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七王国の玉座 改訂新版(上) の商品レビュー

4.2

45件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

    16

  3. 3つ

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2022/04/07

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」にはまり、読んでみた。ドラマも登場人物が多くて、最初は誰が誰だか…という感じで見ていたので、本を読んで答え合わせしている感じだった。本は地図と登場人物紹介がついているので、時々確認しながら読むことができた。 ファンタジーの要素もありながら、重厚な...

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」にはまり、読んでみた。ドラマも登場人物が多くて、最初は誰が誰だか…という感じで見ていたので、本を読んで答え合わせしている感じだった。本は地図と登場人物紹介がついているので、時々確認しながら読むことができた。 ファンタジーの要素もありながら、重厚な歴史の本を読んでいるようでもあり、本当に面白い。ただ、ドラマを見て分かっていたものの、ボリュームがすごい。厚い1冊を読み終えても、まだまだ物語は序盤。 英語の原書もう読んでみたいし、ドラマも見直して、ゆっくり楽しみたい。

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2020/06/07

海外の人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作。ドラマは一切観ておらず、全くの事前情報もなしに読み進めた本書。 上下巻で合計1400頁を超える紙面を読み尽くして得られた感想は、これ、ようやく物語が始まったんだ…という驚きです笑 続巻が出ているのは知っていたのですが、まさか結末...

海外の人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作。ドラマは一切観ておらず、全くの事前情報もなしに読み進めた本書。 上下巻で合計1400頁を超える紙面を読み尽くして得られた感想は、これ、ようやく物語が始まったんだ…という驚きです笑 続巻が出ているのは知っていたのですが、まさか結末らしい結末もなく終わるとは予想だにしていなかったですし、これだけ読んで漸く物語の背景が出揃ったような作品は初めてだったので、今までにない衝撃を味わいました。知っていればそうはならなかったのでしょうが。。笑 しかし、さすが人気作品なだけあって、この長い頁をグイグイと読ませるストーリーテラーは流石の一言。群像劇として、テンポよく視点を変えて話を進めるのが読みやすい点のひとつかも。 さてさて、続きを読みたいのですが、続巻も相変わらずなボリュームなのでちょっと手に取りづらいのですが、登場人物(これがまた果てしなく多い!!)を忘れないうちに読もうと思います。

Posted byブクログ

2020/04/26

指輪物語に通じる壮大さ。いろんな世界の物語が紡がれていてワクワクする。登場人物の名前を覚えるのが大変なのが難点だが…

Posted byブクログ

2020/01/27

登場人物の多さに(しかも全員カタカナ名で,本名とは別に通り名があったりする),覚えるだけで一苦労だが,それぞれの家,それぞれの地域に相応の特徴があり,圧倒的分量を進めて行くに従い,頭の中に世界観が構築されていく.これは,本文ももちろん面白いが,それ以上に圧巻の世界設定にこそ本質が...

登場人物の多さに(しかも全員カタカナ名で,本名とは別に通り名があったりする),覚えるだけで一苦労だが,それぞれの家,それぞれの地域に相応の特徴があり,圧倒的分量を進めて行くに従い,頭の中に世界観が構築されていく.これは,本文ももちろん面白いが,それ以上に圧巻の世界設定にこそ本質があり,その世界を各登場人物達の場面で細かく切り取りながら時間を進めていく手法に,読者はまんまと絡め取られていく.時間を忘れる.これは麻薬だ.

Posted byブクログ

2019/11/23

ダークファンタジー的な世界観だけど、魔術やらドラゴンやらは実際には出てこない(それは劇中の伝説の世界のもの)。だから、純粋に魑魅魍魎入り乱れる政争絵巻が楽しめる。

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2019/11/18

ドラゴンとか亡霊のようなものが出てくるが、雰囲気はシリアスな権謀術数がうずまく戦国もの。登場人物が多く、独特の人間関係があり、ちょっと慣れないと進まないが、慣れるとおもしろい。先が気になる。ドラマ版は本を読んでからにしたい。

