猫弁 の商品レビュー

大山淳子【著】

2012/05/18

予定調和的なドラマっぽさがウリの本。手軽に読めて、最後はハッピー。肝心なドラマを見そびれたので、再放送があれば見たい。

猫弁先生のその後が気になる。

2012/05/13

これもまたランキング＆皆さんのレビューを見て購入。
ＴＢＳ・講談社第３回ドラマ原作大賞受賞とやらで、既にＴＶ化されて放映されたようだけど、それは見ておらず。
だけども、分かり易いキャラ設定と脈絡のなさそうな話がひとつにつながる展開で、物語は正にＴＶドラマ的にサクサクと進む。
前半、伏線がばら撒かれることも有り多少かったるく、後半、それらが思った通りに回収されて色んなお話がめでたくひとつに収まる。
小説としてはあまり意外性もないが、ながら見出来るＴＶドラマみたいな安心感はあり。
読む本切らしていたのであまり期待もしないで買って来て、出来もそれなりだけど、後口は悪くくなくて、まあいいんじゃないかという感じ。

2012/05/06

ほのぼのしたお話だった。まさかまさかの展開で伏線がピタリと一致した時、チョット話が出来過ぎか⁈とも思ったけど、内容は悪くなかった。後半3分の1は一気に面白かった。すでにドラマ化されてるとは知らずドラマみのがしてたわ

2012/05/04

あまりのハッピーエンド、ご都合主義とかそんなものを吹き飛ばすほど爽快なハッピーエンドだった。

何人もの視点で描かれ、パズルがピタリピタリと合い、一つのストーリーを作っていく感覚はすがすがしい。

ペット専門の弁護士こと百瀬太郎は一見凡人とかけ離れたように見える。しかし、ラストシーンに近づくに従って人間臭さを垣間見せてくれた。非常に愛着の湧くキャラクターであった。

1話完結がもったいない。

2012/05/03

スラスラ読める!!みんないい人で現実感がないかもしれないけど、物語のなかぐらいいいじゃない!!

いいことしてれば、幸せになれるって思いたいよね。
余談ですが、私は女性にしては足が大きくて靴選びに苦労してるので、サクライの靴ほしいです?

2012/04/28

帯の吉岡君の猫耳に惹かれて購入。その時点で吉岡君主演でドラマ化と分かってたので、当然頭の中では百瀬太郎は吉岡君の話し方で話す（笑）
7歳で母親と別れてひとりで生きてきた百瀬のなんとも言えない孤独感がじわっと。
事務所の女性が息子の事故の事を語った時の、先生が弁護士だったら・・・ってセリフが泣かせる。

2012/06/02

婚活中の天才弁護士・百瀬太郎は、毎日持ち込まれるやっかいな依頼に悪戦苦闘。猫いっぱいの事務所で人と猫の幸せを考える日々に、盗まれた霊柩車を取り戻してほしいという新たな依頼が舞い込んで…。ハートフル・ミステリー。

ＴＢＳ・講談社第3回ドラマ原作大賞作。出版からわずか2ヵ月後にドラマ化された。私はそのドラマを収録したがまだ観ていない。物語は猫がたくさん出てくるので映像は楽しそうだけど、ステレオタイプの登場人物、意外性の無いストーリー展開など、小説としての魅力には乏しかった。
（Ｃ）

2012/04/28

読んでいる間は面白く、ざくざく読めました。
全てが丸く収まるので、後味も悪くありません。

が、後半になると先が読めてしまうので、見慣れたサスペンスドラマを流し見している感じです。
(実際のドラマは見ていませんが本でもドラマの感じです)
文自体は読み易いのですが登場人物の名前とキャラクターがなかなか合致せず、最終的に今話しているキャラクターは誰だといった確認をしなければならない部分もありました。

女性陣が皆生き生きしていることが印象的です。

2012/04/27

文庫本のほうを購入。
タイトルに猫がついているのと、表紙の絵につられて読み始めると、
どんどんというわけではないのですが、緩やかにしっかりと
物語の魅力にはまっていった気がします。
サクライ印の靴がどれほど履き心地いいのか、
実際自分の足で確かめてみたくなるお話でした。
解説を読む限り、続編があるかもしれないということなので
期待しています。

2012/04/22

登場する全てのキャラが絡み合って、
最高にすてきな物語が紡がれる良作。

ひとりひとりのキャラに感情移入をさせ、
先を予想させながら読ませる、
すばらしい文章に感動。

読めてよかったすてきな本。