猫弁 の商品レビュー

大山淳子【著】

2013/02/27

主人公のいけてなさコソが、この小説を、面白く、身近に感じさせているとかんじました。

頭がいいのに抜けている、愛され主人公の今後の活躍に期待です！

2013/02/21

んー！よみやすさ、キャラはとってもたっていましたが、いかんせん。先が見えてしまいました。ハッピーエンドでしたが、盛り上がりもちょっと上がって終わり、と言うかんじで。
でもきっとドラマにしたら引き込まれる作品なんだろうな、というかんじです。

2013/02/21

ちょっと物語として「できすぎ」感も感じつつ、、まぁ物語だからいいのか、という感じ。

猫と大福さんがかわいい。

2013/06/25

ある事件を担当・解決したことからペット問題（なかでも猫）専門の弁護士と世間に思われている百瀬太郎。
優秀な頭脳と優しすぎるハートのバランスが悪く、そのせいか事務所は年中火の車だし、お見合いも上手くいかない。
そんな百瀬の事務所に舞い込んだやっかいな依頼。

猫が11匹もいる事務所！
猫好きにはそれだけでテンションあがります。
百瀬さんの事務所で働きたい（笑）

イメージぴったりの吉岡秀隆さんの百瀬さんはもちろん、猫もたくさん出ていたであろうドラマを観損ねたのが残念～。

以下、内容について。進むにつれネタバレ気味なのでご注意を。

作者がもともと脚本を書いておられたこと、ドラマの原作として書かれたこと、のせいか、簡潔でテンポが良い文章とシーンの切り替えでサクサク読める。
反面、情景や心情の書き込みが少し薄い気も。

平行して進む複数のエピソードと人物がだんだん繋がっていくのが、２時間ドラマ的ご都合主義で「どれだけ世間が狭いのよ?!」と突っ込んでしまったけれど、取りこぼしなく全てのピースが収まるところに収まるのでスッキリする。

どれだけご都合主義でも、登場人物がみんな幸せになるお話は好きだ。
「時間をかけてあらゆる制度を総動員し、オールハッピー」に導く百瀬さんのキャラが活きている。

大河内親子は二人とも素直に表現できないけれど、根っこはとても愛情深い。似たもの親子なんだなぁ。
母親を超えよう・倒そうと常に考えて、憎むほどになってしまった『究極のマザコン』の息子。
口では「死ね」やら「犯人が殺してくれてれば」など物騒で親不孝な言葉を言うが、いざ母親が殺された？！となるや赤鬼のような形相で犯人に襲いかかる。
かたや、ケンカ越しな物言いでわざと怒らせることで息子の背中を押す母親。
「母親の気持ちなど男にわかるものか」と三千代は言う。
けれど、わたしは進も心のどこかでわかっていると思いたい。

ラスト、七重の語る悲しい思い出。ひまわりの色。
最後にこの人にもっていかれるとは。

2013/02/16

猫が出てくる という事で手に取った作品
文中で 事件が繋がって行く様をジグソーパズルに例えられますが、読者もまさしくパズルが出来上がっていくような感覚を味わえます。それが心地いい。
最後のピースは予想外のサプライズあり。ドラマも観てみたくなりました。
続刊も楽しみです。

2013/02/10

出だしはどうかなぁ…と思ったんですが、見事に伏線回収を全部やっていただけたので、読後感はスッキリでした

2013/02/08

TBS・講談社ドラマ原作大賞
私はドラマはまだ観ていないので、カスヤナガトさんのイラストが先行して百瀬弁護士は好きなタレントをイメージして読んでいた。
キャラクターがとても魅力的。
読み始めは、「このキャラクターちょっとヤな奴…」と思って読み進むと「あれ。ちょっと見直した」と思うこともしばしば。
易しい文体なのでスラスラと読めてラストは想定内だったけど『ハートフル・ミステリー』というキャッチコピーがピッタリくる作品。
第２弾も楽しみ。
（単行本で読了）

TBSテレビ 　猫弁～死体の身代金～
http://www.tbs.co.jp/nekoben/
百瀬太郎：吉岡秀隆
大福亜子：杏

あらすじ
婚活中の天才弁護士・百瀬太郎は、毎日持ち込まれるやっかいな依頼に悪戦苦闘。―とにかく引き受けて、共に考え、解決の道を探したい。黄色いドアの向こう側、猫いっぱいの事務所で人と猫の幸せを考える日々に、新たな依頼が舞い込んだ。「霊柩車が盗まれたので取り戻してほしい!」すべてのピースがつながった後には、誰にも予想できない結末が待っている。笑いあり涙ありのハートフル・ミステリー。

2013/01/02

お話はすごく面白かった。
しかも、ラストは結構感動。
まだ語られなかったエピソードが多くあるから、続きがすごく読みたい！
…が、一点だけ気になることが。
視点が突然変わりすぎる！
章毎とかじゃなく、ホント突然。
前の行までと違うんだもん。
だから「あれ？　これは誰のことだ？？？」ってなることが多々あった。
そこの分だけ★一個マイナス。

2013/01/01

猫つながりで 購入してみた本です＾＾
短編連作形式にまとまってて 読みやすいし
個人的には猫好きだし テンポよく読めた＾＾
こんな弁護士いたらいーだろーなー って思いますね

2012/12/27

ドラマの原作用に書かれた作品ということで通勤中に軽く読むのに最適だろうと甘く見ていましたが、期待を大きく上回る面白さでした。
全体に漂う癒し系の雰囲気、軽妙な登場人物たち、並行して進行するエピソードが実は最後につながる伏線の妙とそれぞれの真相の意外性と爽快さなど、いろんな角度から楽しめる作品です。
かなり甘めの評点ですが、良い意味で大幅に予想外だったので星５つにしました。