勝ち続ける意志力 の商品レビュー
昔は少ない情報を貪るように読んでいたのに、こうして本人の筆による本が読めるようになるとは。感無量。 彼の半生、勝負哲学を知る事が出来、また自身のモチベーションアップも出来る。ファン必携の書。
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世界一長く賞金を稼いでいる日本人初のプロ・ゲーマー「ウメハラ」著の本です。 ゲームの腕を競い合うという中で、勝ち続けることに必要なのは、普段勝つ事を目的としてゲームをするのではなく、ひたすら自分を高めようとする努力である、としています。 と、まとめてしまうと一般論でキレイ事のよう...
世界一長く賞金を稼いでいる日本人初のプロ・ゲーマー「ウメハラ」著の本です。 ゲームの腕を競い合うという中で、勝ち続けることに必要なのは、普段勝つ事を目的としてゲームをするのではなく、ひたすら自分を高めようとする努力である、としています。 と、まとめてしまうと一般論でキレイ事のように見えますが、そのことを本1冊を使って、丁寧に、ゆえにこうであると、読み進めれば進めるほど具体的で真実身を帯びて伝わってきます。 自分は、この本からは何も学ぶことはありませんでした。 ただ、ウメハラですらそうだったのか、やっぱりみんなこうなのかな、自分も一緒だ、と心に響く内容でした。 特に対戦系のゲーマーの方には、ぜひ一度読んで欲しい本です。
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格闘ゲーム世界一のウメハラさんの本。その道の最高峰の人間の考え方は参考になるね。到達した結果そのものより、そこに達したプロセスの再現性を重要視するのは、イノベーションの考え方そのものだろう。
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格闘ゲームにおいて14歳で日本一、17歳で世界一を達成した著者による勝ち続けるための努力、思考法の本。 一般的にゲームは社会権を得ていない。あくまで子供の娯楽という位置づけである。 その様な子供のお遊びを極めたところで、通常社会から認められるようなことは通常ありえない。 しか...
格闘ゲームにおいて14歳で日本一、17歳で世界一を達成した著者による勝ち続けるための努力、思考法の本。 一般的にゲームは社会権を得ていない。あくまで子供の娯楽という位置づけである。 その様な子供のお遊びを極めたところで、通常社会から認められるようなことは通常ありえない。 しかしである。本書はその既成概念を覆す。 筆者の梅原氏は、ゲームという特殊なジャンルを極めることにより、勝ち続けること、結果を出し続けるために何をすべきなのかを体得している。 予てから、どんな類の事であっても突き詰めて極めることが出来れば、人生哲学や社会の縮図を学べるのではないかと漠然と感じていた。 例えばトップアスリートが、常に高い位置に居続けるために続けている努力や考え方は、戦う場所やジャンルを変えたとしても通用すると信じている。 スポーツならば当然ありうる話だと思っていたが、よもや格闘ゲームの世界を極めることで勝負の哲学が身につくとは予想だにしていなかった。 しかし本書を読むと著者が格闘ゲームという世界を通して一般人とは違う感覚・思考を身に着けていることが分かる。 半分以上が梅原氏の自伝となる。(と言ってもまだ彼は30歳ちょっと)通常他人の自伝はあまり面白いものではない。 しかし、彼が今に至るまでどのような生活環境にあり、どれだけ葛藤しながら生きてきたかは、その後に語られる勝ち続けるための思考法を理解するのに一役買っている。 梅原氏の金言は以下のとおり。 ・勝ち続けるために同じ努力を10年間続けられるか? 勝つための努力ではなく、勝ち続けるための努力が必要。 ・自分のスタイルや好みの方法にこだわらずすべての可能性を試し研鑽する。 必勝パターンや自分の好みの方法のみに頼っていると、いずれは壁に突き当たり成長が止まってしまう。 また勝負の本質は個人の好みやスタイルとは関係ないところにある。 勝つための最善の行動を探ることが重要。 ・10の強さは既に先人が到達しており、模倣し努力すれば誰でも到達できる。 しかし11,12,13の強さは自分だけの道を開拓した人のみがが到達することが出来る。 ・自分を痛めつけるだけの努力はしてはいけない。 傷めつけると努力した気になる。 しかしそこからは痛みと傷以外には何も生まれない。 努力は量より質。 何も変化が見いだせなかった15時間より、小さな変化が見いだせた3時間のほうが有益。 このような考え方ができたのは、梅原氏が格闘ゲームに対して真摯な姿勢で取り組んでいたからであろう。 単なる「格闘ゲーム」を「格闘ゲーム道」に昇華させた結果と思う。
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好きな事を仕事にしたい人、もしくはしている人にお勧めの本。 この本に書いてある事は誰にでもできて、誰にでもできない事。 それを決めるのは、自分自身だと教えてくれる。
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頂点を極めた者の知られざる苦悩、決して軽くは思えない一つひとつの言葉。非常に人間らしく、また素直に自分の生きざまを書いている著者に好感が持てました。 いわゆる昔の考えを持った大人には認められなかったであろうゲームという世界、かつ勝負の世界で自分の信じる道を進んだ梅原氏の人生、考...
