七王国の玉座 改訂新版(上) の商品レビュー
最近の軟弱な「ファンタジー」とは呼びたくない、異世界歴史大河物語。 しばらく遠ざかっていた読書欲に、ド派手に火を点けてくれた大傑作。 特に人物造詣の細やかさ! 各人物の視点から全体の物語を進行させていく点、いかに作者が人物描写に重きを置いているかがよく表れている。 生死、善悪、強...
最近の軟弱な「ファンタジー」とは呼びたくない、異世界歴史大河物語。 しばらく遠ざかっていた読書欲に、ド派手に火を点けてくれた大傑作。 特に人物造詣の細やかさ! 各人物の視点から全体の物語を進行させていく点、いかに作者が人物描写に重きを置いているかがよく表れている。 生死、善悪、強弱、愛憎、神魔、清濁など、良い悪い好き嫌いなく直視した描き方も、読んでて気持ちがいい。
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※このレビューにはネタバレを含みます
やっぱり面白いですねぇ。 前の版で1部〜4部まで全部読んだので、実質的には再読です。 初読の時に比べると数多い登場人物もかなり理解出来ているし、 「ああ、ここがあの展開への伏線だったのね!」 「おおっ、ここで既に死亡フラグが立ってるやん!」 とか、ちょっと違った読み方が出来て、楽しめました。 ドラマ化もされましたし、日本で放映されたらまた原作がブームになるんじゃないかな?と、期待しています。 で、用語変更ですが、 まぁ、百歩譲って登場人物の表記の変更は良しとしても、特に必要も感じられない団体名や地名の変更はなくてもよかったんじゃないかなぁと、やっぱり思います。 あのゴタゴタの所為で原作を敬遠した人がいたのなら、出版社にも読者にも、やはり勿体ない話でした。
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未完結だからと後回しにしていたのですが、文庫の改訂新版を見て買ってしまいました。…いかん、これは面白すぎるぞ。スターク家の面々や“小鬼”ティリオン・ラニスターの運命が気になって仕方がない。分厚い本の残りページを見て「まだあとこんなにある…」ではなく「まだあとこんなに楽しめる!」...
未完結だからと後回しにしていたのですが、文庫の改訂新版を見て買ってしまいました。…いかん、これは面白すぎるぞ。スターク家の面々や“小鬼”ティリオン・ラニスターの運命が気になって仕方がない。分厚い本の残りページを見て「まだあとこんなにある…」ではなく「まだあとこんなに楽しめる!」と喜べるのは久しぶりの感覚です。素直にもっと早く読んでおくべきでした。
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いつの間にやら改訂版が。 久々にコテコテのファンタジーを読む。 キャラ名が一部変わっていたり気になる部分はあるけど、上下2冊にまとまってくれたのはありがたい。(分厚いけど)
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待ちに待ったシリーズの再スタート。 その先鋒になっている改訂新版。 最高に面白い大人のファンタジー。 感想は旧版にて。
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