夜のサーカス の商品レビュー
題名が素敵だなぁーと思って手に取った。 サーカスと思ったら、魔法に満ちた世界。 全体的にほの暗い感じ。 面白くない訳ではないけど、掴みどころがなく、今の私には合わなかったのかなぁ。
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表現が緻密で繊細で、読んでいるだけで薄暗い夜の中、瞬くサーカスの電灯、シナモンアップルのポップコーンの香り、幻想的な世界に誘われる。 物語が進むにつれ主人公と恋も加速していく、 切なくて美しいラブストーリー。 真夜中に少し遅寝して読みたくなるような、そんなお話です。
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突然どこかからやってきて、夜にだけ開幕する魔法のサーカス。白と黒が混じり合う幻想的な世界。 そこで繰り広げられるのは、魔法の対決と愛の物語。 一章が短いので、ペースよくどんどん読めて物語に引き込まれていく。 幻想的な場面を細部まで想像させる文章は、難解な表現を使わず身近な言葉で...
突然どこかからやってきて、夜にだけ開幕する魔法のサーカス。白と黒が混じり合う幻想的な世界。 そこで繰り広げられるのは、魔法の対決と愛の物語。 一章が短いので、ペースよくどんどん読めて物語に引き込まれていく。 幻想的な場面を細部まで想像させる文章は、難解な表現を使わず身近な言葉で紡がれ、章の短さと相まってスピード感を損なわずに没入できる。 対決は、魔法を魔法と気付かせずに人々を魅了させ、消耗するなか、最後まで立っていられた者が勝つ、という内容だったと思う。 というのも、物語の中では対決については濁され、はっきりとは語られていない。(本人たちにも詳細は知らされていない) 物語の核は、魔法に彩られた不思議なサーカス。 対決者同士の愛や、そのほかの人間模様はあくまでもサーカスの飾りみたいに感じる。 そのため、2人が愛し合うようになる過程や、対決に阻まれ自由に愛し合えない哀しさや、それに係る周りの人たちの想いも、ちょっとあっさりと薄く感じられる。 けれど、幻想的な描写と夜のサーカスというコンセプトは素敵なので、映像化されたらぜひ見たい。
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最初はサクサク読めて面白いかもと思ったが途中から誰だか分からなくなりサーカス?超能力?と意味もわからなく放棄。残るものがなく終了。 タイトルがよかった。
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地下図書館の海を読んで面白かったのでこちらも読んでみたら、少しテイストが違って戸惑う。こちらは話がややこしくない、恋愛のお話。 結局勝負とは何だったのか、2人はどうなったのか、その後のサーカスは?など明かされないことが多く、結末はちょっとモヤモヤした。 とにかくサーカスの幻想的な...
地下図書館の海を読んで面白かったのでこちらも読んでみたら、少しテイストが違って戸惑う。こちらは話がややこしくない、恋愛のお話。 結局勝負とは何だったのか、2人はどうなったのか、その後のサーカスは?など明かされないことが多く、結末はちょっとモヤモヤした。 とにかくサーカスの幻想的な雰囲気が素敵。2人がお互いに惹かれあっていくのもすごく良い。 映画化するんですね、楽しみ…!!!!
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題名と表紙に惹かれて読んでみたけど、点数付けが難しい…決して面白くないわけではないけど、正直めちゃくちゃ面白いわけでもない。 サーカスとあるので最初は手品師のような人たちの話かと思いきや、中世のサーカスで働く人たちは実は本当の魔法使いだったという感じ。どこからどこまでが魔法でどこ...