頂点を極めた者の知られざる苦悩、決して軽くは思えない一つひとつの言葉。非常に人間らしく、また素直に自分の生きざまを書いている著者に好感が持てました。 いわゆる昔の考えを持った大人には認められなかったであろうゲームという世界、かつ勝負の世界で自分の信じる道を進んだ梅原氏の人生、考え方はすごく勉強になった。 自分のパフォーマンスを存分に発揮するために平常心を保つことが必要であるということとそれを実現するための考え方について、見習いたい次第です。 また、読み返したい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一度勝つのは簡単なこと、でもありませんが、勝ち続けることはとてつもなく難しいことです。勝つと欠点が隠されてしまいます。慢心が忍び寄るんですね。謙虚であり続けること、改善し続けることの難しさを教えてくれます。そして、勝ち続けることは不可能じゃないってことも主張しています。読んだ後、なんかうれしくなりました。
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信者とか言われる類の人たちしか読まない本かと思ってたらそうじゃなかった。 本職の文筆家の方々と比べてしまうと文章の拙さはありますが彼が普段考えていること、心がけていることがきちんと伝わってきます。 過去の挫折・迷いなども綴られていて、Beastとか言われててもやっぱり弱い面のある...
信者とか言われる類の人たちしか読まない本かと思ってたらそうじゃなかった。 本職の文筆家の方々と比べてしまうと文章の拙さはありますが彼が普段考えていること、心がけていることがきちんと伝わってきます。 過去の挫折・迷いなども綴られていて、Beastとか言われててもやっぱり弱い面のある普通の人なんだなあ、という感じで人となりもある程度わかる内容です。 題材はゲームですがゲームとか関係なく、自己啓発本として評価できると思います。 もちろんゲームがわかってればなお良しですが。
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個人的にここ数年気になっている人の1人。 日本におけるプロゲーマーの先駆者であり、スト3のブロッキング動画で有名な「ウメハラ」による勝ち続ける意思力というテーマに沿った自伝的な内容。 色々と興味深く、この業界?が今後どうなっていくのか、引き続き気になる。
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読了。 世界一のゲーマー、梅原大吾の勝利への心構えをまとめた一冊。 漫画の剣豪キャラが勝利とは何か求道するのを、本当に実践してきた人。だからこそ頂点に立つことができた。 まとめると、ここらへんが重要なんだと思う。 ・勝負の本質は、その人の好みやスタイルとは関係ないところにある...
読了。 世界一のゲーマー、梅原大吾の勝利への心構えをまとめた一冊。 漫画の剣豪キャラが勝利とは何か求道するのを、本当に実践してきた人。だからこそ頂点に立つことができた。 まとめると、ここらへんが重要なんだと思う。 ・勝負の本質は、その人の好みやスタイルとは関係ないところにある。勝つために最善の行動を探ること。それこそが重要なのであって、趣味嗜好は瑣末で個人t寝きな願望に過ぎない。 ・勝ち続けるためには、勝って天狗にならず、負けてなお卑屈にならないという絶妙な精神状態を保つことで、バランスを崩さず真摯にゲームと向き合い続ける必要がある。 ・僕はこれまでの人生で何度もミスを犯し、失敗し、そのたびに深く考えぬいてきた。だから、流れに乗って勝利を重ねてきただけの人間とは姿勢や覚悟が違う。 ・便利な技というのは応用が利かない。その技がすべて。つまり、自分自身は何も成長していない。 ・世界チャンピオンは。みんなにとっていつか必ず倒したい相手だ。そのような相手に足をすくわれないためには、ほんの些細なことでも必ずメモして、気掛かりを消しておかなければならない。少しのことでもいいから気づき、日々変化する ・勝負の世界において、人の目を気にすることはマイナスでしかない。なぜなら、人の目を気にしていると、本来やるべき行動が継続できないからだ。 ・最強は、言葉では教えられない。それでも口に出して言うとすれば、すべての可能性を試した果てにあるものである。 ・1番の人間は逃げられない、絶対に逃げてはいけない。
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