パラダイス・ロスト の商品レビュー
結城中佐シリーズの3作目。「暗号名ケルベロス」は割と好きだったかも。「失楽園」は、何だか無理やり感が否めない。そんなにうまくいくかなぁ。
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ジョーカー・ゲーム。ダブル・ジョーカーに続き、D機関シリーズの第三弾です。 軍が舞台、スパイ、そして表紙に惹かれて手に取りました。 ページを開く度、今回はどんな任務でどんな心情なのかとドキドキしますが、登場人物に日本人、日系人がいると、この人が今回のD機関の人物か…。とわかっ...
ジョーカー・ゲーム。ダブル・ジョーカーに続き、D機関シリーズの第三弾です。 軍が舞台、スパイ、そして表紙に惹かれて手に取りました。 ページを開く度、今回はどんな任務でどんな心情なのかとドキドキしますが、登場人物に日本人、日系人がいると、この人が今回のD機関の人物か…。とわかってしまうので、その時点で物語の半分は読んでしまったような喪失感があります。 欲を言えばD機関の人物に他の国の変装もしてもらいたいです。無理か…。 しかしながらこのD機関シリーズは面白い。 続巻を読むのが楽しみだと思える本はなかなか巡り合えないものだ。 今度は別の柳公司さんの作品も手に取りたいと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シリーズものの3作目をうっかり先に読んでしまった。 ジョーカーゲーム。 ダブル・ジョーカー。 世界大戦時に、暗躍した謎の諜報機関「D」にまつわる連作短編集。 「永遠の0」を読んだ直後なので、やや複雑な気持ちだけど、 スタイリッシュではある。他2作も読もう。 (実は既にジョーカー・ゲームは借りている。)
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相変わらずかっこいいぜ、D機関! しかし第3作目ともなると、「D機関メンバーはめちゃすごい能力を持ってる」ことが免罪符になってどんなスパイ活動も可能になっちゃう展開に飽きてきちゃったなあ。 最後の「暗号ケルベロス」は新しい雰囲気で楽しめた。
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今回も、見事に(いい意味で)期待を裏切られた。 これも、「魔王」と呼ばれる結城中佐のワナなのか・・・。 一番、この中で好きなのが、「追跡」 英国タイムズ紙極東特派員のアーロン・プライスがふとしたきっかけで、結城中佐を知り、そして生い立ちを知っていくことになるが…。 そこでの、...
今回も、見事に(いい意味で)期待を裏切られた。 これも、「魔王」と呼ばれる結城中佐のワナなのか・・・。 一番、この中で好きなのが、「追跡」 英国タイムズ紙極東特派員のアーロン・プライスがふとしたきっかけで、結城中佐を知り、そして生い立ちを知っていくことになるが…。 そこでの、「どんでん返し」が見事。 本当に、スパイは凄い。裏の裏まで細かく読み解いていかないとならないところ。 脳内で、繰り広げられる映像・緊迫した空気。 「ジョーカー・ゲーム」シリーズで一番ハラハラした。 本当に、上手い!巧みに描かれる心理合戦。 そして、読み終えた後の不思議な爽快感がたまらない。 まるで、自分が【D機関】にあたかも入ったような雰囲気。 しかし、「暗号名 ケルベロス」 前編・後篇で感じたこと。 それは、いくら優秀なスパイでも、「人間なのだ。」ということを改めて思った。 続編は出るのだろうか? あれば、早く読みたい…。
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相変わらずの面白さ。 視点がどちらか一方(スパイ側と騙される側)ではないところがまたいい。 ついに結城のことがわかるかと思いきやそんな簡単にはわからない。 でもこうやってじわじわと、ぼんやり輪郭が見えてくるのかもしれない。 そこがまた面白い。
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大日本帝国陸軍内に極秘裏に設立された、スパイ養成学校“D機関”。「死ぬな。殺すな。とらわれるな」――軍隊組織を真っ向から否定する戒律を持つこの機関をたった一人で作り上げた結城中佐の正体を暴こうとする男が現れた。英国タイムズ紙極東特派員アーロン・プライス。だが“魔王”結城は、まるで...
大日本帝国陸軍内に極秘裏に設立された、スパイ養成学校“D機関”。「死ぬな。殺すな。とらわれるな」――軍隊組織を真っ向から否定する戒律を持つこの機関をたった一人で作り上げた結城中佐の正体を暴こうとする男が現れた。英国タイムズ紙極東特派員アーロン・プライス。だが“魔王”結城は、まるで幽霊のように、一切足跡を残さない。ある日プライスは、ふとした発見から結城の意外な生い立ちを知ることとなる・・・。 やっぱり面白いなー。スパイ小屑っていいなって純粋に楽しめるシリーズです。前2作も好きだったけど、今回もワクワクしながら読めました。一番好きだったのは「追跡」。ホントにバレちゃうの!?と思いきや、さすがの結城中佐でした。ここまで考えて手回しするとかすごすぎる・・・。ケルベロスは予想外すぎた。まあ動機はありうるけどそこまで訓練できるのかな的な異味で。しかしD機関の人間は記憶なくしても本能でスパイができるのねww表層の記憶とかどうやるのか教わりたいかも。
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話に慣れてしまったから、前作2冊ほどの興奮はなかった。 どんでんどんでんでくることがわかっているから、こっちも裏が読みやすい。 でもとても面白かった。
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大日本帝国陸軍内に極秘裏に設立された、スパイ養成学校D機関シリーズ第三弾。「誤算」「失楽園」「追跡」「暗号名ケルベロス」の4編から構成されている。「誤算」で作戦途中に記憶を失ったスパイの体が覚えている行動と時おり浮かぶ心の声にぞくぞくした。「追跡」では結城中佐の幼少時の様子がわか...
大日本帝国陸軍内に極秘裏に設立された、スパイ養成学校D機関シリーズ第三弾。「誤算」「失楽園」「追跡」「暗号名ケルベロス」の4編から構成されている。「誤算」で作戦途中に記憶を失ったスパイの体が覚えている行動と時おり浮かぶ心の声にぞくぞくした。「追跡」では結城中佐の幼少時の様子がわかってよかった。これからますます悪化するであろう時代にD機関はどう立ち向かっていくのか次回作にも期待。
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D機関のシリーズ第三弾! ダブル・ジョーカーで終わりだと思ってたから続編本当に嬉しい! すべてを疑いながら読まなくてはならんので、脳の消耗が半端ないのです。 結城中佐の過去に迫る第三弾。 すべてを疑え、 そして騙されろ。 結城中佐に酔いしれる。
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