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猫弁 の商品レビュー

3.8

205件のお客様レビュー

  1. 5つ

    40

  2. 4つ

    79

  3. 3つ

    58

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2012/04/20

ノンスタイルの石田明さんが出演!とのことで、出版待ってた作品。悪人のいないミステリ。ミステリ?読み終わったあと、ほっこりできる作品。あまりにもうまいことすべてのピースがはまるのもご愛嬌で、私は好きです。人生ドン底のときでも、なんとかなるかぁ、ってちょっと勇気もらえました。

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2012/04/18

読んでいて映像化向きの作品だなと思ったら、映像化に向けて書かれた作品だった。ほとんどの登場人物が何からかの形で関係していくあたりにあざとさを感じないでもないですが、そこも含めてドラマ向きというか、おもしろかったです。

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2012/04/15

とても面白かった。 構成が見事すぎて、しかも、登場人物それぞれが、最初に登場したときには誰一人として好きになれそうもない連中だったのに、読み終わった後には、全員のことが愛おしくなれるという、理想的な傑作。 そのまま舞台にのせたい!のせるべき!と思ったものですが、それよりも何よ...

とても面白かった。 構成が見事すぎて、しかも、登場人物それぞれが、最初に登場したときには誰一人として好きになれそうもない連中だったのに、読み終わった後には、全員のことが愛おしくなれるという、理想的な傑作。 そのまま舞台にのせたい!のせるべき!と思ったものですが、それよりも何よりも、そもそもこの作品は、TBS・講談社ドラマ原作大賞受賞作らしいので、ドラマ化されます。 ただし、ドラマ化に当たって、二時間ドラマという時間の制約があるので、かなり改変されている模様。 と聞くと不安が出てくるのですが、脚本を、原作者が手かげているので、まったく問題なさそうです。 しかも、元々は脚本を書いていらした方が、あえて小説を売り出して名前を売ってドラマにしてもらおうという売名行為(!)で小説を書いたらしいので、つまり、元はシナリオライターの方ですから、小説からの脚本化に、不安のあろうはずもありません。 なので、ドラマでやるから読まなくてもいいかな、という方、ちゃんと原作も読んだ方がいいですよ。 もしくは逆に、ドラマにすると改悪されるから見ない方がいいかなという方、両方それぞれに楽しめるせっかくの機会ですよ、お楽しみあれ。 僕としては、今自分が読んでしまったからこそですが、先に小説を読まれた方がいいとは思います。 いやだって、何も知らずに小説読んだ方が、きっとイメージから受け取る驚きも……いや、大丈夫でしょう、きっとドラマを先に見たとしても。 それくらい、充分に面白いと思える作品だと思います。 ----------------------- そのまま舞台にのせたい!と書いたのですから、恒例(?)の、キャラメルボックスメンバーを勝手に拝借しての、架空のキャスティングでも考えてみましょう。 演劇集団キャラメルボックス『猫弁』 (※架空の公演です。あしからず) <キャスト> 岡田達也  百瀬太郎  (猫弁) 菅野良一  野呂法男  (弁護士事務所秘書) 大森美紀子 仁科七恵  (弁護士事務所事務員) 坂口理恵  柳まこと  (動物病院の獣医) 前田綾   大福亜子  (結婚相談所の担当) 實川貴美子 寿春美   (亜子の後輩) 原田樹里  一色むつみ (百瀬の見合い相手) 大内厚雄  大河内進  (シンデレラシューズの社長) 温井摩耶  伊藤ゆかり (大河内の秘書) 西川浩幸  桜井敏雄  (靴職人) 篠田剛   類田壮介  (霊柩車の運転手) 岡内美喜子 野口美里  (依頼人) 阿部丈二  木村一   (霊柩車誘拐犯) 筒井俊作  田村太   (木村の友人) 石原善暢  ラーメン屋 (借金取り) 三浦剛   梅園光次郎 (大家) 岡田さつき 大河内三千代(靴磨き屋) ※む。案外しっくりきてしまった。 ※若手役者あんまり知らないので、あんまり名前出せなくてごめんなさい。(とか言いつつ、小川江利子とか中村亮子とか名前出したい気持ちもありつつ、とりあえずは間に合ってます) <概要> 舞台美術は、濃い茶系の家具などが置かれている、猫弁の事務所。 ソファがあり、デスクがある。そのソファは、社長室や結婚相談所など、様々な場所でも同じく応接のソファとして使用される。 テイストは、明るいエンタメに特化。 楽しくて、人を好きになれる感じを前面に。 春夏秋冬いつの時期に舞台化しても、その時期に合わせることが可能な原作なので、問題なし。 猫については、その昔、『猫丸先輩の演劇』という舞台をやったときには、「猫を人間が演じる」ということで上演しましたが、せっかくなので、本物使いましょう、本物。 なあに、架空の公演企画ですから、このあたりは言いたい放題です。 舞台上で毛繕いとかしてたら、もう、猫がただむやみやたらと可愛いことこの上なしです。 勝手気ままに自由な猫たちとのコミュニケーションを図ることが、まずは稽古場での最初の稽古でしょう。 何が起きるか、本当にわかりません。 芝居は生もの? 猫は生き物です。(うまいこと言ったつもり) ※4月23日にこの小説を原作としたドラマが放映されますが、もちろん、この舞台化の話は全然嘘企画ですので、ドラマの方をお楽しみに。

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2012/04/12

テレビ局と出版社主催のドラマ原作賞をとった小説です。頭は切れるけれどヘタレな弁護士、トラブルに巻き込まれた売れないお笑いコンビ、謎の老婆に成り上がり丸出しの企業社長、結婚相談所のツンデレ職員…。実に分かりやすいキャラ設定です。「大誘拐」を知ってる人ならメインとなる事件の展開に目新...

