骨の刻印 の商品レビュー
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法人類学者デイヴィッド・ハンターの二作目。 前作の事件がきっかけで、 法人類学者の仕事に戻ったデイヴィット。 仕事が終わってロンドンに戻ろうとしたところを、 小さな島での焼死体の検分を頼まれる。 島に住む元刑事がただの事故ではないと考えているのに対して、 デイヴィットに同行した巡査部長はやる気がない。 事故ではなく殺人だと判明した直後に嵐が島を襲い、 死体を保管していた公民館は放火され、 事件現場を保全していた警官が殺される。 事件の要ともいうべき、 ホテルの経営者の母子の秘密には、 早々に気がついたので油断していたら、 最後の方で怒涛の展開になり驚いた。 しかも、最後にデイビットが刺されるとは。 理由もわからないし、その必要性もわからなかった。
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★3.5 シリーズ1作目が手に入らず、2作目からのデビュー。でも2作目からでも困ること無く読み進められた。 面白いかと問われれば飽きずに読めて面白いのだけれど、どこか取って付けたような感じがする。すべてのピースを無理矢理綺麗に嵌め込んだ印象があるからかもしれない。 限られた空間...
★3.5 シリーズ1作目が手に入らず、2作目からのデビュー。でも2作目からでも困ること無く読み進められた。 面白いかと問われれば飽きずに読めて面白いのだけれど、どこか取って付けたような感じがする。すべてのピースを無理矢理綺麗に嵌め込んだ印象があるからかもしれない。 限られた空間での事件は被害者も加害者も限定され、ある程度予想がついたことも多い。が、その予想の上を行く容赦ない描きっぷりとグロテスクな真相には少々引き気味。 ある人がある人物を守ろうとするのだが、諸悪の根源プラス現在進行形でも裏切り続けているくせに全部中途半端な有り様。結局どうしたかったのか。 衝撃のエンディングで次作は読んでしまうだろうけど、例の相手に立ち向かって勝利できる主人公とは思えない。精神的にも身体的にも弱々しいので、失うものが何一つない壊れた相手(しかもかなりの怪力…)には分が悪すぎるのではないだろうか。
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面白くて、一気読みしてしまった。 第3作→第2作の順番で読んだ。 次々に事件がおこるが、呼びたい応援は嵐が邪魔をして連絡が出来ない。また雨風がひどく現場の保存がままならない。畳み掛けるようにどんどん事件がおき、被害者が増えていく。 スピード感、少しばかり先を見通すことが出来てもそれ以上の衝撃を与えてくれる展開、もどかしい状況のなかでも自分の職務を全うしようとする主人公ディヴィット・ハンターが魅力的だった。
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シリーズ第二弾。閉ざされた村での辛い体験が終わった後、ジェニーとオープンなロンドンで幸せに過ごしているかと思いきや、今度は更に閉ざされた孤島行き。よくよく閉じ込められる運命のドクターだ。 今回もドンデン返しが続いて、最後まで気が抜けない。ジェットコースターミステリーが沢山ある中で、決して引けをとらない出来で、ラストまで楽しませてもらったよ。 それにしてもラスト……これは大変だ。って、まあ続きがありますよ、宣言みたいなものであろ、とポジティブにとっておこう。
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知らずに読んだのですが、シリーズ二作目だったようです。 法人類学者という聞き慣れない職業の主人公が事件を追っていく話です。 前シリーズの本を読まなくても登場人物の把握はできました。 孤島に身を寄せ集めて生きている村人、美しいけれどどんよりとした自然の描写が暗い雰囲気です。 いか...
知らずに読んだのですが、シリーズ二作目だったようです。 法人類学者という聞き慣れない職業の主人公が事件を追っていく話です。 前シリーズの本を読まなくても登場人物の把握はできました。 孤島に身を寄せ集めて生きている村人、美しいけれどどんよりとした自然の描写が暗い雰囲気です。 いかにもエンターテイメントという感じで、さらっと読めて面白かったので、一作目のほうも読みたいです。
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法人類学者の主人公が科学的に事件を解明するシリーズ第二弾。前作は読んでなくとも、なんら支障のない内容だった。 イギリス最果ての孤島が舞台。閉鎖的な人々と隠された過去。人物を掘り下げれば奥行きも出ただろうが、荒削りなわかりやすい展開で、事件のみを追っていくという構成。嵐の影響と意...
法人類学者の主人公が科学的に事件を解明するシリーズ第二弾。前作は読んでなくとも、なんら支障のない内容だった。 イギリス最果ての孤島が舞台。閉鎖的な人々と隠された過去。人物を掘り下げれば奥行きも出ただろうが、荒削りなわかりやすい展開で、事件のみを追っていくという構成。嵐の影響と意図的に破壊された通信手段によって、島はクローズド・サークルとなる典型的な展開。 もうひとつわかりやすいのがキャラクター。人物造形がまさに“あるある”で、容易に映像として想像できるのが浅いと言えば浅いかな。全体的にUSAドラマを見ているような感覚で、特に目新しい印象もなければ、オーソドックスな本格を楽しめるという変な安心感もある。 終盤の破天荒さは特筆もので、サイコでメロドラマで支離滅裂。それまでどうにか本格の風貌を保っていたが、ここで一気にバカミスに転じたのが残念であり可笑しくもあり。奇怪なラストといい、時に迷走する作者みたい。でも人体が焼けていく過程については面白く読めた。
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