題名と表紙に惹かれて読んでみたけど、点数付けが難しい…決して面白くないわけではないけど、正直めちゃくちゃ面白いわけでもない。 サーカスとあるので最初は手品師のような人たちの話かと思いきや、中世のサーカスで働く人たちは実は本当の魔法使いだったという感じ。どこからどこまでが魔法でどこからどこまでがそうでないのか読みながら分からなくて、このアンニュイな感じが幻想的なんだろうけど、掴み所がなくて話がどこのに進んでるのか、登場人物たちが何を話してるのか全く分からないことも多かった笑。そしてそんな感じだから登場人物たちにいまいち感情移入できないのが非常に残念ポイント。 アメリカ本国で発売された2011年には既に映画化の契約があったらしいけど、調べてみたら2024年今現在にも映画化は完了されてないみたい。多分掴み所が無さすぎてポシャったんだろうな。。。
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とても面白かったです。地下図書館の海を読んだ時も思ったけれど、使う言語は同じなのにどうしてこんなにも幻想や空想に迷い込めるような言葉を紡げるのか、私にも言葉はあるはずなのにこんな情景を人々の心に描けるこの人は何者なのかと作者に畏敬を感じずにいられない。(ここでいう言語とは英語とか...
とても面白かったです。地下図書館の海を読んだ時も思ったけれど、使う言語は同じなのにどうしてこんなにも幻想や空想に迷い込めるような言葉を紡げるのか、私にも言葉はあるはずなのにこんな情景を人々の心に描けるこの人は何者なのかと作者に畏敬を感じずにいられない。(ここでいう言語とは英語とか国語とかではなく、人間として発する言葉が存在するぐらいの意味)。 地下図書館の海では後半世界は全てファンタジーだったけれど、夜のサーカスは深まっていきつつも現実に触れている状態だったのがまた良かった。私達は現実に帰ることが出来るから。二作品ともにそうなんだけど、小説を円環させているのも良い。読み手は始まりへと帰ってくる。そしてその始まりは同じ始まりではない、その感じ。 螺旋を描くその感じ。 素晴らしく美しい。 感動の星5。
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ー そのサーカスはいきなりやってくる ー 前触れもなく、郊外の野原に忽然とあらわれるサーカス。無彩色、白と黒のストライプのテント、奇抜で斬新な演出と出し物を心ゆくまで楽しめる、ただし興行時間は日没から夜明けまで。 19世紀末から20世紀初めの時代背景、信じられないような目眩く世界...
ー そのサーカスはいきなりやってくる ー 前触れもなく、郊外の野原に忽然とあらわれるサーカス。無彩色、白と黒のストライプのテント、奇抜で斬新な演出と出し物を心ゆくまで楽しめる、ただし興行時間は日没から夜明けまで。 19世紀末から20世紀初めの時代背景、信じられないような目眩く世界観、その裏で魔法をめぐる長い戦い…すっかり夢中になって読んだ。出来事が前後して書かれたり、人物関係の把握に少し難儀したけど読後感がとてもよかった。ちなみにこの本、読むのは夜がいちばんあってる気がする。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
サーカスの表現が幻想的で、読んでいてワクワクした。映像が頭に浮かぶ。読みにくいわけではないのに、なかなか頁が進まないのは、幻想的な表現をゆっくりと頭で映像化しながら読んでいるからなのかも。 主人公の2人を始め、秘密のある登場人物が多い。途中まで、悲しいような寂しいような印象を持ちながら読んでいたのは、彼らが直接触れ合うわけではなく、薄いベールを通した、間接的な人間関係だったからなのかもしれない。 合間のセンテンスは誰の視点なのかな?読み手?
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「そのサーカスはいきなりやってくる」 久々に、新しい、本の魅力を感じることが出来ました。 物語が進むのと同時に、自分もそのサーカスに行ってるような感覚。自分目線の文章で、視覚、嗅覚、触覚に訴えてきます。くらくらきました。 サーカスとは、非現実であり、夢の世界。醒めない、さめた...
「そのサーカスはいきなりやってくる」 久々に、新しい、本の魅力を感じることが出来ました。 物語が進むのと同時に、自分もそのサーカスに行ってるような感覚。自分目線の文章で、視覚、嗅覚、触覚に訴えてきます。くらくらきました。 サーカスとは、非現実であり、夢の世界。醒めない、さめたくなくなるような世界でした。 時系列が前後することで、更に混沌とし、不思議が謎が残ることで、益々魅力的に、想像力を掻き立てられます。物語はこういうものだったと思いだしました。 ル・シルク・デ・レーヴに行けるのなら、まず「氷の庭」のテントに真っ先に入りたい。
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