聖女の救済 の商品レビュー

東野圭吾【著】

2012/04/27

最後の最後に、このタイトルの意味がわかりました。
誤解していました…。
やっぱり東野さんは、只者ではありませんね。
思わず、なるほど～と唸ってしまいました。

女性目線の内海刑事の言葉の数々は、本当に女性ならではのポイントです。
なんで分かるのでしょうね～。

草薙刑事にイラついて読んでいましたが、後半はちょっと切なくなってきます。

2012/04/27

ガリレオシリーズは、長編より短編が好きだなーって思った。

ミステリーというよりはヒューマンドラマ的な出来上がりだったので、少し中途半端な読後感。
期待と違っていたからというだけかもしれませんけど。

あと、「子供だけがほしくて、妻は全く要らない」のに、「女性をひきつける強烈な魅力がある」というキャラクターがよく理解できなかったってのもあるかも。

2012/04/27

テレビ等の芸能界に媚びているように感じられて・・・
小説は小説だけであってほしかった。

中身はスイスイ読めてイメージも描きやすいので
とっても面白かっただけに・・・
残念。

2012/04/27

犯人は誰か？じゃなく、トリックは？で話はすすむ
だって、読み始めてすぐに、犯人わかりますもん
なのに、最後まで飽きることなく読ませてしまう東野圭吾はすごい

2012/04/26

犯人さがしという視点でなく、どうやって殺害したかというその方法を探していくという点で話が進んでいく。
このトリックというか、いかに毒を混入させたかという謎は、どう考えても読者が正解を得るというのは非常に困難だ。
答えがだされても、「あっ、そうですか」、と何も考えなかったら受け入れられてしまう内容だ。これが東野圭吾の作品でなければ、なんかだまされたようなトリックだ。こういう作品もありかな？

2012/10/18

ガリレオシリーズのひとつ。
しかし、今回は湯川教授特有の出番はあまりなかったかな。トリックが科学ではないからしょうがないけど。それもトリックを暴いてしまう教授には関心する。

また薫と草薙の攻防が面白かった。

特に湯川教授の

「草薙と一緒になって、僕を引っかけようとしているじゃないだろうね、と訊いているんだよ」
「警察には協力しないと決めた僕の知的探究心を、じつに見事にくすぐってくれるからだよ。草薙の恋の行方という、危険な香りのうるスパイスまで効かせてね」

のせりふには笑ってしまった。

2012/04/25

犯人はわかっているのにトリックがわからない。
内海の感覚で読んでいました。
湯川と草薙の微妙な距離感もいい。

2012/04/24

前に単行本で誰かから借りて読んだのを忘れてました…
湯川先生の話は、トリックを知っていても楽しく読めるのがすごい。

2012/04/23

ガリレオシリーズの新作長編。前作くらいからドラマの設定に寄せた感がありましたが、その分映像を想起しやすく非常に楽しんで読めました。
毎度毎度ガリレオ先生が解くトリックには驚きますが、今回もやられました。自分の想像力の狭さが恨めしい・・・。論理的思考でこのトリックにたどり着くなんて、やはり先生は変人だと思います。が、キャラが確立しているので違和感なく受け入れられるように思います。シリーズものの強さですな！

2012/04/23

久々のガリレオシリーズ。面白かった！
犯人が誰か…というミステリーではなく、犯人はこの人以外にあり得ないがトリックが暴けないという手法は面白いな。
時間をかけた完全犯罪。
悲しい動機。
しかし殺された男の考え方はひどすぎるなぁ。
救いがない。
だから、このタイトル。