テレビ局と出版社主催のドラマ原作賞をとった小説です。頭は切れるけれどヘタレな弁護士、トラブルに巻き込まれた売れないお笑いコンビ、謎の老婆に成り上がり丸出しの企業社長、結婚相談所のツンデレ職員…。実に分かりやすいキャラ設定です。「大誘拐」を知ってる人ならメインとなる事件の展開に目新しさは感じないでしょうし、伏線とするには全てのできごとが堂々と繋がりすぎるし、ミステリとするのは無理。弁護士の仕事についても事務所の猫についても大した描写はなく、百瀬が顔を出せば全ては丸く解決する展開の都合よさは読み物としても微妙。天然不思議ちゃん的な笑いと、全ての人があっさり善人になってしまう楽天さではユーモア小説としてもハートウォーミングストーリーとしても首をかしげるしかなく…。ドラマの原作というより、シナリオを書いてから小説に仕立て直したノベライズに近い感じがします。連続ドラマにするなら話が追いやすくて1、2回見逃しても着いていけていいかもしれません。 個人的結論。猫弁と名乗るからにはもっと猫を出して!

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2012/04/09

すーごく心が温かくなる本でした。キャラクター全てが魅力的で、大きいピースのパズルを解いていくような…。でも、これを連続ドラマでやるって…ちょっと?だけど、期待!

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2012/04/08

こういうお話結構好き。 書店でタイトル買いした本ですが、ドラマの原作だったのね。 「パズルのピースをはめていくように」物語が進んでいきます。 読後感もほっこりしてて好みです。

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2012/04/04

ドラマ原作大賞受賞作 確かにドラマ化を意識したようなストーリーです。 一応ミステリーに分類しましたが、ゆるーくほのぼの系です。 先は読めますが、優しい気持ちになれる本です。  猫好きの方もそうでない方も、機会があればどうぞ。  癒されます。

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2012/04/04

吉岡秀隆が、子供の頃から本当に好きなんです。ずっとずっと好き。 で、こちらの本には、吉岡秀隆主演でドラマやるよ、という帯がついておりました。 というわけで、ついつい購入。 絶対見ます。ドラマ。ただ、吉岡秀隆見たいだけ。 内容は、万人受けする温かミステリー。 先が見える部分もあ...

吉岡秀隆が、子供の頃から本当に好きなんです。ずっとずっと好き。 で、こちらの本には、吉岡秀隆主演でドラマやるよ、という帯がついておりました。 というわけで、ついつい購入。 絶対見ます。ドラマ。ただ、吉岡秀隆見たいだけ。 内容は、万人受けする温かミステリー。 先が見える部分もありつつ、だけど、この本の本質は、温かさと主人公のなんとも魅力的なキャラクターにある。ので、先が見えるからダメ、とはならない。 なんとも吉岡秀隆にピッタリすぎる役柄。見たくて仕方ない。。。 優しくて、まじめで、自己評価が低めで、前にでない。本当はすごい人なのに! あーなんて吉岡秀隆にぴったりで、私好みな主人公。 かるーくたのしむのに、ぴったり。

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2012/03/31

猫の弁護士……ではなく、猫専門と誤解されてしまう冴えない弁護士・百瀬を主役にした物語。コミカルでほんわかさせられる読み心地です。猫好きの人には当然お薦め。 猫だらけの弁護士事務所で事務員はその世話をさせられるため、すぐ辞めてしまって居つかないって……いえいえ、これって私にとっては...

猫の弁護士……ではなく、猫専門と誤解されてしまう冴えない弁護士・百瀬を主役にした物語。コミカルでほんわかさせられる読み心地です。猫好きの人には当然お薦め。 猫だらけの弁護士事務所で事務員はその世話をさせられるため、すぐ辞めてしまって居つかないって……いえいえ、これって私にとっては理想の職場なんですけどねえ(笑)。百瀬と猫との交流も微笑ましいぞ。 事件の真相などはかなりシンプルで分かりやすいかなあ。でも面白さはそがれることがありません。犯人?たちのキャラもなんだか憎めず。そして事件よりもむしろ、百瀬のお見合いがうまくいかない理由に驚きでした。まさかそんな真相が!

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2012/03/30

群像劇。群像劇でした。それならそうと早くいって欲しかった。群像劇のフォーマットは飽きました。 飽きてない人には面白いと思う。

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