Posted byブクログ

2019/05/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

J・R・R・マーティンが送る一大ファンタジー。ファンタジー小説かと思いきや読後感は戦国絵巻のそれに近く、数々の家同士の争いや権謀術数、数奇な運命に巻き込まれる子どもたちが描かれている。物語は様々な視点によって描かれており、複数のストーリーが同時進行するさまは、やや全体像の把握に困難を極めるが、それでも各エピソードの練り込み具合とキャラクターの魅力でぐいぐいと引き込まれてしまう。王の手に任命されて異変を探るエダート。妹からの手紙でラニスター家の不穏な動きを知り、それをエダートに伝えに行こうと旅に出るキャトリン。幼く、事態の変化をまだ知らないブラン。姉に引け目を感じながらも、姫らしくない活発さを誇るアリア。ナイツウォッチに任命された私生児ジョン・スノウ。遠き血で蛮族と政略結婚した、ドラゴンの血を引くデナーリス。物語は主にこの6つの視点で描かれる。自分がこうした戦国絵巻が好きだというのは新たな発見だった。 かつて大陸を支配した狂王エイリスを打倒し、新たな王となったロバート王。王ならではの野心と孤独感に苛まれながらも、ジョン・アリン公暗殺に異変を感じ、唯一の友人であり腹心の部下であるエダート王を王の手に任命する。豪放磊落なロバート王とやや堅物で真面目なエダードの関係は非常に分かりやすいが、両者とも死亡フラグが凄い。上巻では無事だが、下巻でこの二人の顛末が明らかになってからが本当の戦国時代の始まりだろう。エダードの息子ロブは14歳という年齢でウィンターフェル城の城主となるが、こちらもやや危うさを漂わせている血気盛んな若王子といったところで、いずれラニスター家との争う予感がする。弟のブランは密談を覗いてしまったが故に窓から落とされて下半身不随になったが、これはいずれ治るのだろうか。まだ7歳だが、この長い長い歴史絵巻の中でこの年齢や割かれた尺の長さから、数奇な運命に巻き込まれる主人公という感じがする。そういう意味では成長がとても楽しみである。クイーン・サーセイの息子ジョフリーに恋をしているサンサ、そんなサンサと仲が悪く、剣術を習っているアリアなど、次世代への種まきもしっかりと行われている。ただ、スターク家分裂の予感がして結構怖くもあるが。 ロバート王の妻であり、数々の異変の元凶でもあるクイーン・サーセイや分かりやすい残虐な王妃といったところで、そのサーセイと姉弟ながら通じている「王殺し」ことジェイミー・ラニスターも色々ときな臭い。この王殺しというのがそのままロバート王殺害に繋がるのではないかと読んでてヒヤヒヤしてくる。そんな悪徳のラニスター家の中でも稀代のトリックスターとして振る舞っているのはティリオン・ラニスターだろう。短剣の持ち主であるためブラン殺害未遂の容疑をかけられているが、この事件の真相はいまだ明らかになっていない。真犯人はラニスター姉弟だろうが、この家同士の戦争の前触れで、ティリオンの立場がどうなるか気がかりである。ブランの鞍を作ってやったり、ジョン・スノウとの会話など、スターク家の面々と親しい付き合いがあるので、やや引いたポジションの語り部として活躍スのではないだろうか。小鬼(インプ)という名称と皮肉な言い回しなど、実に魅力的なキャラクターである。 そんな戦国歴史絵巻の中でもう一人の主人公と言えるのはジョン・スノウだろう。エダードの私生児でという立場のせいか、その意味を知る娘のサンサや妻のキャトリンからはとにかく嫌われている。そんなコンプレックに苛まれているジョンだが、個人的に一番気に入ったエピソードは、母を娼婦呼ばわりした男を滅多打ちにしたら、武具師ドナル・ロイにエダードの私生児というバックボーンはここでは恵まれた文化資本であることをジョンに突きつけるシーンだろう。 滅多打ちにできたのは才能でも何でもなく、剣を持ったことのある、教わる人間に不自由しなかったが故の環境である。他の人間は母親が娼婦である人間は多く、剣など持ったこともない、喧嘩を習い覚えたのは裏路地や売春宿で、本物の剣を買うことができるほどの金持ちは二十人に一人もいない。そんな人間たちを滅多打ちにしたお前は弱い者イジメのがき大将に過ぎないという喝破は素晴らしかった。 非常に濃密で読み疲れるが、物語の密度は凄まじく、読んだ後にすぐさま下巻に手を伸ばしたくなるほどの中毒性がある。ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」はとりあえず下巻まで読んでから見てみることにしよう。

Posted byブクログ

2019/03/05

GAME OF THRONEの原作、場面転換が多過ぎてちょっと読み辛い。 細切れなので読み終えるのに1年以上かかった様な気がする。 でも映像になるとちょうどいいんだよね、著者は最初から意識していたんだろうか?

Posted byブクログ

2019/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ドラマ視聴後購入。 分厚すぎて読み終えられるか不安だったが ストーリー把握していたので一週間ほどで読了。 ティリオンがすき。 夢見るサンサと傷だらけのアリアのコンビもいい。 大狼の名付けの由来もおもしろかった。 地図がついているので、より世界観に入り込める。 一番テンションあがったのはティリオンのこのセリフ 「リトルフィンガーの話には欠陥がある。 私は身内の負けには賭けない」 ティリオーーーーン!!!

Posted byブクログ

2018/10/08

69:本屋で見かけて面白そうだったので、借りてきました。確かに面白いんだけど、これだけのボリュームの上巻を読み終えても「で、結局どうなるの?」とまったく展開に予想がつかないのはいいのか悪いのか……。 大長編、大ボリュームの物語なだけに、人物や地名が怒涛のように(割と前触れもなく)...

69:本屋で見かけて面白そうだったので、借りてきました。確かに面白いんだけど、これだけのボリュームの上巻を読み終えても「で、結局どうなるの?」とまったく展開に予想がつかないのはいいのか悪いのか……。 大長編、大ボリュームの物語なだけに、人物や地名が怒涛のように(割と前触れもなく)出てきて、そのたびに混乱して物語の把握が遅れるという、少々しんどい一冊でした。下巻、どうしようかなあ……うーん。

Posted byブクログ