猫弁 の商品レビュー

大山淳子【著】

2013/05/26

百瀬の人柄にほっこり、彼のおかげでみんなが幸せになっている。百瀬の前向きな性格・人や猫に対する優しさ、読んでいて優しい気持ちになれる作品。続編もぜひ読みたい。

2013/05/19

猫弁先生の事務所、是非とも訪ねてみたいものです。
事件だというのにほのぼのとしつつ謎が解されていき、最後はきちんと繋がりました。
想ってくれる人というのは意外と近くに、そして見落としてしまうほどそっといるものだなあと思います。
二人の今後に幸あれ！

2013/05/18

ドラマ化されてからずっと読んでみたいと思っていたもの。
主人公の百瀬さんがかなりほのぼのしていて読んでてほっこりしました。

しかし猫関連の弁護というのも大変ですね^^；

キャラクターがみんな個性豊かで面白かったです

2013/05/01

うん これは面白い！

登場人物のキャラクターがとてもいい。

全体のほのぼの感もまた、癒される。

2013/04/30

第二弾はたくさん本屋に並んでたのに、これは見つけるの大変でした。読むなら一から読みたいし。感想は、とても、読みやすかった。ドラマ原作大賞作品だけあって、映像が浮かべやすい。オチがすぐわかってしまったけど、よしとしましょう。続きもすぐ買ったよ。

2013/04/26

猫弁(弁護士)百瀬の推理力はもちろん、「みんなが幸せになる解決」が見事。
キャラクターも個性派揃いで楽しく読めます。

「前頭葉に空気を送って働きをよくするために」上を向いて生きていきたいと思える一冊。

2013/04/25

自然と猫が集まる百瀬法律事務所を舞台に様々な依頼人たちが訪れる。
何故か猫絡みの事件が多いのは猫弁たがらか(笑)
少し伊坂幸太郎作品に作風が似てるかな。

2013/05/18

猫がらみの事件が多い弁護士の話。
表紙イラストのイメージで期待したとおり。
ひょうひょうとした主人公の、ユーモラスな話です。

百瀬太郎は、キャリア１５年の弁護士。
東大を卒業した年に弁護士となり、大手のオフィスに所属、世田谷猫屋敷事件をまるくおさめました。
それが評判となってペットにかかわる事件が殺到しすぎたため、独立。小さな事務所を構えて５年になります。
事務所には１０匹を越す猫がいて、事務員の七重は猫の世話ばかりに忙しい。
もうかっているとはいえないけれど、仕事は途切れなく舞い込みます。

百瀬は痩せた身体に安い背広を着て、見た目はあまりぱっとしない。
じつは婚活のため、結婚相談所に通っているが、３０連敗中。
その理由とは？

靴が汚れた百瀬は、たまたま近くにいた靴磨きの老婆に、片方だけを見事にぴかぴかにしてもらいます。
靴を買いに行き、シンデレラ・シューズの見事な靴を買ってみることに。普段は買わない高価な品だけど、実に足にぴったり来るのでした。

霊柩車が盗まれたので取り返してほしいという依頼を受け、これがシンデレラ・シューズの社長・大河内から。
社長の母である会長の葬儀の後のことでした。
遺体の身代金を要求する電話がかかってきたので、身代金を届けるなど交渉を一切任せるというのですが‥？

とぼけたテンポで淡々と進むうち、癖のある登場人物が次第に生き生きと絡み合います。
ただ、百瀬は天才ということになっているけど、あまりそういう感じはしないですねえ。
偶然というかめぐり合わせで解決するので、ご都合主義には違いないけど～心地よく読めて、キャラや台詞にところどころ光るものがあるので、十分かも。

うまくいかない夫婦も母子もどこかで心通い合い、うまくいかない婚活も意外な進展へ。
文句を言う事務員さえも最後の発言に真意が見えて、と心うたれるハッピーエンド。
読後感はとても良い！

2011年にTBS・講談社第３回ドラマ原作大賞を受賞した作品。
すでにドラマ化され、続きも出ています。

2013/04/18

タイトル通り猫がたくさん出てきて，猫に関する難事件を次々に解決していくに連れて，何故か事務所が猫だらけになってる弁護士のお話でした(^o^)

ドラマ化もされてて，人気のようなんだけど，
うーん…私にとっては，そんなに（？）な感じでした。

地味で，お金にならない仕事ばかり引き受けるけど，実はすっごい優秀な弁護士という設定だったなんだけど，
そういう部分があまり出てなかったような気がするし，
最初の方から犬の糞の話が出てきたり，周りの人たちがあまりに品がなかったり…(^o^；

でも，主人公の弁護士が，何かに悩んだときに「上を向く，そうすると前頭葉に隙間が出来ていいアイデアが浮かぶ」という方法（おまじない？）を小さい頃に少しの間だけ一緒に住んでいたお母さんから教えてもらった，というエピソードは，とてもステキでした。

2013/04/07

猫専門の弁護士として有名になった百瀬太郎を取り巻く事件を解決する。絡み合う依頼が一つになり、探偵物を読んでいる感じがした。
心温まります。