。コンプレックスという言葉で表される範囲を超えた時、人はどう感じるのだろう。 何とも言えない切なく悲しい物語なのか。幸せだったのか。 美しさを求め続けた一人の女性の...
人は中身が大切。 人を見かけだけで判断してはいけない。 その根底にはある程度の顔。そう普通の顔が前提にあるのだろう。コンプレックスという言葉で表される範囲を超えた時、人はどう感じるのだろう。 何とも言えない切なく悲しい物語なのか。幸せだったのか。 美しさを求め続けた一人の女性の半生を、いかに男が愚かでどうしようもない生き物かという事を痛烈に語っている。 女性にとっての幸せと、男にとっての幸せは交わることのない永遠のテーマなのか・・・・。
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復讐心と悲恋だった想いの成就の為にここまでするのか?と恐ろしく感じながら読んだ。 歳を重ねるごとに美意識が低くなり、ありのままでいっか。と怠惰な方に流そうとする自分がいるが、もう少し女性として頑張らにゃ、って気にもなった。 嶋村さん、ええ奴。 ゴースト?って思うくらいこれまでの百...
復讐心と悲恋だった想いの成就の為にここまでするのか?と恐ろしく感じながら読んだ。 歳を重ねるごとに美意識が低くなり、ありのままでいっか。と怠惰な方に流そうとする自分がいるが、もう少し女性として頑張らにゃ、って気にもなった。 嶋村さん、ええ奴。 ゴースト?って思うくらいこれまでの百田直樹さんと作風が違うように感じた。
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驚異的な美への執着を描いた話。 最後に本当の愛を与えられてよかった。 今さら方向転換できない、というのもわかるが、本当に自分を愛してくれる人を選んだらよかったのにとも思う。
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整形の力がすごかった。主人公自身も周りも変わってゆく。主人公の整形に費やす執念がすごかった。歯くらい子供の時分から親が矯正してあげていたらよかったのになぁ。崎村は男前だった。そして意味深なエピローグ…
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誤解を恐れずに言うと、この作者の作品を読んだ事はなかったけど、事前情報から個人的にあまり良い印象は持ってなかった。その理由の一つが自己顕示欲の高さと言うか、他者を見下すスタンスと言うか、そういう印象だったんだけど、それをそのまま作品にした感じ。このご時世、コンプラ的に良いのか?(笑)と苦笑しちゃうような内容だけど、意外と作品として見ると、ある意味でその時代を無視したブッ飛び感が面白い。ラストもさりげなくダークに締めて、首尾一貫した書き方は評価高いです。振り切ってると言う点で、高評価。
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こんな歪んだ純愛?ってあるのだろうか。 醜く生まれてしまった和子は異常なまでに美に執着し、整形を繰り返し美貌を手に入れていく。 最後まで一気読みしてしまった。
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永遠の0に引き続き、何年振りかの再読。かなり印象に残っている作品。 美しければ美しいほど、可愛ければ可愛いほど、人生楽に生きられることは間違いない。ただ幸せになれるかどうかは別の要素がいるのですね。ただ主人公は必死に生きて満足のいく終わり方を迎えたのかもしれない。 女という生き物...
永遠の0に引き続き、何年振りかの再読。かなり印象に残っている作品。 美しければ美しいほど、可愛ければ可愛いほど、人生楽に生きられることは間違いない。ただ幸せになれるかどうかは別の要素がいるのですね。ただ主人公は必死に生きて満足のいく終わり方を迎えたのかもしれない。 女という生き物と男という生き物が、生々しくいろいろな意味でここまで「露骨」に描かれていることがおもしろい。
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