パラダイス・ロスト の商品レビュー

柳広司【著】

2014/01/18

謎の結城中佐という人物が日本帝国陸軍内に設立した、Ｄ機関と呼ばれるスパイ養成機関を中心に据えた戦時諜報活動をテーマにした作品。

2014/01/17

続けて読んだせいかちょっと飽きてきたかなー。
展開が同じだからな。
できれば長編が読みたいものだ。
最後の話は良かったし。

2014/01/14

面白い～☆！☆ジョーカーシリーズの第３弾。結城中佐の正体を暴こうとする、英国タイムズ紙極東特派員アーロン・プライス。しかし”魔王”結城は、まるで幽霊のように、一切足跡を残さない。ついに生い立ちがわかると思ったのに・・・（泣）　柳san、第４弾お願いします。

2014/01/12

柳広司さんのジョーカー•シリーズ3作目。
シリーズが重なるたびに面白くなっている。

結城中佐が率いるD機関。スパイ達の精鋭が作られ暗躍する。

今回も真の目的に向かい、裏と表を操りミッションを達成して行く。

面白かったのは、「追跡」
結城中佐の謎に迫っていく。
相手の掌で上で踊るという面白さ。

また「暗号名ケルベロス」は良かった。
本巻を気持ち良く締めてくれる。

巻頭の「誤算」で、D機関の物語を軽やかに思い出させ、続く「失楽園」でミステリーを愉しませる。

そして、「追跡」「暗号名ケルベロス」で気持ち良く読み終わらせる。

私も踊らされたようだ、愉快。

2013/12/10

前２作に比べて、なんとなく「軽い」「明るい」感があるのかな？（悪い意味ではなく）
前作をだいぶ忘れてしまったけど、もう少しシビアなイメージがあった。

2013/10/27

日本のスパイもの、てあまりないような。そういえば。シリーズ三作目の今回は、題名の通り、シンガポールや太平洋航行中の船、あるいは日本を楽園と感じる英国人の視点で語られている。太平洋戦争勃発前夜の静かな情報戦は、いろいろな伏線が仕掛けられていて、それなりに読み応えがある。

2013/10/19

ジョーカーゲームシリーズ第三 弾。 太平洋戦争時、日本帝国陸軍内に作ら れたスパイ養成機関が存在した。その機関を 束ねる魔王と呼ばれ世界各国の諜報機関より 恐れられている結城中佐。驚愕な諜報手法を 武器に戦時中のパリ、シンガポール、ハワ イ、横浜で暗躍する姿をミステリアスに暴く短編小説。特に謎に包まれた結城中佐の正体に迫 る“追跡“はgood♪ミステリー及び歴史好きに は堪らない作品。

2013/10/03

スパイD機関を多角的な視線で描く短編集、第三弾。
もうその脅威っぷりは語りつくしたろう、っと思ってもまだまだ驚かされるD機関の人間離れした力。
相変わらずため息が出てしまうかっこよさ。

ただ、中篇「ケロペロス」を読んで感じたのだけど、案外中～長編の長さには向かない作品なのかもしれない。
スパッとワンシーンを切り取ったみたいに、ミステリアスな感じで魅せてくれる方が凄みがますというか…。

とはいえ、推理の濃度はいつもより高めで、また違った楽しさを感じることができました。

2017/12/17

ジョーカー・ゲームシリーズ第3弾。このシリーズは第2次大戦が始まり、日本が戦争に入るあたりの頃、"D機関"と呼ばれる組織のスパイ達の暗躍を描いている。以下に詳しい感想があります。http://takeshi3017.chu.jp/file5/naiyou15803.html

2013/09/03

図書館予約待ち約１０ヶ月にしてようやく手元に(T-T*)。もう読みたい熱は失せた。と、遣っ付けながらに読み始めたけど、やっぱり初っ端から夢中、面白い＾＾『追跡』では自分も案の定、英国人スパイの推理に乗せられてしまい、ふがいないｗ。さすが結城中佐は上の上を行く。